2018年5月22日火曜日

[All Things Loud] ロック・オン・ザ・レンジを征服するBABYMETALの18枚の写真

[All Things Loud] ロック・オン・ザ・レンジを征服するBABYMETALの18枚の写真

ジャック・パーカー(2018年5月21日)






BABYMETALの出世は、長らくメタルそしてハード・ロックの世界における興味深い減少となってきた。この日本のグループは、そのヘビー・メタルとJポップの現代的なフュージョンを好きになろうが、単に嫌いになろうが、このジャンルのマーマイトとなったように思える。昨日、この分かりにくいバンドは、オハイオ州コロンバスのロック・オン・ザ・レンジに、その非常に魅力的なライヴ・ショーを持ち込み、その中で、彼女たちの音楽に対する一般的なアメリカ人のコンセンサスはものすごく、圧倒的な愛情に傾いていることが証明された。ジッポ・アンコール・ステージのこのバンドのセットのために、観客は群れをなして現れた。下にBABYMETALが本領を発揮している写真を18枚用意した。撮影:クリスチャン・サーカイン

▼元記事
18 PICTURES OF BABYMETAL CONQUERING ROCK ON THE RANGE







[Cleveland.com] Tool、BABYMETALなどで日曜にロック・オン・ザ・レンジが熱狂

[Cleveland.com] Tool、BABYMETALなどで日曜にロック・オン・ザ・レンジが熱狂

アン・ニッコロフ(2018年5月21日)






オハイオ州コロンバス発—一日中MAPFREスタジアムを陽光が覆い、ロック・オン・ザ・レンジは、日曜日になってようやく夏の音楽フェスティバルらしく感じられた。

フェスティバルの観客は、熱に負けじとタンクトップやビキニで姿を見せた。ショーの間は、日陰のエリアに集まって、日焼け止めをたっぷりと塗っていた。

三日間のイベントの最終日で、Tool、The Used、それにBABYMETALの公演をフィーチャーしていた。

ハイライトの一つは、Zippo encoreサイド・ステージに数千人の観客を集めた、BABYMETALのぎっしりと詰まったコンサートだった。日曜のステージでは最も人が集まった。この日本のメタル・バンドはステージで山のような演劇仕立ての場面を披露した。

(後略)

▼元記事
Rock On The Range turns up heat on Sunday with Tool, Babymetal, more (photos)






[Reddit] BMライブストリーム@ロック・アム・リンク(ドイツ)-ロック・イム・パルクはなし

[Reddit] BMライブストリーム@ロック・アム・リンク(ドイツ)-ロック・イム・パルクはなし

(2018年5月21日)






ロック・アム・リンクでBABYMETALの演奏を見られるようだ。Telecom Germanyが4台の360°カメラを使用する。実際に面白いことを期待しよう :)

見方は三通りある。

AndroidまたはiOSのアプリ

ストリーム・ポータル経由

チャンネル131で始まるエンターテインTV。これは、ペイTVプロバイダーを既に使っていなければ関心の対象にはならないと思うし、欧州以外で利用できるかも分からない。

さらに詳細な情報が判明したらポストするが、さもなければ誰か俺の前にやっているということだ。ストリームとかショーやドイツ滞在に関する疑問がある場合は遠慮なくきいてくれ。

aertyar
先週ツイッターで局にきいてみた。アーティストと交渉中だった。だから祈ろう。

ところで、放送局なんで、BMについてリクエストしても罰は当たらないと思うよ ;)

jabberwokk
LiveXLiveのRotRストリームでは、BABYMETALが登場した時には、視聴者が倍増して、その後のヘッドライナーでは半減した(5,000-10,000-5,000)ことも話すといいよ。関心があればだが、需要はある。

chucodoo
もっと多かったな。Baroness 3,000 -> BM 10,000 -> Godsmack 3,000

voidmetal
いいね、さらに情報を頼む。

Kmudametal
すげえ! 最新情報ありがとう。

userwave
いつ? スケジュールを知らないんだ。

WolleMetal
確実なのはこれまでのところFoo Fightersだけだ。たぶん、ツイートをしたら役立つかも?!

このツイートはロック・アム・リンクについてだ https://twitter.com/MagentaMusik360/status/997862966472138752
ツイッター・アカウントはこちら https://twitter.com/MagentaMusik360

DanFZ
2017年にはいくつかアーティストを放送したけど、2018年は放送や予定が確定したわけじゃない。はっきりしたことが分かったらポストしてくれ。

DomSim
Android apkのリンクは下から。たぶんアメリカのプレイストアからはダウンロードできないと思う。アプリはドイツ語のみだ。

https://m.apkpure.com/magentamusik-360/de.telekom.magentamusik

▼元記事
BM Livestream @ Rock am Ring / Germany - No live stream from Rock im Park






2018年5月21日月曜日

[Noise Pollution] コンサート・レビュー:BABYMETAL('18年5月18日、ナッシュヴィル、マラソン・ミュージック・ワークス)

[Noise Pollution] コンサート・レビュー:BABYMETAL('18年5月18日、ナッシュヴィル、マラソン・ミュージック・ワークス)

ジェイムズ・メイズ(2018年5月20日)






BABYMETALほど意見が両極端に分かれるバンドが音楽界にあるだろうか?

このバンドが、2014年のバンド名を冠したデビュー・アルバムをリリースして世界的にブレイクして以来、バンドはメタル・ファンを二分してきたように思える。BABYMETALのブルータルなメタル・リフとJポップの奇妙な融合が好きな連中と、このバンドが触れるものを聴くくらいならすごんでみせる連中だ。

私が前者であることは認めよう。'14年の国際的なデビュー作を新鮮な息吹と感じた。このバンドはメタルの伝統を壊し、「メタル」がどうありうるのかというアイデアを拡大した。だがそれがどうした? プログレ・メタル・バンドはあれを30年もやっている。

(私はここでバンドを以前擁護している。)

だが誰もがそういう見方をしているわけではない。IMN(インターネット・メタル・ナード)の中には、BABYMETALをあまりにヘイトしているために、BABYMETALが好きなあらゆる人を小児性愛者と非難する(3人の女性の主人公、スゥメタル、モアメタル、それにユイメタルはバンド結成時にそれぞれ14歳、12歳、12歳で、デビュー・アルバムをリリースした時点でも最年長がまだ16歳だった。)

でも私は他の連中がどう思うのか無理して相手にしようとは思わないし、インターネット上で他人の結構なご意見を受け取ることにも関心がない。私が興味を持っているのは、私を陶酔させ、言葉もなくしてくれるようなライヴ音楽によるスペクタクルだ—そしてBABYMETALは、ナッシュヴィルのマラソン・ミュージック・ワークスにおけるソールドアウトのショーで、5月18日(金)にまさにこの経験を与えてくれた。

エピックなイントロが、ステージ一杯のスクリーンに映し出された瞬間から、最後のエピローグまで、満席の観客は釘付けになっていた。君の知っている典型的なメタル・ショーではなく、本当に、なんてこった。私は人生を通じて典型的なメタルショーを見てきた。私は何か新しいものが欲しいんだ。

2018年のワールド・ツアーの背景には何か物語があるが、バンドの音楽については良く知っているが、私はストーリーを説明できない。フォックス・ゴッドが七人の選ばれし者(?)を名付けただか創造しただかで、これがダークサイド(?)から降りてきて……何かをする? なんだって? 勘弁してくれ。

だが気にするな、これはどうでもいいんだ。バンド(ユイメタルが一時的にツアーから外れているとしても4人の女性主人公をフィーチャーした)バンドは、この晩の最初の一音から圧倒した。

ブルータルなSlipknotスタイルのメタルの学校で学んだミュージシャンのラインナップによるバンドは、一流で、それがインストゥルメンタル・ナンバーを演奏する中、ファラオのフォックス・ゴッドの衣装とマスクをまとった4人のスターが、ステージでピッタリと合わせて大きな杖を振る。次の曲でマスクが外されると4人はポップ・ショーでまず普通予想するような同期したダンスのセットを開始する。

だがこれはポップではない、少なくとも私たちが知っている「ポップ」ではない。BABYMETALのポップとメタルのハイブリッドはあまりに流麗なので、バンドは基本的に両方のジャンルを同時に演じている。サウンドはブルータルだが、ポップばかりでなく、エレクトロニカやヒップホップの香りもある。だがメタルは基礎であり、常に存在している。

ステージには4人の主役がいるが、リード・ヴォーカリストのスゥメタル(中元すず香)がスターだ。バンドは彼女の声を中心として構築されており、まだ20歳の若さながら、彼女はナッシュヴィルのステージを支配した。くすくす笑っている女学生どころではなく、スゥメタルは、自信に満ちた揺るぎないステージ上の存在だ。スゥメタルにグループをひっぱらせることを選んだ時に、偉大さの要素を見出したプロデューサーたちは、自分たちが何をやっているのかを理解していた。

モアメタルと残りの主役たちは、常時同期の取れた動きをしており、この4人は印象的なユニットとなるところまで振り付けされ、リハーサルしている。スゥメタルは時々ステージにソロで立つが、女の子たちの一人一人がスポットライトを浴びる瞬間があり、特に戦っているようにみえる、信じられないような空手スタイルのダンスでは、ハイキックで偶然誰かを蹴り倒してしまうのではないかと思い続けていた。

ショーのハイライト? いくつか選ぶだけでも難しいが、特に目立っていたのは、"メギツネ"、"ギミチョコ!!"、"Distortion"、"GJ"、それに"The One"だ。音楽上の退屈な瞬間など存在しなかった。特にものすごいナンバーの後で、私は「神様、彼女たちは素晴らしい!」と叫んでしまった。会場の様子からすると、満員の観客の残りも同意していたと思う。

65分でショーはあまりに早く終わった……だが妻と意見が一致したのだが、あれだけのダンスや動きを考えれば、これ以上長いショーをやるのは女の子たちにとってきつかっただろう。

誹謗中傷を行う連中が、BABYMETALのファンは少女たちに性的な関心を抱いていると訴えるから、4人の主役たちを静的なかたちで示すようないかなる試みもなかったと言っておく。衣装(私が見逃していなければ、二度衣装替えをしている)は、頭の天辺からつま先まで四人をかなり覆い隠していた。ドリス・イエのような太ももまでのブーツやガーターなど存在しない。見えていた唯一のむき出しの肌は、上腕だけだった。

スゥメタルやモアメタルたちが投影するイメージは、カワイサやセクシーさではない。その代わりに彼女たちが投影するのは、パワー—正当で、確信に満ち、堂々としたパワーだ。

ショーは、アメリカの音楽の多くにあるような、むき出しのセクシズムやたいくつな誇張された(しばしば女性の「エンパワーメント」というかたちであまりうまくなく押しつけられる)セクシュアリティとは大きな隔たりがある。9歳になる娘を連れて行くなら、ビヨンセやBUTCHER BABIESのショーよりも、BABYMETALだ。

現在、バンドの現在のツアーでは、もう1公演、すなわち20日(日)のロック・オン・ザ・レンジが残されている。その後、バンドは6月にフェスを回るために欧州に行く。だが、BABYMETALをライヴで観るチャンスがあったら、見逃してはいけない。私にとって、ナッシュヴィルの金曜のショーは、記録的なショーの一つだった。

残りの2018年米国・欧州ツアー日程:

5/20 - オハイオ州コロンバス@ロック・オン・ザ・レンジ
6/01 - ドイツ、ニュルブルク@ロック・アム・リンク
6/02 - ドイツ、ニュルブルク@ロック・イム・パルク
6/04 - オーストリア、インスブルック@ミュージック・ホール
6/05 - オランダ、ユトレヒト@ティヴォリ・ヴレデンブルク
6/09 - 英国、ダービーシャー@ダウンロードUK

(日本のツアーは秋に予定されている)

▼元記事
Concert review: Babymetal (Marathon Music Works, Nashville, 5/18/18)







2018年5月20日日曜日

[Honey's Anime] BABYMETALコンサート・レビュー:闇と光が一つとなる場所

[Honey's Anime] BABYMETALコンサート・レビュー:闇と光が一つとなる場所

メイ(2018年5月18日)






「闇と光が一つとなる場所」

イベント:BABYMETALワールドツアー2018
日付:2018年5月15日(火)
場所:アトランタ、ザ・タバーナクル

はじめに:Metal Resistance Ep VII

火曜日の午後4時だというのに、既にBABYMETALを期待して、センテニアル・オリンピック・パーク地区には既に長い行列ができていた。年長のメタルヘッドからコスプレした少年少女まで、多彩な観客は、このツアーで紹介された新しい伝説についての会話に夢中になっていた。衣装に関して、バンドが通常選んでいる色である黒や赤を着ている者が多かった。アメリカ・ツアーにはユイメタルが参加できないと発表されており、中にはそれが約束されていた「The Chosen Seven」の登場の関係があるのかと考えていた。インスタグラム上の謎めいた画像や、ダークサイドからの7人のメタルの存在についてのビデオによって、フォックス・ゴッドが何を企んでいるのか分かる者はいなかった。

手荷物検査と接触検査によってセキュリティは厳しかったが、ドアが開くと、行列は素早く進んだ。マーチャンダイズの行列はすぐに長くなったが、タバーナクルにはバーが8カ所くらいあるので、ドリンクはそんなに待たなくても良かった。一番低い階で、バーにはさまれて、いろいろなシャツ、キーチェイン、帽子などからなるマーチャンダイズ売り場があった。喫煙所も、厚い垂れ幕で区切られてすぐ外にあった。一つ上の階に進むと、メイン・フロアがある。その上はソファのあるVIPメンバーのための階で、さらにその上には、通常の劇場スタイルの椅子があるバルコニー席があり、各階にバーがある。

会場の収容人数は2,600人だが、コンサートはソールドアウトとなっており、すし詰めで多くはショーが始まる前でさえバルコニーに移されていた。メタル・ファンは言うことを聞かないことで知られているが、ショーの全世代という性格を重んじて、観客は概して礼儀正しかった。中には飲んでいる者もいたが、騒いではいなかったし、多くのより背の高いファンが、背の低いファンにステージ近くの場所を譲っていた。メンバーの1/3を欠き、オンラインで囁かれていた新しい預言もあって、どのようなショーをBABYMETALが行うのかを見るべく、誰もが興奮していた。

僕はここにロックしにきたんだけど、小さな女の子たちはどこに行ったの?

もうそんなに小さくないわよ! スゥメタルとモアメタルは二人とも才能あるシンガー兼ダンサーで、音楽はとてもパワフルなの!

公演:メタルの魂を見よ!

9時10分頃に、「Metal Resistance Ep VII」サーガを紹介するために使われてきたものに似たヴィデオが上映され始めた。入り口のイメージ、堂々とした魂、そしてこの世のものとは思えないかたちで混ざり合っていく闇と光が、観客をとりこにした。ヴィデオを通じた低い声の語りは、お互いがなくして光と影は存在できず、The Chosen Sevenと呼ばれる七つのメタルの魂は、フォックス・ゴッドによってダークサイドから降臨するように命じられたと説明した。その声は、このような魂は必ずしも同じ次元に存在するとは限らないし、いつ、どこで、あるいはどのように彼らが姿を現すのか観客が知ることはできないと告げた。たぶん、答えよりもより多くの疑問を残して、ヴィデオは終わり、音楽が始まった。

カーテンが落ちると、観客拍手喝采で爆発した。フォックス・サインが掲げられて、フォックス・ゴッドの使徒たちを迎えた。黒衣と堂々とした尖った帽子、それに黒のマスクをした、四人のメイジのような姿をした女の子たちが、印象的な杖を振っていた。"IN THE NAME OF"が終わると、照明が落ちた。それほど動いているわけではないのに、彼女たちの動きはとてもパワフルで魅力的だったので、誰もがショーの残りに熱い期待を抱いた。照明が戻ると、これまでとは少し違った衣装を着て、モアメタルが二人のバックアップ・ダンサーと共に後ろ側に、スゥメタルが前面に立った。観客は、2018年ツアーを祝うためにリリースされた新曲、"Distortion"を聞いて熱狂した。誰もが「ウォウ、ウォウ、ウォウ、ウォウ」に合わせてシンガロングし、多くが腕を掲げるかヘッドバンギングしていた。

彼女たちはセット・リストを続けていったが、エネルギーを失うことはなかった。どの曲も印象的で、ペースの速い振り付けがあり、スゥメタルとモアメタルの持久力に圧倒される。白塗りの神バンドはいつも通りパワフルな演奏だった。コードで撃たれ、音楽と共に鼓動が高まるように感じられた。スゥメタルの甘いが支配力のある声と対照的なデス声は、誰もが予想していた不協和だ。

観客が加わって歌ったり、一緒に叫んだりできるやさしいパートが多いので、"メギツネ"は特に歓迎された。血も凍るようなスクリームとヘビーなベースを伴った、そのミステリアスでメロディックなヴォーカルによって、"メギツネ"は観客を台熱狂させ、ずっと生まれそうだったモッシュピットが遂に開いた。(日本のキツネの霊を参照し、最も不気味で、魅力的なかたちで日本の民謡、さくらのメロディーを再構成しているため)より多くの日本的なサウンドと歌詞のインスピレーションを持つこの曲は、観客を確かに共鳴させた。ここでもフォックス・サインが激しく中に掲げられた。

終幕に向かって、BABYMETALはあれほどの精力的なダンスとノンストップの歌唱の後で、もちろん必要となる短い休みを取ったが、それは観客が力を入れ直す上でも良い瞬間だった。感情的にも肉体的にも疲れた私たちは、BABYMETALが戻ってくるのを辛抱強く待っていた。彼女たちは"Road of Resistance"と共にステージに戻り、スゥメタル、モアメタル、そしてバックアップ・ダンサーが、日食の太陽という"Distortion"の白黒の背景と共に、旗のルーティンを行った。それから曲のヘビーなパートに進み、観客はエネルギーの第二波として、ジャンプしたり、お互いにぶつかり合ったりした。BABYMETALはこの晩を、"The One"のパワフルな演奏で終え、誰もがまた一つになった。英語の歌詞がみんなに届き、基本的に英語を話す観客に対して、より強い一体感を生み出した。最初は静かな始まりで、観客に対して催眠術にかけるような効果があったが、ヘビーなギターが入ってくると、観客は多くの完成やスクリームでこれに応えた。照明が付き、ショーが終わると、1時間ほどという比較的短いコンサートの長さにもかかわらず、誰もが疲れていたが、楽しんでいた。

ワオ! 音楽はヴォーカルが可愛いからといって変わることはないんだ。

歌詞は平均的な攻撃的メタルとは違うかもしれないけど、彼女たちは本当にメタル・バンドよ! そしてスクリームの仕方が分かってる!

おわりに:対立物の世界がユニークなバランスを創り出す

ゆっくりとした、揃った杖や旗の動きであれ、高速のジャンプや腕の動きであれ、BABYMETALは観客をその意のままにした。彼女たちは観客に語りかけなかった。その代わりに、その言葉を聞きたいと必死になっている普通の人々に対して、その知恵を分け与える女性の高僧のように見えた。まだ若いが、彼女たちは観客の注目を動かし、素晴らしい公演を行った。彼女たちのパワーと強力さは誰も否定できないし、観客は多様だったが、誰もが良い気分で家路についた。

照明とビジュアルを通じて、神バンドの屍体のようなメーキャップ、女の子たちのコスチューム、そして絡まり合う闇と光まで、別の存在の次元からきた何かを見せられているように感じられた。よりパワフルな感覚のための濃い赤、強烈さのための白のストロボ・ライトに照らされ、フロアに広がるスモークによって、BABYMETALの音楽の周りにスピリチュアルな雰囲気が加えられていた。

特別な瞬間の一つは、昔からのとても良く知られた曲、"ギミチョコ!!"を演奏した時だった。昔からのファンも、新しいファンも、耳に響くヘビー・メタル・ミュージックと共に、かわいくてシンプルな歌詞は慣れ親しんでいて、ワクワクしていた。スゥメタルとモアメタルはコンサートの間、あまりお互いに近寄っていなかったが、二人の振り付けはお互いに反応していて、とてもかわいらしかった。子供らしい姿から、ものすごく堂々とした存在にまでなれるのかには驚かされるが、BABYMETALがライブで見るべき、楽しくて信じられないバンドとなっているのは、この二つの顔によるのだ。

モッシュでとても疲れたけれど、それだけの価値はあった!

私が抑えていた感情が、今夜みんなと一緒に解放されたように感じる!

セットリスト

1. In the Name Of
2. Distortion
3. Elevator Girl
4. Tattoo
5. GJ!
6. 紅月
7. メギツネ
8. ギミチョコ!!
9. KARATE
10. Road of Resistance
11. THE ONE

▼元記事
BABYMETAL Concert Review: Where Dark and Light are One







2018年5月19日土曜日

[Yesterdize News] Babymetalが2018年ワールド・ツアーでダラスのハウス・オブ・ブルースに登場

[Yesterdize News] Babymetalが2018年ワールド・ツアーでダラスのハウス・オブ・ブルースに登場

トレイシー・フラー(2018年5月11日)






2018年5月11日(金)、(Blues Brothersのダン・アイクロイドが共同所有している)ダラスのハウス・オブ・ブルースに、私は冒険に出かけた。この夜のアジェンダは、Jポップ・メタルの風雲児、BABYMETALを中心に回っている。

ショーの内幕をすべて知るために、私はドアが開く2時間ほど前に会場に到着した。驚いたことに、チケット受取の行列は、既にブロックを一周していた。ボックスオフィスの係員と話した後で、この春、ショーは一時間かからずにソールドアウトになったことを知った。何か特別なことが起ころうとしているのが分かる。食事をしたあとで、私は行列の後ろに行って、ファンのヴァイブを感じようと思った。言葉にすれば、観客は、ダイハードなファナティシズムとマンガコンのヴァイブが混ざったような感じだった。

この上ない大音量で、BABYMETALを鳴らした車が通り過ぎる。ファンは、お互いに歓声を上げ合い、ハイファイブをやっている。入場時間がきた。私はセキュリティーチェックを抜け、この晩、私たちみんなのためにバンドが何しに来たのかを見るために会場のドアに向かった。照明が落ちてまもなく、前座のSkyharborがステージに立った。私は照明のリズムを取るために一分ほどそこに立ち、曲の間のバンド全体のコラボレーションを良いと思った。私にはTeam Sleepのようなヴァイブが感じられたが、ギターが多めだった。彼らのセットは完全に楽しんだし、将来またみたいと思う。

私がBABYMETALをライヴで観るのは初めてだったので、自分の前で明かされようとしているものを見ることにとてもワクワクしていた。この夜に向けて、少し前もって調べ物をしていた。日本は、現在の少年少女をポップの人気者にするための「アイドル」文化で知られている。この延長線上に、これがBABYMETALとして私たちが知っているJポップ・メタルの大騒ぎにつながってきたのだ。

私の期待がピークに達したところで、照明が暗くなった。呪術的な低音が響く中、BABYMETALがステージに登場し始めた。一つはっきりしていたことがある。これは単なるメタル・ショーではなくて、強烈な劇場公演であるということだ。これはものすごく没入できるショーで、神バンドがストーリーの最新ページを描き出している。これは七人の「選ばれた」メタルの弟子たちについての話で、「フォックス・ゴッド」として知られるよく分からない存在の預言を満たすのだ。これは、振り付け、アンサンブル、そしていろいろな制作上の詳細を通じてBABYMETALが実現し、あらゆる場面で観客を驚愕させた。

ファンは本当に興奮していたので、モッシュピットを開こうとしたが、BABYMETALのステージセットの演劇性に夢中になり、ステージを見るためにしょっちゅう止まってしまい、しっかりとしたピットを維持することができなかった。

グループは、「BABYMETAL」('15)および「Metal Resistance」('16)の曲を組み合わせた素晴らしい演奏を行った。神バンドは、BABYMETALがロックし、ハーモニーを聞かせ、揃って"Karate"を演じる中、素晴らしく正確な演奏で圧倒した。これは非常に洗練された、アドレナリンが上がる取り組みだった。だが、"GJ"や"メギツネ"のような曲でパワフルでブルータルであった以上に、この公演は多少なりともエモーショナルなものでもあった。スゥメタルは、"紅月"で完璧なヴォーカル・ショーを提示し、青い照明とスモークによって、会場の雰囲気が魅力的な瞬間となった。

BABYMETALのショーを初体験する者として、私は何を期待して良いのか分かってはいなかった。彼女たちの日本での公演を見たことがあるなら、なぜどうなるのか私が分からなかった理由が理解出来るだろう。正直、グループは私の期待をはるかに上回ったばかりでなく、彼女たちのセットに投入された効率と制作上の勝ちに迫ることができるメタル・バンドはそれほど多くないと思う。メタルは、バンドの音楽が存在している導管に過ぎない。彼女たちは、通常のメタルの重さや暗さという聖痕よりもはるかに高くハードルを上げた。その代わりに、BABYMETALは、目覚めや空手やチョコレートについての曲を歌いながら、奥行きと成長を響き渡らせた。彼女たちは、メタルが自分たちの周囲に築き上げた社会的な壁の一部を壊すことで、これまで誰もやったことのなかった何かをやっている。

もしBABYMETALを観るチャンスがあったら、優先させることだ。ずっと続く感動を与えるだろう。

Babymetalセットリスト:
In The Name Of
Distortion
Elevator Girl
Tattoo
GJ!
Akatsuki
Megitsune
Chocolate
Karate
Road Of Resistance
The One

2018年ツアーの残りの日程で、BABYMETALを観てくれ:

5/18 - テネシー州ナッシュヴィル@マラソン・ミュージック・ワークス
5/20 - オハイオ州コロンバス@ロック・オン・ザ・レンジ
6/01 - ドイツ、ニュルブルク@ロック・アム・リンク
6/02 - ドイツ、ニュルブルク@ロック・イム・パルク
6/04 - オーストリア、インスブルック@ミュージック・ホール
6/05 - オランダ、ユトレヒト@ティヴォリ・ヴレデンブルク
6/09 - 英国、ダービーシャー@ダウンロードUK

▼元記事
Babymetal Brings Their 2018 World Tour to the House of Blues in Dallas






2018年5月17日木曜日

[Musicblend] ダラス、ハウス・オブ・ブルースのBABYMETAL

[Musicblend] ダラス、ハウス・オブ・ブルースのBABYMETAL

アンディ・アプトン(2018年5月12日)






音楽の世界にはこれまでも非常に変わったコンセプトがいくつか存在してきたが、昨晩、ダラスのコンサート・ファンが目撃したものほどのものは存在しないかも知れない。日本の風雲児、BABYMETALがダラスを訪問し、ヘビー・メタル・バンドの前の若い女性の、忍者のようなシンガーたちが少しありえないように思うなら、これを一見する必要がある。私はこれから何が起ころうとしているのか十分理解しているつもりだったが、残念ながら私は間違っていた。

ツアー仲間のSkyharborが、プログレッシヴ・メタルの短いセットでこの晩をスタートさせたが、彼らは十分印象的だった。ギタリストのケシャヴ・ダールがスタジオ・プロジェクトとして始めたものが、極めて優れたライヴ・グループに変身した。ヘビーなギター・リフに激しいドラムスとエリック・エメリーの表情豊かなヴォーカルが続くことで、彼らのダークなステージは音楽に合っていた。Skyharborは、演奏が続くにつれて勢いが出て、高速の燃えるようなギターがひっぱることで成功のうちに終わった。このツアーは、彼らの音楽にもっと人々を惹きつけることになるだろうし、BABYMETALにとってどのような将来が待っているのかを目撃することになる。

ほとんど一時間近くに思えるほど待ってから、会場の照明が落ち、観客が大歓声をあげ、"In the Name of"の最初の音符—大狂乱が始まった。観客の絶叫は、轟音ドラムと泣きのギターをかき消すほどだった。この最初の曲はインストゥルメンタルで、スゥメタル、モアメタル、それに2人のバックアップ・ダンサーが作り込まれた杖を振る中、非常に深くて、邪悪に響く詞が投げ込まれる。マシンガン・スピードのドラムスが、"Distortion"の導入となり、BABYMETALのあらゆるものが解放される。音楽は希有であり、振り付けられたダンスは見物であり、この二つの組み合わせは、これまで見たこともないようなものだった!!! 音楽が最大音量まで上がると、歌詞を聴き取るのは難しかったが、それでも壮観そのものだった。

"Elevator Girl"はソフトなJポップ・ナンバーのように始まるが、すぐにストレートなロックとなり、"Tattoo"は、今年ダラスのハウス・オブ・ブルースが耳にした中でも最もヘビーかも知れないリフを含んでいた。ドラマーは信じられないほどうまく、彼の"GJ"へのバス・ドラのイントロは、さらに観客を興奮させた。ためらいもなく自分たちも参加できるコーラスの歌詞やシャウトを知っていたからだ。モアメタルがこの爆発するような曲のリード・ヴォーカルを担当し、激しいギター・ワークは、観客のバッキング・ヴォーカルに包まれた。スゥメタルが"紅月"で再びステージの中央に立ち、偉大なギター・ソロが、女の子たちの振り付けられた素晴らしい「模擬戦闘」の背後に隠されていた。

"メギツネ"もやはりとても、とてもヘビーなベースに導かれる曲で、元気いっぱいの"ギミチョコ!!"では再び観客がすべての歌詞を歌っていた!!! 私の人生で、チョコレートについてのヘビー・メタルの曲を聴くことがあると想像したこともなかったが、ここでバンドと観客のどちらがより楽しんでいるのか分からなかったので、とにかく呆然とした。彼女たちの2016年のヒット曲、"Karate"も、バンドの超高速ビートにぴったりと女の子たちのダンス・ルーティンが一致しており、これまた素晴らしかった。

このコンサートの終わりには、さらに2曲の素晴らしい曲、"Road of Resistance"と"The One"が待っていた。BABYMETALは、熱心なファンをまさしく興奮させ、新しいファンも何人か集めたかも知れない。そのとりこになる微笑み、陽気なパーソナリティー、ダンスやカンフー・ファイトの動き、そしてヘビー・メタルのバッキング・バンドは、これまで想像も付かなかった新しい高みへとこのバンドを運んだのかも知れない!!! 私はパッケージ全体に完全にノックアウトされたし、近い将来また見たいと思う。

▼元記事
Babymetal at House of Blues Dallas