2016年12月31日土曜日

[ご挨拶] どうもありがとうございました。


2016年2月27日にここをスタートしてから10ヶ月、つたない訳にお付き合い頂きありがとうございました。

その間に、「Metal Resistance」のリリース、ウェンブリーでのライヴ、欧米のツアー、メタル・ゴッドとの共演、四大フェス制覇、東京ドーム公演、そしてレッチリの前座と夢をたくさん見させてもらいました。来年も、BABYMETALはきっともっと大きな夢を見せてくれるものと思います。

たくさんの方に訪問頂きましたが、素早く記事を紹介・リンクして頂いているBABYMETALの使徒さんには本当にお世話になりました。心より感謝しております。

また来年は過去記事の翻訳にも力を入れたいと思っています。もしこれは資料的に訳しておくべきだという記事などありましたら、ご教示頂ければ幸いです。

よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

管理人


[Playstation. Blog] プレイステーション・デベロッパーの大晦日パーティ向けスポティファイ・プレイリスト

プレイステーション・デベロッパーの大晦日パーティ向けスポティファイ・プレイリスト

2016年12月30日



世界中のデベロッパーが選んだ、年末のお祝いに特に監督したサウンドトラック

大晦日のお祝いのパーティについての永遠の心配事、それがプレイリストだ。ためらいが支配する。どの気分にどの曲? そしてスポティファイが、世界規模の素晴らしい音楽の歴史を利用することをずっと簡単にしてはくれたが、誰かが君の夕方の流れを、素早い「追加」を押すことで、強引に勧めてくれる方が楽だろう。

だからお客様……そして君自身の手からデジタル音楽の監督席というゲームには手を出さないことをお勧めする。世界をリードするプレイステーションのデベロッパーに、代わりに選ばせるというのはどうだろう?

私たちは世界中のクリエイターに、自分たちのデザインした大晦日のプレイリストのカットを作るよう、推薦してくれと頼んだ。おなじみの名前、新曲、クールなビート、ユニークなダンス・フロア・フィラー……下のスポティファイ・プレイリスト*(そしてデベロッパーの自分がなぜ選んだのかについての話)を下から見てくれ。

*曲の選択は、地域により異なる場合がある

(中略)

Road of Resistance
BABYMETAL

「この曲を聴けば、これだけではなく、すべてのプレイリストにそれが必要なのかが分かるはずだ」

川田将央、プロデューサー、バイオハザード7、カプコン

(後略)

▼元記事
PlayStation developers’ New Year’s Eve party Spotify playlist


2016年12月30日金曜日

[Demons Zone] Live At Wembley

Live At Wembley

スティーヴン・ローニー(216年12月29日)



セカンド・アルバム、「Metal Resistance」が大成功を収めたあとで、BABYMETALは数多くのソールドアウト・ショーを行い、その中で、ロンドンのウェンブリー・アリーナでの巨大なショーを録音した。結果は、バンドのファンを楽しませ、バンドに対する疑問の多くに決着を付けるかも知れない、驚くべきほど優れたライブ作品となった。

「Live At Wembley」によって、BABYMETALは正当なライブ・バンド、金を出しただけの満足を与えることができるバンドになったといっても大丈夫だろう。バンド自身は、最初から最後までプロフェッショナルだ。どう少なく見積もっても、ドラムスは驚異だし、ギター・ワークは印象的だ。バンドはBABYMETALの最初の2枚のアルバムにある素晴らしいビート、メロディー、そしてリフを、完璧な精度で再現する。俺の個人的なお気に入りは、"META メタ太郎"、"あわだまフィーバー"、そして"イジメ・ダメ・ゼッタイ"だ。

「Live At Wembley」のボーカルは非常に強力で、ほとんどの場合、前面に出て、明瞭だ。スゥメタルは心の底から歌い、素晴らしい"The One"で全力を尽くす。ユイメタルとモアメタルのバッキング・ボーカルは必要なことをまさにその通りに行っている。バッキング・トラックが目立つ場面はあるが、実際にバンドの演奏を邪魔することはない。この上なく有効である程度に、背景にうまくミックスされている。

セット・リスト全体がリリースされなかったこと、そしてパッケージが少し情報不足な点はちょっと失望した。だが、サウンドについては、これはBABYMETALのライブ能力を疑っている者に強く勧めることができる素晴らしいCDだ。演奏は非常にエネルギッシュで、一秒たりとも緩むことはない。俺もその場にいて、このバンドの演奏を自分の目で見たかったと願わされた。

▼元記事
Live At Wembley


[Alternative Nation] RED HOT CHILI PEPPERSのアンソニー・キーディスが、「非常に若い」女性グループが「きちんとオイルを差した機械だ」と明かす

RED HOT CHILI PEPPERSのアンソニー・キーディスが、「非常に若い」女性グループが「きちんとオイルを差した機械だ」と明かす

ブレット・ブキャナン(2016年12月30日)



RED HOT CHILI PEPPERSのフロントマン、アンソニー・キーディスが、最近のアブソリュート・ラジオのインタビューで、レッチリの現在の前座で、全員が女の子のグループ、BABYMETALがどれだけ気に入っているのかについて話している。

「たぶん、今夜は一人足りないかも知れないと聞いたんだ。というのは日本で試験を受けていて、こっちに明日来るからね。彼女たちはとても若くて、きちんとオイルを差した機械だ。まさに振り付けされた傑作だ」

BABYMETALのメンバーは、モアメタル(17歳)、ユイメタル(17歳)、それにスゥメタル(19歳)だ。

キーディスは音楽ビデオの制作についても語っている。

「現代のビデオはトリッキーだ。というのは、たぶん10億くらい作られてきたからね。だからフォーマットとしてはちょっと終わっているので、新しいものを発明するのは難しいんだ。俺たちが始めた時は、真っ白なキャンバスで、そんなにビデオがたくさん作られてはいなかった。だから今ではトリッキーで、俺たちは他のちょっとした魔法を当てにしている。俺たちは"Sick Love"をやったところだが、これはすべてアニメだ」

キーディスはこう付け加えている。「俺たちは"Go Robot"のビデオをやったんだが、これは「Saturday Night Fever」のあらすじを再現したんだ。おれはビデオの中で裸だったが、ただのシャレだ」

[インタビュー・ビデオへのリンク]

▼元記事
Red Hot Chili Peppers’ Anthony Kiedis Reveals What ‘Quite Young’ Female Group Is ‘A Well Oiled Machine’

[訳注:and talk about a well oiled machine. They are like a choreographed masterpiece.の部分がピンとこないので、ネイティブにたずねてみたところ次のようなコメントがありました。そのまま転記しておきます。

Because one member of BABYMETAL is missing for a show, it means they are like a machine but with one vital piece missing. When he says They, it really means   さすが. He obviously likes them a lot and respects them, so it is certainly positive.
(BABYMETALのメンバーの一人がショーにいないので、彼女たちは機械のようだが、重要なピースが一つ欠けている。アンソニーが「They」という時、実際の意味は「さすが」ということだ。明らかに彼はBABYMETALのことをとても気に入っており、尊敬しているので、明らかに良い意味だ。)


[Get Ready to Rock] アルバム・レビュー:BABYMETAL 「Live At Wembley」

アルバム・レビュー:BABYMETAL 「Live At Wembley」

デヴィッド・ウィルソン(2016年12月29日)



EarMUSIC(発売日:2016年12月9日)

BABYMETALはこれまで、俺にはまったく引っかからなかった。三人の日本人のティーンエイジャーがチョコについて歌ってるって? 勘弁してくれ[Give me a break] (キットカットかよ?) いや、メタルはスタジオ・ジブリの映画から出てきたアニメキャラじゃなくて、ハードで、ヘビーで、巨漢が自分よりでかいヒゲを生やして歌うものだ。

だが、今年早くに、俺の関心がそそられたのは、連中がウェンブリー・アリーナをソールド・アウトしたから、これはかなりすごいことだし、たぶん俺は何かを見逃していたのだろうか?  だからこのアルバムのダウンロードが俺のインボックスに入ってきたとき、試してみようと思ったんだ。仕事の予定があって、早朝に南にドライブするので、道路に出たらこれを呼び出して、シートベルトを締めたんだ。

なんてこった。スピーカーから出てきた音の壁は、大ハンマーで殴られたみたいで、俺がちゃんとしたアルバムを選んだのかチェックするはめになった。この前まで俺が評価できなかったのは、女の子たちのバックのバンドがものすごいということだ。ああ、フロントのトリオが焦点かも知れないが、その後ろで神バンドががむしゃらに演奏してなかったら意味がないだろう。

"Babymetal Death"は、ダブルバスの容赦ないつるべ打ちと、すごいリフ、そしてアルバムのプロダクションのスポットがそのことに当てられているから、分厚いサウンドになっている。"あわだまフィーバー"や"ド・キ・ド・キ☆モーニング"のような曲は、スタジオ・バージョンでは少し甘すぎると感じられるかも知れないが、どれも踊れるとしても、ライブではメタル・モンスターだ。

はまったのは、神バンドが自由になった時だ。"Amore"とエピックの"Road of Resistance"は、DRAGONFORCEのアルバムでもおかしくないギター・リックを伴った完璧なパワー・メタル・エピックだ。なんてことだ、"ギミチョコ!!"さえ、ライブでは申し分ない!

すべてをバッキング・バンドに帰するものとするのは間違いだろう。女の子たちはうまく歌っている。ただ、土曜の朝の子供たちのテレビのテーマだった、昔のポケモン・アニメのキャラクターを思い出させる。ショーは、火や旗や炎やそれ以外のいろいろなものがあるらしいので、DVD盤も見るのにいいだろう。

俺が転向したかって? たぶんそうじゃないが、BABYMETAL体験がどういうものか、そしてなぜあんなに熱狂的なフォロワーがいるのかは分かるようになった。

▼元記事
Album review: BABYMETAL – Live At Wembley


[Metalised!] メタライズドの2016年メタル・アルバム、トップ20

メタライズドの2016年メタル・アルバム、トップ20

ミスター・メタライズド(アーノルド・メタッロ)(2016年12月29日)




1. BABYMETAL –・メタル Resistance

国:日本
ジャンル:カワイイ・メタル
聴くべき曲:"Sis. Anger"、"Karate"

そう、BABYMETALは三人の十代の女の子がフロントの日本のバンドだ! そう、彼女たちは振り付けされたルーチンに合わせて踊る! そう、彼女たちはバンドの曲を書かない! そう、彼女たちはポップなボーカルを歌い、それも日本語だ! それがどうした?

俺にいわせれば、音楽がすべてであって、彼女たちのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は驚異的だ! 「Metal Resistance」は、滅多にない質の高い完璧なメタル曲で構成されており、その大部分はシングルとしてリリースできたはずだ。どの曲もインスピレーション、オリジナリティー、フック、情熱があり、彼女たちは本当に優れているので、「Metal Resistance」に、他のバンドがリリースする「グレーテスト・ヒッツ」アルバムのような雰囲気を漂わせている。これは部分的には、メタル・バンドで通常そうであるように、バンドの一人か二人の手によって曲が書かれているのではなく、作曲家やミュージシャンのチームによるからで、その中には日本で最も才能があり、有名で、実績のあるミュージシャンも含まれている。

本質的に、BABYMETALは自称メタル・ファンのコバメタル(小林啓)のアイデアの産物だ。彼は、日本のアイドル・シーンの一員であり、日本の音が産業の未来の一部でもあった三人の最も才能のある女の子たち、スゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルを見出した。それから、バッキング・バンドとして、日本の最高のメタル・ミュージシャンを探した。彼らは今ではBABYMETALの一体化した部分である、いわゆる神バンド(「神」は日本語で神様や聖なる存在を意味する)となっている。コバは、日本で最も有名な振付師に、ダンス・ルーチンを作らせ、前に述べたように、日本の音楽産業から超一流の才能を持つ作曲家の何人かをリクルートして、バンドの曲を書かせた。だから基本的に俺たちの手にあるBABYMETALというのは日本のスーパー・グループなのだ! BABYMETAL「プロジェクト」の最初から、あらゆる細かな点まで、将来を考えて考え抜かれ、計画されていた。良く知られる日本の完璧主義の物事の進め方を特徴付けるかたちで実行されてきたのだ。

バンドの名前が示唆するように、BABYMETALは新しく生まれたメタルだ。新しいメタルのサブジャンルであり、その名前はカワイイ・メタル(カワイイは日本語でキュートという意味だ)という。その音楽は、聴いてみるまで信じられないような、パワー・メタル、Jポップ、デス・メタル、スラッシュ・メタル、プログレッシヴ・メタル、メタルコア・パンク、シンフォニック・メタル、フォーク・メタル、ニュー・メタル、ゴシック・メタル、インダストリアル・メタルの狂っていて、この世のものとは思えず、天才的でユニークなブレンドとなっている。著者の意見では、BABYMETALは、SYSTEM OF DOWN以来の、最もエキサイティングで、オリジナルで、革新的で、才能があり、先駆的で、ジャンル分けを拒み、ジャンルを定義する新しいバンドであり、現在世界で最も魅力的なライブ・バンドの一つだ。このアルバムを聴いたときの、君の最初の反応は完全なショックであり、もしメタル・エリートなら、嫌悪さえ覚えるだろう。だが三度聴く頃には感動し、そのままとなる……永遠に!

俺が一年のベスト・アルバムを選ぶときの基準は、作曲、演奏力のレベル、創造性、プロダクション、そのアルバムがどれだけ楽しめたか、アルバムが世界に与えた影響、そして何よりも、俺が「鳥肌メーター」と呼ぶものだ。言い換えれば、あるアルバムを聴いている間に、どれだけ強く、何度もぞくぞくしたのかということだ。そしていわせてくれ、「Metal Resistance」は、ものすごく、髪の毛が逆立ち、腰が抜ける、鳥肌祭りなのだ! このアルバムを何度か聴いたあとでそれが感じられないなら……脈を測ってくれ。

だから俺の意見を聞くんだ、メタルヘッドよ……心の目を見開いて、未熟で、欝で、怒った、心の狭いエリートでいるのをやめるんだ。人生はそんな風に無駄にするには短すぎる。BABYMETALが俺のところにやってきて、結果的に良い形で俺を変えてくれるまではメタル・エリートだった。心から、このアルバムをすべてのメタルヘッドと音楽愛好家に推薦する。これは既に山のような新しいファンをメタルに転向させたアルバムだ。「本物のメタルじゃない」としてBABYMETALを拒否しなかった連中だ。俺はそいつらを「ベビーメタルヘッド」と呼んでいる。俺たちは2014年にバンド名を冠したデビューがリリースされた2014年以来、どんちゃん騒ぎを楽しんでいるんだ。BABYMETALファンクラブ(babymetalfanclub.com)には、世界中に32,000人のベビーメタルヘッドがいるという事実からも明らかだ!

BABYMETALよ、君たちは俺たちの生活を灰色から彩り溢れるものに変えてくれた。
心の底から、俺たちはそのことに感謝する。

2. Megadeth – Dystopia

国:USA
ジャンル:スラッシュ
聴くべき曲:Dystopia, Bullet to the Brain

3. Stuck Mojo – Here Come The Infidels

国:USA
ジャンル:ラップ・メタル/ニュー・メタル
聴くべき曲:Charles Bronson, The Business of Hate

4. Anciients – Voice From The Void

国:カナダ
ジャンル:プログレッシヴ/スラッジ・メタル
聴くべき曲:Following the Voice, Worshipper

5. Hail Spirit Noir – Mayhem in Blue

国:ギリシャ
ジャンル:サイケデリック/プログレッシヴ/ブラック・メタル
聴くべき曲:Riders to Utopia, I Mean You Harm

6. Gojira – Magma

国:フランス
ジャンル:プログレッシヴ/グルーヴ・メタル
聴くべき曲:Silvera, Stranded

7. Haken – Affinity

国:英国
ジャンル:プログレッシヴ・メタル
聴くべき曲:The Architect, The Endless Knot

8. Destrage – A Means To No End

国:イタリア
ジャンル:プログレッシヴ/マスコア/オルタナティブ/ニュー・メタル
聴くべき曲:Symphony of the Ego, To Be Tolerated

9. Theocracy – Ghost Ship

国:USA
ジャンル:パワー/プログレッシヴ・メタル
聴くべき曲:Paper Tiger, Wishing Well

Caliban-Gravity10. Caliban – Gravity

国:ドイツ
ジャンル:メタルコア
聴くべき曲:Paralyzed, For We Are Forever

11. Fates Warning – Theories of Flight

国:USA
ジャンル:プログレッシヴ・メタル
聴くべき曲:Seven Stars, The Ghosts of Home

12. Killswitch Engage – Incarnate

国:USA
ジャンル:メタルコア
聴くべき曲:Embrace The Journey…Upraised, Strength of the Mind

l13. Death Angel – The Evil Divide

国:USA
ジャンル:スラッシュ
聴くべき曲:The Electric Cell, Lost

14. Lacuna Coil – Delirium

国:Italy
ジャンル:ゴシック・メタル
聴くべき曲:The House of Shame, Delirium

15. Serpentine Dominion – Serpentine Dominion

国:USA
ジャンル:Death・メタル聴くべき曲:Sovereign Hate, This Endless War

16. Ihsahn – Arktis.

国:ノルウェー
ジャンル:アバンギャルド/プログレッシヴ/ブラック・メタル
聴くべき曲:Celestial Violence, Frail

17. Devin Townsend Project – Transcendence

国:カナダ
ジャンル:プログレッシヴ/シンフォニック・メタル
聴くべき曲:Failure, Offer Your Light

18. Black Crown Initiate – Selves We Cannot Forgive

国:USA
ジャンル:プログレッシヴ・デス・メタル
聴くべき曲:Belie The Machine, Again

19. Avantasia – Ghostlights

国:ドイツ
ジャンル:パワー・メタル
聴くべき曲:Master of the Pendulum, The Haunting

20. Allegaeon – Proponent For Sentience

国:USA
ジャンル:テクニカル・デス・メタル
聴くべき曲:All Hail Science, Proponent For Sentience III

▼元記事
METALISED’s TOP 20・メタル ALBUMS OF 2016


[Babymetal Newswire] 東京ドーム、Red Nightレビュー(メキシコのファン編)(過去記事)

オーストラリア、日本&メキシコのファンによるBABYMETAL、東京ドームの"Red Night & Black Night"レビュー

さて、東京ドームの雨の中での入場にも慣れたところで、俺たちは到着までに時間を掛け、自分たちの席に落ち着いて、だがBLACK NIGHTが始まるほんの数分前に到着した。今回、俺たちのグループは、シートの配置の関係で2つのグループに分かれたが、おかげでずっとステージに近い席(実際にはモッシュ・シートの4列目)を得られたことで報われた。これは何が起こるのかを目撃するには完璧な場所だ。




"Babymetal DEATH"が始まると、観客は全開となり、女の子たちがLegend 1997の悪名高いエンディングを思わせる十字架にかけられてフロアから出てくると、スタジアムはその叫び声で揺れた。より「メタルな」赤と黒の衣装に戻り、女の子たちは、前日よりもずっとアクティブで、エキサイティングなショーへと進み、"あわだまフィーバー"から"ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト"というコンボに進んだが、"ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト"はメキシコのショーで省かれ、俺が見たショーでは二度と演奏しなかった曲なので、まるで期限を大きく過ぎた借金が帰ってきたような気分で、完全に我を忘れてしまったことを認めなければならない。面白い瞬間は、"META メタ太郎"が始まったあとに起こった。観客のチャントのリズムを定めたのは俺たちのような海外からのファンで、このほんの瞬間に日本のファンが加わり、これを何度も聞き、これに合わせて俺たち自身のシンガロングへと展開していった。

次に来たのは「見せびらかし」のコンボで、爆発的な"Sis. Anger"で始まり、長らく失われていた"Mischiefs of the Metal Gods"が続いたが、今回はスゥメタルの"紅月"の深みのあるパフォーマンスへのプレリュードとなっていた。最初のショックは、BLACK BABYMETALがまたステージに上がり、予想外で、おそらくは最後となる"おねだり大作戦" をやった時で、どの小さな動きと曲のチャントをいまだに覚えている、熱狂した観客が元気に加わった。それでも不十分であるかのように、スゥメタルが再びステージに登場し、3年ぶりに"No Rain No Rainbow"を歌うと、このショックは絶対的な驚愕になった。今回、観客はスゥの感動的な演奏に完全に取り込まれてすぐに沈黙し、多くの人々が泣いているのが見えた。

このショーの最後の部分は、バンドの最もパワフルで、観客を引っ張る曲、4曲で構成されていた。"ド・キ・ド・キ☆モーニング"(常識がなんといおうと、"NRNR"で尻すぼみになることはなかった)から"メギツネ"に進むと、観客はもっとそれと分かるBABYMETALの観客に変身し、もはやこれは大規模なイベントではなく、BABYMETALの初期の小規模で、ほとんど親しみやすいショーであるように、人々はダンスを真似し、アイドル風のスタイルで元気に歌っていた。だがこれはすぐに変化した。延長された「ヘドバン」コールのブリッジを通して、"ヘドバンギャー"では、スタジアム全体のファンが、大規模なカルト風に、果てしなく頭を下げ、ヘッドバンギングをしたのだ。この出来事に動かされ、観客はウォール・オブ・デスの代わりにスクリームに加わった。大フィナーレの"イジメ、ダメ、ゼッタイ"が始まったのだ。ジャンプ一つミスらず、叫び一つ抑えることなく、曲の終わりに向かって、「We are BABYMETAL」のコールが繰り返され続ける中、観客は熱狂の渦へと爆発した。自分たちの目の前の素晴らしいレスポンスに完全に圧倒されて、女の子たちは花道から花道へと、ステージ中を動き回り、できるだけ観客に近づこうとしていた。ユイの表情は、ほとんど泣きそうであり、スゥメタルは大きな笑顔と、いま自分の目に映るものすべてに対して自分が女王であるかのように、知っているわよといった感じのすました表情で観客を見続けた。バンドが花道に出てきて、その間に女の子たちが、エレベーターに乗ってステージの上に上がり、巨大なゴングを鳴らしてショーを終えた、あるいは(意見はそこまで割れないと思うが)、史上最高のBABYMETALのショーの最後だ。

ショーのあとに大きな発表はなく、素早く、効率的に観客はほとんど数学的な順番で、部分ごとに、数分の間に、スタジアムから離れた。だが、この秩序は、ショーのあとの街全体の雰囲気でひっくり返された。俺たちがどこへ行こうと、どの電車に乗ろうと、どのバーに行こうと、どのストリートを歩こうと、いつも熱心なBABYMETALのファンが、知らない仲間が通り過ぎるたびに、キツネを掲げたのだ。縮めれば、この夜の街は、この世のものではないようなもの、BABYMETALが約束してくれた世界、その音楽によって結びついた世界、誰が、どこでも俺たちは疑いもなくTHE ONEであると理解して、君に加わる場所となった。

ショーに続いて、俺は「次に彼女たちはなにができるんだろう? 東京ドームのあとに何が続ける? ここから行ける場所がない!といったかたちでファンの間に不安があることに気付いた。たぶん、ようやくBABYMETALは本当に未知の領域に踏み込んでいるのだろう。このような現象は前にはなかったし、また起こるには少し時間がかかるだろう。あの晩のあと、俺に分かっているのは、もはやBABYMETALが道を切り開き、俺たちが付いていくということではないということだ。俺たち、俺たちと彼らが、(コバメタルやプレスやファンが信じようが信じまいが)共生しながら道を創り上げるのだ。あの夜から、THE ONEは俺たち全員にまったく新しい意味を持つようになったのかも知れない。そして俺たちを何が待っているのか、俺は待ちきれないのだ。

▼元記事
Fans from Australia, Japan & Mexico review BABYMETAL "Red Night & Black Night" at Tokyo Dome


2016年12月29日木曜日

[Kerrang] #1651 2016年の1曲

2016年の1曲
(2015年の1曲:BRING ME THE HORIZON—Throne)

1. BABYMETAL—Karate
2. GREEN DAY—Bang Bang
3. TWENTY ONE PILOTS—Heathens
4. AVENGED SEVENFOLD—The Stage
5. アンディ・ブラック—We Don't Have To Dance

フォックス・ゴッドが投票システムに干渉したのか、BABYMETALが本当に今年最高の曲の一つをリリースしたのか。キツネはずるがしこいことで知られているので、俺たちは票を数え直して、すべてチェックした。なんと! おめでとう、BABYMETAL。

「ケラング! の2016年の1曲に投票してくださったすべての読者の皆様に感謝を申し上げます。空手は、自分自身と向き合うことに基づく武術です。私たちもBABYMETALとして、これまでに得たすべての経験を通じて、より高いレベルへと進めることを希望しています。改めて、この賞をありがとうございました」
モアメタル、BABYMETAL

▼元記事
Kerrang! #2016 SONG OF 2106


[Kerrang!] #1651 RED HOT CHILI PEPPERSプラスBABYMETAL

#1651 RED HOT CHILI PEPPERSプラスBABYMETAL

02アリーナ、ロンドン、2016年12月6日
ジェイムズ・マッキノン




ファンクとカワイイ・メタルが2日間のアリーナ公演でこの上ない支配

評価:KKKK

今夜のダブル・ビルは奇妙な組み合わせだ。何十年もの間、ファンクは同じ歩道をメタルが歩いているのを見たら、ファンクはだいたい道を渡ったものだ。RED HOT CHILI PEPPERSはありふれたファンク・バンドではないし、BABYMETALはありふれた黒のTシャツとリフの部隊でもない。結成時から、どちらのバンドも、それぞれのフリーキーなスタイルで際立ってきた。そして一緒になれば、中毒性のある組み合わせとなった。

BABYMETALにとって。O2は、4月のSSEアリーナ・ウェンブリーから一歩上がるものとなるかも知れないが、先日征服した55,000人収容の東京ドームのパビリオンと比べると、これは八方から目にさらされる場所であり、従っていつもの眉毛が燃えるような、空飛ぶピラミッドのステージ・プロダクションなしで、自分たちのものではない観客を暖めることを楽々とやってのける。バレー・ダンサーのバランスと忍者の正確さで。ユイメタルとモアメタルは、スゥメタルの挑戦的なフロントに対して、感動的に駆け回る。"メギツネ"の激しいクライマックスで床に倒れるところから、"Karate"を通じた息の合った手振りまで、選ばれし三人のメンバーは一体感を求め、そのことで観客はメタル・レジスタンスの囲いの中へとしっかりと引き込まれた。

目に見えて印象づけられたレッチリのベーシスト、フリーは、フォックス・マスクを被ってステージに上がった。だがもっと驚かされたのは、そのグラミー賞を獲得したファンク・ロックが良く知られているものであるにも関わらず、サプライズの連続だったことだ。天井から降りてくる蛍光のランタンが、グルーブに合わせてかたちを変え、"Dark Necessities"の重厚なパルスに合わせて歪む。ライブの定番の中には演奏されないものもあったが、それでもその代わりの曲は同じように意外だった。"Californication"はやらなかったが、いかしたレアリティーである"I Could Have Lied"、それにより新しいエピック、"Dreams of a Samurai"があった。フリーの滑らかなベース・ラインとチャド・スミスのタイトなリズムによる、一体となったスパーリングによって、「The Gataway」の幅広いアプローチに意味が与えられる一方で、ジョッシュ・クリングホファーはいつもサイケデリックなギター・イフェクトの波の中で円熟したハーモニーを生み出すことができた。だが驚くことでもないが、"By the Way"と"Snow (Hey Oh)は屋根を突き破りそうだったし、"Give It Away"は、マンガのようなたくましいファンクと怪しいアニメーションの爆発の中で、コンサートの掉尾を飾った。

スラッシュをエネルギーにした歌舞伎がエクスタティックで伸縮に富んだファンクが融合するようなビルはめったにない。だが、ファンク・ロックの巨人を見に来たのであれ、フォックス・ゴッドに会いに来たのであれ、すべてがウィン=ウィンだった。

[キャプション]
誰もBABYMETALが神秘なヒドラのミッドセットに変わるとは思っていなかった

スターは叫ぶ
スゥメタル(BABYMETAL、ボーカル)

レッチリと一緒に英国に帰ってくるのはクールだった?

スゥ:はい! レッチリさんのようなバンドと一緒に来て、演奏できるのはとてもエキサイティングです。私がフジロックでレッチリさんを見たときに、彼らのスタッフの一人に会ったら、レッチリさんがBABYMETALのセットを見ていたと教えてくださいました。本当にびっくりして信じられませんでしたが、その後で、レッチリさんがBABYMETALと一緒にツアーに出ようと申し出があったということで、もっとびっくりしました! 私たちのワールド・ツアーは英国で始まり、このツアーも英国で終わります。私はそうできるのがとてもうれしいです。

ファンは叫ぶ
ジェマ・ピーターボロー

レッチリを見るのは本当に夢でした。昨晩のセットリストを見ていましたが、私が予想していなかったような曲をやってくれたので、吹っ飛びました。BABYMETALが前座というのは昨日まで知りませんでしたが、私は何年も彼女たちのファンなので、両方一変に見られてすごかったです。

マイク・チェラムフォード
前にRED HOT CHILI PEPPERSを見たことがなかったんで、本当にびっくりした。俺はストールのところにいて、ものすごすぎるくらいの雰囲気で、誰もが一緒にジャンプしていた。ここまで来るのに2時間もかかったんだが、それだけの価値はあった!

▼元記事
Kerrang! 1651RED HOT CHILI PEPPERS PLUS BABYMETAl


[Twitter] マイク・ポートノイ

マイク・ポートノイ(マックス・ポートノイへの返事)@MikePortnoy 14:41 - 2016年12月28日
実際KORNの新譜は大好きで……俺は君がかけてくれたBABYMETALに吹っ飛んだよ。"Tales of the Destinies"は徹底したプログレメタルだ

マックス・ポートノイ @MaxPortnoy
素晴らしいリストだけど、KORNとBABYMETALを忘れてる(泣

[訳注:マックスはマイクの息子さんです]

Robbo ‏@Rob_Guthrie
チャド・スミスがBABYMETALと一緒に演奏したのを見たかい? すごいよ。チェックしてくれ。

Shauki Saad ‏@ShaukiMS
DTからのインスピレーションをありがとう

🎄\m/Lee-Metal\m/🎄 ‏@RockNeverDies88
いい趣味だな、マイク。マスタ・ドラマーとして、青山秀樹の能力を評価できると思う。

Brian Anderson ‏@ytsejamn
最初に"Destinies"を聴いたときに、「うむ、これは明らかにDTに似ている」と思ったよ

Brian O Donoghue ‏@harryharris666
マイク、どうやってそんなに強い左腕を鍛えたんだい……強すぎてこわいくらいだ。

Josh ‏@Joshcielny 47 分47 分前
"いいね!"と"ギミチョコ!!"を試してくれ、マイク

▼元記事
マイク・ポートノイのツイート


[Rock Sound] ロック・サウンドの2016年トップ・アルバム40位から31位

ロック・サウンドの2016年トップ・アルバム40位から31位

ロック・サウンド(2016年12月28日)

カウントダウンは続く。

(中略)

31. BABYMETAL - 'Metal Resistance'

一部が想定していたような新規物ではなく、真のメタルの有望株としてのBABYMETALを確立したアルバムで、この日本の風雲児、最大の批判者であっても、このあとでは発言を撤回せざるを得なかった。そして、そのすべては果てしなく、否定のしようがない曲にある。「Metal Resistance」は本当に楽しくて、どっさりのリフによって支えられている。

["Karate"へのリンク]

▼元記事Rock Sound’s Top Releases Of 2016: 40-31


[Demons Zone] 2016年最も再生されたアルバム(BABYMETAL含む)

2016年最も再生されたアルバム

スティーヴン・ローニー(2016年12月22日)



現在のリストは、一年を通じて俺が楽しんだアルバムのセレクションだ。俺のMP3プレイヤー、携帯電話、ステレオなどに残り、男女を問わず誰にも譲歩していない。このちょっとした美を聴くのが苦痛になったことは一度たりともないし、君にもチェックしてもらいたいと思う。こうしたアルバムは、レビューのスコアではなく、個人的な好みで選んでいる。

ダイハードなメタル・ヘッドが目をむくようなものもある。たとえば、BABYMETALは2年連続でリスト入りした。なぜLORDIのようなバンドは、誰のトップ(何チャラ)リストに入らないのかとたずねるだろうが、実のところ、俺は他の連中がどう考えるかは気にしないんだ。こうしたアルバムを楽しんだし、君たちが少し時間を割いてくれることを期待する。

BABYMETAL—「Metal Resistance」

再び、素晴らしいBABYMETALとそのアルバム、「Metal Resistance」にエールを送らなければならない。いまでは、この日本人のトリオをこきおろしたり、見切りを付けたりするのはすっかり普通になった。だが、俺の見方では、彼女たちは2016年最高のアルバムの一つをリリースしたんだ。

君たちは何がすごいのかとたずねるかも知れない。そうだな、これはシンプルだ。彼女たちのレコードは、ポジティブなエネルギーと様々なスタイルに満ちているので、この女の子たち(とバンド)を正当に評価することは不可能だ。これまでのところ、俺にとって「Metal Resistance」は古くなっていないし、俺のステレオでコンスタントにかかるし、これがすぐに終わるとは思えない。

今年このウェブサイトにこのバンドが与えてくれたニュースと共に、俺たちはBABYMETALとそのファンサイトに、俺たちをだけではなく、他のもっと小さな音楽ウェブサイトもサポートしてくれたことに感謝している。

俺たちの10点中10点のレビューはこちらから。

["Karate"へのリンク]

▼元記事
Most played albums of 2016


[Laut.de] 涙、嘆き、マナー

涙、嘆き、マナー

(2016年12月28日)

[ドイツ語からの重訳です]



ゾンビベビー

偉大で、強くて、邪悪な男たちから、小さなカワイイ女の子たち、BABYMETALへ。そして人を怖がらせるのが好きだが、実際には見た目ほどは悪人ではないまた別の男、ロブ・ゾンビから。この日本人の女の子たちは、5月に悪名高い写真ギャラリーに登場した。ヘイターが穴から出てくるまでに時間はかからなかった。結局、BABYMETALはメタルじゃない!と。ゾンビ(あるいはそのソーシャルメディアの奴隷たち)は、これに応える時間を取った。「なあ、あの子たちは、ロードをツアーしてるよい子たちだぜ。むずがるクズ野郎になってどうするんだ?」 「あの3人の女の子たちは、俺たちが一緒にやってるバンドの90%よりもエネルギーがあるぞ」と。

laut.deのキャンプでは、フォックスの崇拝者たちに対する見方も同じようにかけ離れたものだが、少なくともレビュワーたちは2016年、好意的だった。新しいスタジオ・アルバム、「Metal Resistance」と先日リリースされたライブ・アルバム、「Live At Wembley」は、4ポイントを獲得している。さらに、RED HOT CHILI PEPPERSの2016年ツアーの前座がある。2016年は若い世代と共にあったんだ。

▼元記事
Tränen, Trauer, Männertitten


[Loudwire] 忘れられないBABYMETALの重要な出来事

忘れられないBABYMETALの重要な出来事

グレアム・ハートマン(2016年12月)



現代の音楽で、最も爆発的な全世界的現象の一つが、BABYMETALだ。どう少なく見積もっても異端である、このグループのJポップ「アイドル」音楽とヘビー・メタルの組み合わせは、何百万もの人々の想像力を刺激し、これまでで最も献身的なファンベースの一つを創り上げた。

BABYMETALのルーツは日本のガール・グループ、さくら学院とその人気のあるTVショーにまで遡る。スゥメタル、モアメタル、そしてユイメタルは、全員がこのプログラムの一員であり、ポップの世界で成功したいと望んでいた。俺たちは、、このショーからのフッテージをいくつか、それに"ド・キ・ド・キ☆モーニング"の録音や振り付けの練習をしている揺籃期のBABYMETALのフッテージをいくつか選んでみた。

俺たちは何度か、BABYMETALをインタビューする機会があったが、これはいつも楽しかった。寓話のフォックス・ゴッド、女の子たちが「ミント味のタイム・マシン」について歌う"あわだまフィーバー"の歌詞、そして、時間があるときにメタルを聞くかどうかさえたずねてみた。

BABYMETALは、信じられないライブ・バンドになり、フェスティバルで世界中の観客を呆然とさせてきた。俺たちは、女の子たちが数万人のモッシュしている狂人たちに向かって"Karate"を演奏している、欧州でのライブ・フッテージも追加した。女の子たちはこれまでで最大のショーである、55,000人収容の東京ドームで2公演を行ったばかりだ。

上のラウド・リストで、10の忘れられないBABYMETALの重要な出来事をチェックしてくれ。

▼元記事
10 Unforgettable Babymetal Moments


2016年12月28日水曜日

[Chili Peppers World] フリー—アブソリュート・ラジオ2016年12月

フリー—アブソリュート・ラジオ2016年12月

[聞き起こしです。間違っていたらごめんなさい]

インタビュワー:今夜の前座はBABYMETALだよね。

フリー:ああ。

インタビュワー:どれくらい狂ってる?

フリー:とてもクールだよ。彼女たちとは日本のフェスで一緒になったんだ。六ヶ月くらい前かな。おい、連中を使おうぜってなったんだ。彼女たちの一人がまだ来ていないんだ。遅れているかなんかで。

インタビュワー:試験かなんかを受けてるんじゃないかな。代わりに入ろうとか思う?

フリー:(笑)

インタビュワー:そうなったらすごいね。

▼元記事
YouTube: Anthony Kiedis - Absolute Radio December 2016


[Reddit] ビデオ:アンソニー・キーディスがBABYMETALの前座について語る - アブソリュート・ラジオ、2016年12月

ビデオ:アンソニー・キーディスがBABYMETALの前座について語る - アブソリュート・ラジオ、2016年12月

cgdaeeee[S]

フリー - アブソリュート・ラジオ、2016年12月

Flea - Absolute Radio December 2016

trexdoor
BABYMETALの名前が出た途端ににやっとするのがいいな。連中は本当にこのコラボを楽しんだようだ。

MannyVazquez93
ここで触れてる(リンク)。どうやら女の子たちの一人が試験を受けるんで、一晩いなかったみたいだ。

amadiGW2
ジョークだよ、モアもユイもまだ高校生だからね。

alblks
俺が知る限りでは、日本の高校生は、たくさん試験を受けるんだ。(でもはっきりとは言えない。この件に関する俺のソースはスクール・アニメだけだからな(藁

amadiGW2
マネージメントが、サポート・ツアーの契約を結ぶ前にこういったことはちゃんと考えていると思うよ。

futonsrf
ああ、明らかに冗談を言ってるんだ。編集だな。フリーが下のクリップで同じようなことを行っているかどうかは知らないが。

spykeh
でも、初日は全員いたぞ!

MannyVazquez93
俺もだから混乱しているんだ。たぶん、当時は一人が家庭教師による試験を受けていて、その日は参加しないと思ったんじゃないかな?


QueenSatsuki
誰かがクルーのあとで移動してきて、最初のコンサートの朝までいなかったんじゃないの?

MannyVazquez93
まあ、オンリー・ザ・フォックス・ゴッド・ノウズだな。

SilentLennie
よって、なぜキーディスが病んでるかわかるよね……ロンドン・アンダーグラウンドだ

NiMkoTlaGi
ツアーのあとでレッチリとのインタビューを見るのはわくわくするな。つまり、選んだことに満足していると確信が持てると思うけど、連中が言いたいことを聴くのはいいことだ。

inkybloaters
最初に聴いた時には、最後にカワイイ島と言ったのかと思った。

それから、ディングウォールは本当に小さいんだ。一度ライブに行ったことがあるけど、ステージすらなかったよ。

kogeji_locomo
グリコ

▼元記事
Anthony Kiedis mentioned BABYMETAL support - Absolute Radio December 2016


[Chili Peppers World] アンソニー・キーディス—アブソリュート・ラジオ2016年12月

アンソニー・キーディス—アブソリュート・ラジオ2016年12月

[聞き起こしです。間違っていたらごめんなさい]

インタビュワー:前座はBABYMETALだよね。あれは面白いバンドだ。

アンソニー:君は見るのかい?

インタビュワー:僕はもちろんそのために残るよ。絶対に。

アンソニー:たぶん一人出てこないかも知れない。家にいて、試験を受けなければいけないから、明日来るんだ。

インタビュワー:ホントに?

アンソニー:まだ小さいから、油の利いた機械みたいにしゃべるんだ。彼女たちは振り付けをした傑作という感じだ。

インタビュワー:じゃあ代わりに入ろうとか思う?

アンソニー:いや、そうしよう。

▼元記事
YouTube: Anthony Kiedis - Absolute Radio December 2016


[Kerrang!] #1650"Karate"レビュー

#1650"Karate"レビュー

バステッド(2016年12月21日)

BABYMETAL—Karate

マット:これは本当に大好きだぜ。リフがあり得ないぐらいすごい。

チャーリー:おい、これが好きなら、MESHUGGAHが気に入るはずだぜ。

マット:俺の子供たちがこれを聞いてるんだ。大好きなんだよ。車に乗せてて、息子が「あの日本の女の子をかけてよ、パパ!」っていうんだ。で、俺は「イイよっ!」て答えるんだ。これがすっかり習慣になってる。

チャーリー:これはちょっとした甘甘のメタル・サプライズだな! こんな狂ったものは日本人くらいしか思いつかないが、これは実に素晴らしい。

マット:これをやるのを見たことがあるぜ(フォックス・ゴッドのサインを掲げる)。俺たちも、自分たちのちょっとしたサインが必要だな。

▼元記事
Kerrang! #1650


[Kerrang!] 最新号:ケラング1651号—YOU ME AT SIXが戻ってきた

最新号:ケラング1651号—YOU ME AT SIXが戻ってきた

ジョージ(2016年12月27日)



ケラング!の最新号を買うべき5つの理由

1. YOU ME AT SIXが帰ってきた!

12ヶ月前に、YOU ME AT SIXはスポットライトから退き、必死にその存在そのものを脅かしていた過去の問題をやり過ごす方法を探していた。だが、ケラング!が独占のカバー記事で聞いたところでは、彼らが新譜、「Night People」の録音の間に見つけた回答によって、彼らはこれまでになく強くなった……。

2. 究極の2017ぷりビュー!

スタジオからステージまで、ロックの次の12ヶ月は、最もエキサイティングなものとなるように思える。だから、IRON MAIDEN、LINKIN PARK、BLACK VEIL BRIDES、BLINK-182、MOTIONLESS IN WHITE、THE PRETTY RECKLESS、STEEL PANTHER、MARMOZETS、NEW FOUND GLORY、CREEPER、DEAF HAVANA、ENTER SHIKARI、COUNTERFEIT、ONE OK ROCK、THE EXERTS、WHILE SHE SLEEPS、ARCANE ROOTS、WITH CONFIDENCE、NECK DEEP、THE HUNNA、NEW YEARS DAY、それにSWMRSの新しいインタビューを含む、君たちのお気に入りのものすごい101のバンドについての、来年のプリビューを構えてみてくれ!

3. ケラング!読者投票の結果を見てくれ!

2016年には素晴らしいことも、はっきりいってとてもひどいこともあった。俺たちは、君たちが最高だと思うものに投票するように頼んで、結果が出た! だから誰がベスト・バンド、ベスト・ライブ・バンド、そしてベスト・ヘアカットといった重要なカテゴリーで勝ったのかを見てくれ。そして議論を始めよう!

4. レミー—1年が過ぎた

MOTORHEADの伝説の死から1年が過ぎ、ケラング!は、音楽から……パティオまで、レミーへのトリビュートを振り返る。

5. ロックのベスト・レビュー!

今週は、PIERCE THE VEIL、RED HOT CHILI PEPPERS、BABYMETALの爆発的なライブのプリビューをお届けし、さらにAS IT IS、フランク・ターナー、GONE IS GONEなどの新譜について知るべき事のすべてを紹介するぞ!

TWENTY ONE PILOTSのスペシャルもある! タイラー・ジョセフとじょっしゅ・ダンの10枚の未発表写真もありだ。

このすべて、そしてさらに山のような内容がケラング!の最新号には詰まってる。発売日は12月28日だ!

▼元記事
NEW ISSUE: K!1651 – YOU ME AT SIX RETURN!


[Sound I] BABYMETALがJUDAS PRIESTメドレーで観客を喜ばす—ステージには密かにサプライズ・ゲスト

BABYMETALがJUDAS PRIESTメドレーで観客を喜ばす—ステージには密かにサプライズ・ゲスト

サク・シルト(2016年12月20日)

BABYMETAL自体が素晴らしいというのはニュースにはならないが、ロブ・ハルフォードに認められたこのグループは、メタル・ゴッドと昨年共演した。PRIESTメドレーは、どうやらこの日本のバンドのセット・リストに組み込まれたようで、ロンドンの02アリーナにRED HOT CHILI PEPPERSの前座として登場した時に、このメタルのクラシックを演奏した。

ただし、演奏それ自体も素晴らしかったが、BABYMETALの演奏の間に、レッチリのドラマー、チャド・スミスが登場し、スゥメタルの19歳の誕生日を祝うバースデー・ケーキを贈ったことは注目に値する。観客が撮影したビデオを見て欲しい。素晴らしい内容だ!

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Babymetal ilahdutti yleisöä Judas Priest -medleyllä – lavalle nousi vaivihkaa yllätysvieras


[zryta bania stanleya] スタンレヤの2016トップ10(ワールド)

スタンレヤの2016トップ10(ワールド)

ドダイ・スタンレヤ(2016年12月23日)

[ポーランド語からの重訳です]

(前略)

さて、特別賞の時間だ。

俺の今年の個人的なトップ10アルバムに行く前に、象徴的なメタル・フュージョン・グループ、BABYMETALの「Metal Resistance」は、今年のヘビー・ミュージックで一番おかしなアルバムだった。そしてまた完璧に演奏された音楽でもある! こんなグループは日本からしか出てこない……。

["Karate"へのリンク]

▼元記事
TOP 10 STANLEYA: Podsumowanie muzyczne 2016 (ŚWIAT)


[Rock Sound] ロック・サウンド読者投票2016年:海外のバンド・ベスト&ワースト

ロック・サウンド読者投票2016年:海外のバンド・ベスト&ワースト

(2016年12月27日)



読者投票の結果の続きだ。

今回は、君たちに最高の海外のバンドを挙げるように頼んだ。素晴らしい君たちが投票したのは以下の通りだ。

最高の海外のバンド

01. Twenty One Pilots
02. BABYMETAL
03. All Time Low
04. Pierce The Veil
05. Panic! At The Disco
06. Against The Current
07. PVRIS
08. Avenged Sevenfold
09. With Confidence
10. The Amity Affliction

最悪の海外のバンド? 君たちがどれだけばらばらかを示している。

最悪の海外のバンド

01. 5 Seconds Of Summer
02. Black Veil Brides
03. Attila
04. Twenty One Pilots
05. BABYMETAL

結局、最高のものは愛もヘイトも引き起こすんだ。

これまでのところの読者投票のフル・リストは以下の通りだ。12月を通じて残りを発表していくのでまた見に来てくれ。

今年最高のアルバム

01. Architects - 'All Our Gods Have Abandoned Us'
02. Panic! At The Disco - 'Death Of A Bachelor'
03. Pierce The Veil - 'Misadventures'
04. BABYMETAL - 'Metal Resistance'
05. Green Day - 'Revolution Radio'
06. Against The Current - 'In Our Bones'
07. Waterparks - 'Double Dare'
08. Avenged Sevenfold - 'The Stage'
09. A Day To Remember - 'Bad Vibrations'
10. letlive. - 'If I'm The Devil...'

今年最高のギグ
TWENTY ONE PILOTSのアレクサンドラ・パレースにおける感動的なギグ

英国の最高のバンド

01. Architects
02. Bring Me The Horizon
03. As It Is
04. Neck Deep
05. Don Broco
06. You Me At Six
07. Creeper
08. Asking Alexandria
09. Enter Shikari
10. Moose Blood

最悪の英国のバンド

01. One Direction
02. Asking Alexandria
03. ROAM
04. Creeper
05. Bring Me The Horizon

最高の英国の新人

01. Creeper
02. WSTR
03. ROAM
04. Boston Manor
05. Trash Boat
06. Black Peaks
07. Dead!

▼元記事
Rock Sound Readers’ Poll 2016: Best + Worst International Band


2016年12月27日火曜日

[TVQC] BABYMETAL今昔 #5:Hirokazu Satoのイラスト

BABYMETAL今昔 #5:Hirokazu Satoのイラスト

ジャン=フランソワ・クロティエ(2016年12月7日)



[フランス語からの重訳です]

["ド・キ・ド・キ☆モーニング"へのリンク]

BABYMETALファン・クラブ・フランスによる「BABYMETAL今昔」シリーズ、今回はバカ・オシがHirokazu Satoのイラストについて語ることにした。

このイラストでは、アイアンマンがコーヒーを出しながら、静かにするよう求めていて、キャプテン・アメリカの人形を前に盾に絵を描いている人物がいて、モイモイが満足しているようには見えないキャプテン・アメリカを抑えており、スゥがブラシを手にこようとしているのをコバに止められている。

全体像を理解するには、日本における映画、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」が日本で公開された時まで遡らなければならない。映画の公開を記念して、マーベルが東京で、この映画に関するオブジェクトの展示会を行った。この展示会が始まる前に、日本の有名なアーティストに自分のバージョンによる盾を作るように依頼した。リストの中にはご想像のようにBABYMETALがある。

参加アーティスト:小島瑠璃子(モデル)/小杉竜一(俳優、コメディアン)/BABYMETAL(バンド)/夏菜(女優)/ダンテ・カーヴァー(俳優)/LiLiCo(エンターテイナー、スノーマン)

そこでチームBABYMETALは、短期間の東京原宿のマーベル・ストアで、この2016年4月29日から5月15日まで行われた同じように短期の展示会のために、盾を制作した。これで説明が付く。BABYMETALの盾を作るために働いているアーティスト、アイアン・マンが見ながら手伝っている、スゥは手伝いたがっている、そしてモイモイは……自分の盾が改造されるのを快く思わないキャプテン・アメリカを抑えているというわけだ。

君はこう言うかも知れない。それはけっこうだが、この盾は何で、デザインをした人物が帽子を被った男なのか、と。帽子を被っているのはデザイナーでイラストレーターで監督の田中紫紋だ。彼は「Budokan」までBABYMETALのDVD、シングル、それにアルバムのカバーをすべて手がけていた。また、"ド・キ・ド・キ☆モーニング"クリップの監督でもある。

彼のBABYMETALスタイルによる盾については、実に素晴らしいものになった。このデザインを漠然と見たことがあると思うなら、それはアスマートで売っているBABYMETALの敷物を見れば良い。

結論として、このショップとこの展示会の写真と記事を見れば、BABYMETALの盾が一番よくできていたということに同意してもらえると思う。

▼元記事
Il était une fois BABYMETAL #05 : un dessin de Hirokazu Sato


[Roll Stroll] YouTubeのハイになる日本の曲トップ3

YouTubeのハイになる日本の曲トップ3

ミスター・ストロール(2016年12月26日)



日本は摩訶不思議なもので有名だ。コマーシャルから音楽ビデオまで、日本はその興味深い違いによって世界の先を行くだろう。このポストでは、YouTubeにあるハイになる日本の曲トップ3をまとめてみた。

1. LADYBABY

LADYBABYはいまニューヨークにいる! 未だショッキングで話題となるこの連中は真のスーパースターだ。

["アゲアゲ大作戦"へのリンク]

2. Babymetal

このビデオは、日本の摩訶不思議さのクラシックな例だ。女の子たちはものすごく才能があるし、このプロジェクトの背後のコンセプトは天才だと求めるが。

["ギミチョコ!!"へのリンク]

1. YouTubeのAKB48

上の2つのビデオと違って、これはショッキングじゃない(一種の「良いトリップ」だ)……ディズニーがこれほどばからしくなれるなんて知るはずがない。

["It's a Small World"へのリンク]

▼元記事
Top 3 Trippy Japanese Songs on Youtube


[Los Mejores Rock] BABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERSがステージで共演

BABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERSがステージで共演

(2016年12月16日)

日本のバンド、BABYMETALはRED HOT CHILI PEPPERSの前座として7公演の英国ツアーを行っている。

12月14日(水)、彼女たちは自身のセットのあとでステージに戻り、RED HOT CHILI PEPPERSと、「Mother's Milk」(1989年)収録の、"Nobody Weird Like Me"で共演した。

BABYMETALは12月9日にライブ・アルバム/DVDをリリースした。「Live At Wembley」と名付けられ、13曲入りだ。今年4月2日に録音され、バンドはSSEアリーナ・ウェンブリー(ロンドン)で単独公演を行った初の日本のグループとなった。観客は12,000人だった。

▼元記事
Babymetal y Red Hot Chili Peppers juntos en el escenario


[Teraz Rock] BABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERS

BABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERS

(2016年12月16日)

[ポーランド語からの重訳です]

メタル・ベビー・レッド・ホット・ペッパーズ?

人気を高めている日本のバンド、BABYMETALは既にロブ・ハルフォードと共演する機会を得ている。12月14日にマンチェスターで、RED HOT CHILI PEPPERSのメンバーに加わり、"Nobody Weird Like Me"でダンスを披露した。このショーの部分は下から。

[ファンカム映像へのリンク]

▼元記事
Babymetal razem z Red Hot Chili Peppers


2016年12月26日月曜日

[Bionic Finger Films] RED HOT CHILI PEPPERSとBABYMETAL、マンチェスター・アリーナ、2016年12月15日

RED HOT CHILI PEPPERSとBABYMETAL、マンチェスター・アリーナ、2016年12月15日



RED HOT CHILI PEPPERSとBABYMETAL(2016年12月15日、マンチェスター・アリーナ)

(2016年12月17日)

2016年12月15日に、私はマンチェスター・アリーナで、RED HOT CHILI PEPPERSを見た。絶対的に素晴らしかったけれど、たぶん最後になるだろう。

25年に及ぶメインストリームでの成功と、アングラでの悪評を共に誇るRED HOT CHILI PEPPERSほどの長寿を維持しているバンドはほとんどない。長年にわたり、ラインナップ同様に彼らのサウンドも変化し、誰にも何かしらがあるバック・カタログを積み上げることができた。このことで、おそらく今日活動している中では最も一般的に楽しまれているバンドとなっている。

前作、「I'm With You」(2011年)と最新リリース、「The Getaway」(2016年)は、以前ほどの成功を収めていないが、これは明らかに中核的な要素、すなわちジョッシュ・クリングホッファーと交替で2009年に脱退した、元ギタリストで中心的なソングライターだったジョン・フルシアンテ、それに豪腕プロデューサーのリック・ルービンを欠いているからだ。驚くべきことに、「I'm With You」からは何も演奏されず、「The Getaway」からの曲は義務的に感じられたが、フルシアンテ・トリビュート・バンドから解放された時に、クリングホファーは、自分が描いた曲で輝きを見せた。残念ながら、前任者のあとを埋められる人間は、この世にはいないだろうし、これからもいないだろう。もっとも、RED HOT CHILI PEPPERSという怪物の中では、彼のためらいがちな場違い感が、特にフルシアンテの取り憑くようなバッキングのファルセットをまねしようとする時に、この機会のようなカルテットに、歓迎すべき弱さや本物らしさを与えている。

最新アルバムからの曲は、傑出した"Go Robot"を例外とすると、最も無関心に受け取られ、この件に関しては、最も無関心に演奏された。観客が辛抱強く耐える中、義務的に演奏された。"Dreams of a Samurai"や"The Getaway"のタイトル・トラックは、バンドが有名になったフックやシンガロングのコーラスが欠けていた。観客は、アルバムがそれぞれのギグ・チケットに対してかしこくも無料で提供されていなければ、新曲に対してまったく無反応だったかも知れない。

["Go Robot"ビデオへのリンク]

「I'm With You」と「Stadium Arcadium」(2006年)は、シンプル風味だったが、新曲は、ステージではさらに2人、時には3人の追加ミュージシャンが必要になり、RED HOT CHILI PEPPERSを見るために60ポンドを払っていれば、セッション・ミュージシャン#3を迎えて欲しいとは思わないだろう。このことは、エレクトロニクスの要素と追加のパーカッションを取り入れることで、モダンさを保とうとして、シンプルさを明らかに犠牲にした実際のバンドを薄め、聞こえなくしてしまう。アルバムでは、このことはプロデュース過剰となり、ライブでは、バンドの残りの邪魔となる。チャド・スミスは例外だ。彼の轟音のようなビートは、バンドの屋台骨だ。ヒット・ソングでは、彼のパワフルなエネルギーが、バンド仲間をどんどん後押しし、最大限を得させる。それからジャムへと入り込み、数学的にすべてを一つにまとめる。

RED HOT CHILI PEPPERSの長きにわたるUSP(売り)は、その即興性で、セット・リストがイントロ・ジャムとしていたとしても、ほぼ全部の曲が即興部分で終わる。これは長短がある。うまく行くと、自分自身のものとなり、何かとても個人的で、従って特別であるように感じる。何度か気付いたが、うまく行かないと、ぎこちなく、苛立たせられる。時々、特に永遠の大人子供であるリード・シンガーのアンソニー・キーディスが新人のジョッシュ・クリングホファーを中断すると、お互いが躓いたようになる。彼は、バンドがヴァースに戻ろうとしている時に、ソロを始めたりコーラスを繰り返してギタリストに重ねて歌うことがある。キーディスは、一、二度歌詞を忘れてへまをした。"If You Have To Ask"、それにショーのラスト・ナンバー、"Give It Away"でだ。だがおかげで、十代の時にバンドでこの曲をカバーした時に、自分自身が"If You Have To Ask"の歌詞を困ったことに忘れたという事実について気分が良くなった。

記憶に残るのはライトショーだ。観客の上方の油圧式のワイヤーでつるされた千以上の照明のチューブは、これまで見たこともないものだった。コンサートを通じて、ショーに動きのある次元を加えていた。適確に上げ下げすることで、よりビッグな曲をさらにビッグに、また屋根のように降りてくることで、ソフトな曲はより親しみやすく感じさせた。また上下を繰り返すことで、"Give It Away"のようなよりスペイシーな曲には波のようなイフェクトを創り出していた。

[キャプション]
直感的で、動的なライトショーは、スタジアムのコンサートに何か新しいものをもたらしていた

セットは大部分がエネルギッシュで、"Suck My Kiss"や"Right On Time"のようなより無名の曲をうまく組み込んだ観客を喜ばせるもので、何よりほぼ90分をカバーしていた。もっと長かった方が良かったが、あれ以上のものは期待していなかった。クラシックな曲は前と変わらず良かったし、新しいシングルはそのままだった。義務的で、長くて、場違いだったが、ジョッシュ・クリングホファーのゴージャスなエワン・マッコールの"Dirty Old Town"から"Under the Bridge"へと移っていくところのような宝石によってバランスが取れていた。

["Under the Bridge"ビデオへのリンク]

セットリストに置ける配置から手間取った問題はアンコールだった。最後の曲はいつも"Give It Away"となるはずだったが、1曲前が、「The Getaway」のふくれあがった最後の曲、"Dreams of a Samurai"だった。ショーの偽の終わりのあとで、バンドはこのスローな新曲を演奏したんだが、観客は受け身でうなずき続けるしかなかった。アンコールは、最後のエネルギーの爆発を生み出すべきだし、観客に対して、バンドも完訳も体験に興味がないような何かではなく、思い出しながら家に帰るような何かを与えるべきだ。最後から2番目のスポットに収まることができた、"Give It Away"のために観客を盛り上げられるようなレッチリの曲は数え切れないほどある。

前座の日本のメタル・ポップ・バンド、BABYMETALは大成功だった。幸いなことに、私は数年前にダウンロードで彼女たちを見ていたので、自分が何を経験するのかが分かっていた。残りの観客はそうでもなかった。音楽的には、BABYMETALはものすごくヘビーだ。彼女たちと他のメタル・バンドとの違いは、うなり声を上げるヒゲだらけの男の代わりに、3人の日本人の女の子がフロントを務めている点だ。超振り付けられた女の子のバンドにデス・メタルのバッキング・バンドを組み合わせることで、目新しいものとして、メタルをメインストリームで売ることができる。最初は混乱していたが、観客の大部分は、セットの終わりには完全に味方になっていた。彼女たちはレッチリのトレードマークのエキセントリックさに言及していたが、彼女たちがいたのは、おそらくもっと金の問題だったんだと思う。

["ギミチョコ!!"ビデオへのリンク]

私は完全にギグを楽しんだ。でも、これはRED HOT CHILI PEPPERSが懐かしのバンドの領域に入ったというほろ苦い理解となった。公平に述べて、彼らのファースト・アルバムは30年前にリリースされたのだから、自分たちの栄光の上で休む権利以上のものを既に得ているのだろう。

ああ、ジョン・フルシアンテがなつかしい。

セットリスト

Intro Jam
Can’t Stop
Dani California
Scar Tissue
Dark Necessities
Hey
Right on Time
Go Robot
If You Have to Ask
Sick Love
Parallel Universe
The Getaway
Suck My Kiss
Dirty Old Town
Under the Bridge
By the Way

アンコール:
Dreams of a Samurai
Give It Away

▼元記事
Red Hot Chili Peppers with Baby Metal at Manchester Arena 15th Dec 2016


[Alt Corner] O2アリーナのRED HOT CHILI PEPPERS

O2アリーナのRED HOT CHILI PEPPERS

チャンドニ・センビ(2016年12月21日)



今年前半にレディング・フェスティバルでRED HOT CHILI PEPPERSを見てから、華々しい一夜を望んでいて、それが叶った。

BABYMETALは、レッチリの魔法の前に、その奇妙だが驚くべき存在で私たちを飾ってくれた。BABYMETALがレッチリのサポートをすると聞いたときには驚いたが、世界で最もユニークなバンドの一つを見られるというのでわくわくしていた。彼女たちは、半時間、ステージ半分、そして観客半分(会場の列はばからしいほど長かった)しか手にしなかったが、傑出した仕事をした。セットは通常のギグよりも短かったが、BABYMETALは、"Karate"と"ギミチョコ!!"を含む、その最もエネルギッシュな曲でいっぱいのセットリストをまとめた。観客とやりとりし、シンガロングを求め、みんなを暖める素晴らしい仕事をした。彼女たちの演奏は、私がこれまで見た中で最高のものの一つだったので、「ベスト・ライブ・バンド」賞を複数獲得してきたのもうなずける。

次に、私が90分の純粋な狂乱としか呼べないものがやってきた。レッチリは(ジョンを除けば)50代半ばだが、彼らのもたらすエネルギーは、十代の一団を眺めいているような気分にさせてくれる。曲の間の会話から顔に浮かぶ微笑みまで、彼らは観客同様にそこにいたかったことが分かる。おかげで過去の年月、具体的には「Stadium Arcadium」ツアーよりも演奏が素晴らしいものになっていた。レッチリはセットのほとんどでステージを駆け回っていたが、そのことが音楽的な能力を奪うことはなかった。駄目な音は一音・一拍たりとも演奏されることも、歌われることもなかった。仮にあったとしても、一緒に人々が叫んでいるので聞き分けられなかったろう。

今年レディング・フェスティバルでレッチリを見ていたので、セットリストがまったく同じじゃないかと少し心配していたけど、ありがたいことに間違っていることが分かった。セットリストはこのツアーで何度か変更されており、レッチリは複数の素晴らしいセットリストを備えるだけのシングルとファンのお気に入りの曲がある。"Snow"、"Under the Bridge"、あるいは"The Adventures of Rain Dance Maggie"はやらなかったけれど、本当に素晴らしい曲を山ほど聴けた。ハイライトは、"Give It Away、"By The Way"、"Goodbye Angels"、それに"Dani California"だった。「The Getaway」と昔のアルバムがうまく組み合わされていた。

レッチリのサウンド・ミキシングには誰もかなわない。どの楽器も完璧に響き、アリーナを満たしたので、誰もがはっきりと聴くことができた。ベースからドラムスまですべてを楽しむべきバンドが必要とする、曲の正統性が与えられた。独自にBRING ME THE HORIZONと並ぶ背景のビジュアルと照明と合わせ、このことがギグを別の次元のものとしていた。

全体として、これは人生最高のとはいわないが、今年行った最高のギグだった。

▼元記事
Red Hot Chili Peppers at the O2 Arena


2016年12月25日日曜日

[Radio Today] チーム・ロックが4年目で財産管理に入る

チーム・ロックが4年目で財産管理に入る

(2016年12月20日)

親会社のチーム・ロックが財産管理に入り、73名の雇用が失われると共に、チームロック・ラジオは、正式にそのサービスを停止した。

2012年に設立された同社は、2013年にDABで、ロンドン・ベースのベテラン・ラジオ・ジョッキーやプロデューサーを迎えて、全国放送のチームロック・ラジオを立ち上げ、2年後にはオンラインオンリーの局となった。今年前半に、同局はラジオ・ジョッキーなしになったが、ラジオ・トゥデイに対しては、ラジオ・スタッフが解雇になったこと、あるいは報告する内容があることを否定し続けた。

デイリー・レコードのレポートによれば、社内の7名のスタッフは、管財人と作業をするために残留する。チーム・ロックはまた、クラシック・ロック・マガジンを含む、複数の音楽専門誌を所有している。

チーム・ロックは、今年早くに辞任した元GMGラジオのCEO、ジョン・マイヤーズから資金提供を受けていた。

任命された管財人によれば、同社は相当期間赤字が続いており、結果としてキャッシュフローが苦しくなった。

▼元記事
TeamRock enters administration after four years


[Metal Injection] レイト・ナイト・テレビの2016年最もヘビーだった瞬間

レイト・ナイト・テレビの2016年最もヘビーだった瞬間

マックス・フランク(2016年12月22日)



やあ、メタル・インジェクションの読者諸君――俺はマックス(Party Smasher Inc, Gear Gods)
で、特別なゲスト・ポストと共にやってきた。たぶんスーパー・シリアスな年末のアルバム・リストはもうたくさんだろうと思うので、今日は、ちょっとばからしくて楽しいリストを提供するぜ!

レイト・ナイト・テレビには今年、ヘビー・メタル、パンク、そしてプログレ・ロック文化についての奇妙でおかしな瞬間がたくさんあった。ジム・キャリーがNAPALM DEATHのものまねをするといったことはもうないだろうが、それでもたくさんのショッキングなのがあった。特に、君たちがまったく予想してない連中から。だからこの点について、お送りしよう……マックスの2016年度最もヘビーだったケーブルTVの瞬間のリスト(爆発の絵文字)だ。

では見てみよう!

(中略)

BABYMETALが全米を熱狂させた

この春のスティーヴン・コルベアのレイト・ショーで:

[ザ・レイト・ショー・ウィズ・ステーヴン・コルベアの"ギミチョコ!!"へのリンク]

スティーヴンと言えば……。

▼元記事
Late Night Television's Heaviest Moments of 2016


[Heavy Blog] ヘビー・ブログ別冊

ヘビー・ブログ別冊

ヘビー・ブログ(2016年12月22日)



俺たちがメインのやつのあとで個人のトップ10リストを公表してから、全体リストでそれぞれのライターについて抜けているアルバムがあることがはっきりと分かるようになったはずだ。俺たちは、このようなまとめがもたらす全体としてのパワーによる、全般的なリストの避けがたい限界の一つとして、このような欠陥を受け入れている。だが、メイン・リストをあきらめることはない。ただし、それぞれのライターが、最終版に含まれなかった、個人のトップ10から一枚のアルバムを明かすことを認めている。これによって、もっと自由度を高め、もう一度、今年のお気に入りの音楽の一部に光を当てるチャンスを与えることができる。2016年のような素晴らしい年には、俺たちのリストがこれまでになく、今年の生み出した偉大さの多くを見逃している以上、これはもはや必要と言えるものだ。

このような「別冊」を、選んだライターによるテキストと共に以下で見ることができる。再び、このリストは2016年の素晴らしい音楽の持つ信じられないような多様性と、幅広い品質をカバーしようという俺たちのリストを語るものだ。これによって、メイン・リストに戻って、そこに飛び込む前に、俺たちが今年最高のリリースだと感じるものに対して、より近寄りやすい道を与えてくれることを期待する。このプラットフォームを実現可能にしてくれたこと、そして俺たちの意見を述べる場を与えてくれたことに感謝する。2017年が待ちきれない。

(中略)

Babymetal – Metal Resistance

これが議論を呼ぶって? 現時点ではもうそうあるべきじゃない。BABYMETALの激しい曲とダンスは、この時点でやり過ぎなほどだ。あまりに多くの「正当な」メタル・アイコンによって祝福され、複数の大成功を収めたワールド・ツアーを行い、スタジアムをソールドアウトしている。エントリー・レベル、そして「カルト」なメタル・ファンがBABYMETALに夢中だ。もちろん、彼女たちはこのアイドル文化とメタルの摩訶不思議な交差点に存在するが、彼女たちは少しずつシリアスなメタル・バンドへと進んでいる。つまり、まだ不適切かも知れないが俺の言いたいことは分かってくれると思う。「Metal Resistance」はとにかく素晴らしい。おそらくばらばらだったデビュー・アルバムのあとで、さまざまな素晴らしい曲により、その本領を発揮している。ヘッドバンギングな曲、シンガロングな曲、DREAM THEATERに対抗するプログレ・メタルのショーケースなど。「Metal Resistance」は、そのまま楽しめる時間であり、「ボーカルが駄目」以外に、これに反対するシリアスな議論は存在していない。DRAGONFORCEが書いた曲があり、これはこれまででDRAGONFORCEの最高のナンバーの一つであり、バンドのサウンドには、でスコア、メロデス、そしてJポップ=ロックの要素がある。このブレンドはとてもばかげていて、次第にクセになる音(おかしいのは、基本的には最も分かりやすいジャンルの組み合わせだからだ)だが、最初の「俺はシリアスな男の音楽を聴く、シリアスなメタル・ファンだ」という最初のハードルを越えることができれば、とにかく素晴らしい時間となる。ものごとを楽しむことは何も悪くないんだ!

["Karate"へのリンク]

(後略)

▼元記事
Heavy Blog’s Outliers 2016


[Scene] オルターナティブ・プレス・ミュージック・アワーズが2017年にクリーブランドに戻る

オルターナティブ・プレス・ミュージック・アワーズが2017年にクリーブランドに戻る

ジェフ・ニーセル(2016年12月22日)



2年連続クリーブランドで開催されたあと、今年のオルターナティブ・プレス・ミュージック・アワーズは、共和党全国大会との競合を避けるためにコロンバスに移動した。

今回、この地元ベースの音楽誌は、2017年クリーブランドにアワーズが戻ると発表した。

イベントは7月17日に開催される。

「2017年のAPMAsについてはいくつか大きなイベントを用意しており、これを実現するために故郷に戻れるのを嬉しく思います」とオルターナティブ・プレスの創設者兼CEOのマイク・シーはプレス・リリースで述べている。「クリーブランド市は、全国でも最もホットな再活性化された都市であり、その成長に現在進行形で貢献できることを誇りに思います」

今年、およそ6,000人のファンが、A DAY TO REMEMBER、GOOD CHARLOTTE、YELLOWCARD、OF MICE & MEN、PAPA ROACH、BABYMETAL、ISSUES、THE MAINE、MAYDAY PARADE AND BEARTOOTHこのイベントに出席した。

会場、チケット、VIPパッケージ、ホスト、候補者、受賞者、出席・演奏するアーティスト、レッドカーペットへの登場、そして関連イベントは、新年にaltpress.com/apmasで発表になる。

▼元記事
Alternative Press Music Awards to Return to Cleveland in 2017


2016年12月24日土曜日

[Fast Forward Magazine] レポート:BABYMETAL—Live at Wembley

レポート:BABYMETAL—Live at Wembley

ガビ・ルドルフ(2016年12月5日)



[ドイツ語からの重訳です]

あまりに良すぎて、それ以上良いものが想像できないというものがある。フェティッシュなインスピレーションを受けた制服を着た、日本人の十代三人が、失踪するドラムスと、非常にシリアスなデス・メタルのリフに合わせてJポップのメロディーを歌う。明らかに、このような音楽的に訳の分からないものを楽しんでいる人間が数多く入るのは明らかで、この日本のバンド、BABYMETALの成功は、今年も止めようがなかった。

BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は英国のアルバム・チャートで15位に入ったが、これは英国における日本のバンドの最高位にあたる。アメリカのビルボードのチャートでは39位になり、53年ぶりの成功を収めた。メタル・ハマーは、その21世紀最高のアルバムのリストにBABYMETALを挙げており、バンドは来年の1月にGUNS N' ROSESの日本ツアーで前座を務める。またこのことは、カワイイ日本の物珍しい存在以上のものとして認識されるようになってきたことも示している。そして、彼女たちの音楽が、クレイジーなかたちで、非常にうまく行っていることは本当だ。

もちろん、一つ欠けているものがある。ライブ・アルバムだ! そして12,000人以上を集めたロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーで行われた、今年の「Metal Resistance」欧州ツアーの初日ほど適切なものがあるだろうか。初の英国におけるBABYMETALのアリーナ・ショーをライブ録音で「Live at Wembley」として楽しむことができる。そこにいるような気分で、どれだけBABYMETALのライブ・ショーが楽しいのかを経験できるのだ。そのどこまでが直接録音されているのか賭けたくはないだろうが、多幸感に包まれた観客をバックに、全体はやっぱり本当に楽しい。新人にとっては、バンドを新たに知った者にとって、BABYMETALはライブ・バージョンで見出すものではないだろうし、楽曲はそれぞれ、俺たちが知っている通りとなっている。スゥメタル、モアメタル、そしてユイメタルはボーカル・パートを担当し、バンドの素晴らしい演奏はともかく、パワフルな衣装とダンスの動きは想像するしかない。だがありがたいことに、DVDですべてを直接見ることができる。BABYMETALはそのエンターテインメント性を楽しむには、視覚的な部分が大切なのだ。

BABYMETALがやっていることで一つ確かなのは、ショーの規模だ。ものすごくでかい! いつも美しく考え抜かれ、音楽的には穏当で、そこには十分なものが存在している。そして圧倒的なイントロだけでも、「Live At Wembley」は買うだけの価値がある。スタイル警察に邪魔されてはいけない、BABYMETALの楽しみは付き合えば付き合うほど、どんどん大きくなっていくんだ。

▼元記事
Gehört: BABYMETAL „Live at Wembley“


[ALT. Corner] BABYMETAL - Live at Wembley(レビュー)(P2追加)

BABYMETAL - Live at Wembley(レビュー)

チャンドニー・センビー(2016年12月6日)



メタル=ダンス=Jポップ・フュージョンの風雲児、BABYMETALが、その初の英国アリーナ・ショーのライブ・アルバムをリリースして戻ってきた。BABYMETALは、その17歳・18歳という年齢としては比較的短い期間にここまで来た。彼女たちは、ここしばらく私が見たいバンドの一つなのだが、これはそのライブ公演にあまりにいろいろなものが詰め込まれているので、狂っているように見えるからだ。このアルバムは、その次に素晴らしいものだ。

BABYMETALのライブ・ショーは、何か特別なものだが、オープニング・トラックを聴いたときに、私は公演が音声だけでは十分に伝わらないのではないかと心配だった。もしBABYMETALの"ギミチョコ!!"ビデオ(まあビュー数を見れば見ていると思うが)、どうして同時に歌いながら、踊って、駆け回ることができるんだろうと思うはずだ。最初に私がこのアルバムを聞いたときに、私は音声だけで、あのステージのめちゃくちゃなものがないと、少しバンドが好きじゃなくなるのではないかと心配した。アルバムは"BABYMETAL DEATH"で始まるが、歌が聞こえる前に、このトリオのために観客が歓声を上げているのが聞こえる。それから「遠い昔、はるか彼方」というナレーションが聞こえる。これは無意味かも知れないが、自分がそこにいて彼女たちを見ているような気がした。これがたぶんライブ・アルバムの大切なところなんだろう。

全曲を通じて、スゥメタルは傑出した歌唱を聞かせており、プロローグが語ったように、その音楽は本当に言語の壁を超える。歌詞がすべて分からなくても構わない。そのことは音楽が素晴らしいという事実を変えるものではないからだ。ライブ・バンドもバンドをバックアップする本当に良い仕事をしており、このことは三人のパフォーマンスによって、BABYMETALのライブを見ているときに見逃しがちだ。バンドは印象的な技巧をもって演奏しており、特に"イジメ、ダメ、ゼッタイ"、"あわだまフィーバー"、そして"Karate"がそうだ。実際、このアルバムからお気に入りの曲を選ぶのはとても難しい。彼女たちのセットは2枚のアルバムからのお気に入りで一杯であり、何よりもこれはものすごいトラックリストだ。

"あわだまフィーバー"、"GJ"、"ギミチョコ!!"、そして"ド・キ・ド・キ☆モーニング"といった曲は、特にライブがいい。サウンドのバランスは完璧で、どれか一つの楽器が突出することもない(これはライブ・アルバムでは危険となりうる)ので、演奏されたものはすべて聴くことができる。ものすごくモッシュ向けのブレイクダウン、コール・アンド・レスポンスのボーカル、そしてキャッチーなリズムにより、これは素晴らしいギグだと言える。

このアルバムの唯一のネガティブな部分は、最後の2曲、"The One"と"Road of Resistance"だ。この曲はそれぞれ10:22と12:53で、うまくアルバムにおさまっていない。これはライブでは素晴らしかったと思うが、実際の音楽が欠けているところがある。つまり、誰かが演奏を始めるのを待っていたということだ。

全体としては本当に良いライブ・アルバムで、リスナーはこの偶像的なバンドのライブを見たくなるばかりだろう。

今月、RED HOT CHILI PEPPERSの前座を務めるBABYMETALを観てくれ:

▼元記事
BABYMETAL – Live at Wembley – Album review


[HeadBangkok] RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスがBABYMETALとJUDAS PRIESTの曲をジャム

RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスがBABYMETALとJUDAS PRIESTの曲をジャム

チャーリー(2016年12月20日)

[タイ語からの重訳です]

BABYMETALは単独でもピーク・レベルは既に才能に満ちたものとなっている。さらに誰かを招けば、もっとすごくなる!RED HOT CHILI PEPPERSのドラマー、チャド・スミスが、日本の女の子たち三人のセットの最後に飛び入りしてジャムを行った。演奏したのは伝説のメタル・バンド、JUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"で、このロンドンでの前座ショーのクリップは下にある。

おかしいのは、チャドが演奏するにあたり、他のミュージシャンと同じ衣装を着ていたことだ。中にはチャドは見届けに来たんだという者もいる。友だちじゃなくて、雇用主だからだって(笑)。

あの女の子たちがJUDAS PRIESTと絡んだのは初めてではない。以前、バンドのリード・シンガー、ロブ・ハルフォードと半年前にオルターナティブ・プレス・ミュージック・アワードで共演するという名誉を得ているからだ。

さらに、ジャムに続いて、スゥメタルの19歳の誕生祝いがあったのも良かった。チャド・スミスがバースデーケーキでサプライズを演出したんだ。これはずっと記憶に残るショーになる!

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
โคตรพีค! Chad Smith แห่ง Red Hot Chili Peppers แจมเพลงของ Judas Priest กับ BABYMETAL


[Global Metal Apocalypse] GMAアワーズ2016(投票)

GMAアワーズ2016(投票)

五年は長いよな。グローバル・メタル・アポカリプスは、それだけ続いていて、次のGMAアワーズを発表するのは、単に5周年を、去って行った日々を祝うだけでなく、俺たちがレーベル、PR、マネージメント、友人、そして誰よりも、そのおかげで俺たちが存在している読者やフォロワーとのあらゆる協力関係を祝うものだ。

さた、グローバル・メタルの殿堂にふさわしい勝者だと思う相手に投票する時が来た。投票は開始され、締切は12月29日、結果発表は12月30日だ。



投票するには:

各カテゴリーで選択肢を選び、右側のスクロール・バーを使って下に移動して、最後に投票(Submit)をクリックしてくれ!

GMA(グローバル・メタル・アポカリプス)アワーズ2016

今年もGMAが年次賞で、メタルの素晴らしい年を祝福する。投票は12月29日に締め切られ、勝者は12月30日に発表となる。

大部分の候補には、2文字の国を示す略号が付いている。

*必須

アルバム・オブ・ジ・イヤー*

Fleshgod Apocalypse - King
Amaranthe - Maxilmalism
Devilment – II The Mephisto Waltzes
Kryptos – Burn Up The Night
Myrath - Legacy
Delain - Moonbathers
Lacuna Coil - Delirium
Epica – The Holographic Principle
Metallica - Hardwired... to Self-Destruct
Babymetal – Metal Resistance

ベスト・ライブ・アクト*

Babymetal (JP)
NonserviaM (MY)
Iron Maiden (GB)
Bring Me The Horizon (GB)
Epica (NL)
Crossfaith (JP)
Scarab (EG)
Evil Scarecrow (GB)
Skalmold (IS)
Orphaned Land (IL)

ブレイクスルー・メタル・シーン*

(略)

今年のニュース*

(略)

フェスティバル・オブ・ザ・イヤー*

Rock al Parque (CO)
Malta Doom Metal Festival (MT)
Eistnaflug (IS)
Hell & Heaven Metal Fest (MX)
EpicMetalFest (NL)
Nepal Deathfest (NP)
Witchfest (ZA)
Bloodstock Open Air (GB)
Sziget Festival (HU)
Bangalore Open Air (IN)

ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー*
(GMAのホームページ参照)

(略)

ブレイクスルー・アジア・バンド*

(略)

ブレイクスルー・アジア・バンド*

(略)

ブレイクスルー・オーストラジア・バンド*

(略)

ブレイクスルー欧州バンド*

(略)

ブレイクスルー英国バンド*

(略)

ブレイクスルー北米・中米バンド*

(略)

ブレイクスルー南米バンド*

(略)

ブレイクスルー海外バンド*

(略)
ブレイクスルー・ノン・メタル・バンド(ポップからロックまで)*

(略)

送信

▼元記事
GMA Awards 2016


2016年12月23日金曜日

[Rock Line] 素晴らしい! RED HOT CHILI PEPPERSのドラマーがBABYMETALのショーに加わりJUDAS PRIESTを演奏

素晴らしい! RED HOT CHILI PEPPERSのドラマーがBABYMETALのショーに加わりJUDAS PRIESTを演奏

ダイヴ・エイクホフ(2016年12月21日)

[ポルトガル語からの重訳です]

RED HOT CHILI PEPPERSは先週末ロンドンで公演を行った。だがステージに立つ前に、ドラマーのチャド・スミスが、前座を務めたBABYMETALの女の子たちのショーに飛び入りした。

チャドは、衣装とメイクをして日本人トリオとステージに上がり、JUDAS PRIESTのクラシック2曲、すなわち"Painkiller"と"Breaking the Law"を演奏した。そしてメンバーの一人、スゥメタルの20回目[原文ママ]の誕生日を祝う時間さえあった。

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Fantasiado, baterista do Red Hot Chili Peppers participa do show das Babymetal e tocam Judas Priest


[Rock Sound] ロック・サウンド読者投票の結果:アルバム・オブ・ザ・イヤー

ロック・サウンド読者投票の結果:アルバム・オブ・ザ・イヤー

(2016年12月22日)

まずでかい奴から始めよう。

君たちの2016年のお気に入りのアルバムはなにかとたずねたところ、本当に大接戦だったんだが、結果はこうなった。

アルバム・オブ・ザ・イヤー

01. Architects - 'All Our Gods Have Abandoned Us'
02. Panic! At The Disco - 'Death Of A Bachelor'
03. Pierce The Veil - 'Misadventures'
04. BABYMETAL - 'Metal Resistance'
05. Green Day - 'Revolution Radio'
06. Against The Current - 'In Our Bones'
07. Waterparks - 'Double Dare'
08. Avenged Sevenfold - 'The Stage'
09. A Day To Remember - 'Bad Vibrations'
10. letlive. - 'If I'm The Devil...'

このシーンが生み出した、最も息を呑むような、痛烈なアルバムの一つにふさわしいポジションだ。

▼元記事
Rock Sound Readers’ Poll 2016 Results: Album Of The Year


[The Numbers] 2016年のクリスマス・プレゼント・ガイド—パート4—本、音楽それに私が見逃しているもの

2016年のクリスマス・プレゼント・ガイド—パート4—本、音楽それに私が見逃しているもの

(2016年12月22日)

ファースト・リリース、TV番組のDVDリリース、それにクラシックを挙げた。最終回は、本、音楽、それに前に忘れていたものが入っている。そして正直になろう、このリストにはまだ最近見たものもある。レビューする時間がないから。

(中略)
BABYMETAL:Live at Wembley

このブルーレイの北米リリースを待っている人には……

Babymetal: Live at Wembley Arena -アマゾンから購入:CD
説明:BABYMETALの、母国日本以外での最大のコンサート
長所:多くの人たちが、BABYMETALはせいぜい目新しいだけのバンドだと考えているといっても不公平だとは思わない。バイラル・ヒットはあるけれども、YouTube以外では本当の成功を収めてはいないじゃないか。これは間違っていると分かった。セカンド・アルバムがファーストよりも大ヒットになっただけでなく、彼女たちはその演奏で各賞を受賞している。実際、英国最大の音楽誌、ケラング!は、彼女たちを2016年最高のライブ・バンドに命名している。
短所:ブルーレイは75ドルだ。これは日本からの輸入品で値段の説明が付く。私は北米盤のリリースを待つだろう。

(後略)

▼元記事
2016 - Holiday Gift Guide - Part IV - Books, Music, and Anything I Missed


[Rock Sins] ロック・シンズ2016年ビデオ・オブ・ザ・イヤーBABYMETAL、HEEL、MONSTER TRUCK、THE DEAD XIIIなどが争う

ロック・シンズ2016年ビデオ・オブ・ザ・イヤーBABYMETAL、HEEL、MONSTER TRUCK、THE DEAD XIIIなどが争う

3月の初旬から、ロック・シンズは毎週のフィーチャー記事としてビデオを紹介することにした。毎週掲載できたわけではないが、その導入以来、俺たちは24の記事をアップし、これは俺たちのウェブサイトで最も人気があるパートの一つになった。従って、俺たちの読者が2016年を代表するビデオはどれだと考えているのかを知るために、今年最後のコンテストを行う。



24の勝者から、俺たちは競争する12のビデオを選んだが、ここには本当に素晴らしいクリップがいくつかある。BABYMETALの名高い"Karate"からHEELの"Nothing New"によるポップ業界のすばらしいからかい、VOLAの美しいアニメーションによる"Gutter Moon"、そしてBAD SOLUTIONの胸が詰まるような"Dear Sarah"まで、みんなのための何かがある。

いつも通り、勝者は一人だけだ。投票は12月31日(英国時間)の真夜中に締め切られるので、ロック・シンズの2016年ビデオ・オブ・ザ・イヤーを決めるには10日ある。メリー・クリスマス、そしてビデオ・オブ・ザ・ウィークは2017年にまた帰ってくる!

2016年ビデオ・オブ・ザ・イヤー!

● Go Primitive – In A Band
● TrueHeights – Stay
● Babymetal – Karate
● Thrones – Winter
● Heel – Nothing New
● Ashestoangels – Down We Go
● The Dead XIII – Daemons
● Servers – To Hell With You
● Vola – Gutter Moon
● Bad Solution – Dear Sarah
● Monster Truck – For The People
● Forever Still – Awake The Fire

投票する

▼元記事
Rock Sins 2016 Video Of The Year – Babymetal, Heel, Monster Truck, The Dead XIII & More To Battle It Out


2016年12月22日木曜日

[Metal Injection] メタル・インジェクションのジャンキーは、BABYMETAL、EPICA、それにMETALLICAをアルバム・オブ・ザ・イヤーに投票した

メタル・インジェクションのジャンキーは、BABYMETAL、EPICA、それにMETALLICAをアルバム・オブ・ザ・イヤーに投票した

ロバート・パスバーニ(2016年12月21日)



俺たちの年度末の投票が締め切られ、ちょっとした驚くべき結果を得た。

俺たちの自由投票によれば、合計約5万票が投じられ、BABYMETALの「Metal Resistance」がアルバム・オブ・ジ・イヤーとなり、これにEPICAの「The Holographic Principle」、そしてMETALLICAの「Hardwired… To Self-Destruct」が続いた。俺たちは、BABYMETALのメッセージ・フォーラムで、このバンド(編集者のメモ:バンドから直接ではなくファンによってだ)に投票することを励ます多くの紹介があったことに気付いたが、だからといって勝利を奪うべきではない。なぜならば、すべてルールに則ったものだからだが、好みの傾斜を説明するものとなっている。EPICA自身も、そのソーシャルでこの投票をシェアしたが、METALLICAはそうではないので、キャンペーンがなければ、METALLICAが簡単に勝利し、AMON AMARTHとGOJIRAが続いたと思う。

ベスト・ツアー・オブ・ザ・イヤーについては、SLIPKNOT、MARILYN MANSON、OF MICE & MENが勝った。

BABYMETALは今年のベスト・ミュージック・ビデオ投票に勝利し、これにGHOSTの"Square Hammer"、そしてGOJIRAの"'Silvera"が続いた。最終投票結果は下を見てくれ。

アルバム・オブ・ザ・イヤーの結果

2016年のベスト・メタル・アルバムは何か(3つ選んでくれ)(投票終了)

Babymetal - 'Metal Resistance'  11.72%  (5,359票)
Epica - 'The Holographic Principle'  5.74%  (2,623票)
Metallica - 'Hardwired... to Self-Destruct'  5.06%  (2,316票)

(中略)

2016年のベスト・ミュージック・ビデオは何か?(投票終了)
Babymetal - "Karate"  44.96%  (655票)
Ghost - "Square Hammer"  5.83%  (85票)
Gojira - 'Silvera'  4.8%  (70票)

(以下略)

▼元記事
Metal Injection Junkies Vote BABYMETAL, EPICA & METALLICA For Album of the Year


[Kerrang] ケラング1650号:BABYMETALインタビュー

ケラング1650号:BABYMETALインタビュー

(2016年12月14日)

BABYMETAL
スゥメタル、モアメタル&ユイメタル



2016年のロックの風雲児が、ものすごかった12ヶ月を評価する……

Q:2016年はBABYMETALにとって良い年だった?

ユイメタル:今年は大きなできごとが多くて、絶対に記憶に残る年になりました。私たちのアルバム、「Metal Resistance」が世界中でリリースされ、名声の高い東京ドームでツアーの最後を飾ることができました。私たちは、これまでになく大きな印象を世界に与えることができたと感じていますし、この経験の一部となれたことを誇りに思っています。

Q:あなたにとってのクライマックスは?

モアメタル:今年は本当にいろいろなことが起こったので、一つ選ぶのは難しいです! ツアーの最初にウェンブリー・アリーナで演奏したことは記憶に残りますし、東京ドームでのツアー・ファイナルも記憶に残る瞬間でした。ようやく家に帰ってきたような気がしましたし、あの会場で終わるというのはとにかくすごかったです。でも、私が経験した信じられないことのすべての中で、一番記憶に残る瞬間は、私たちの演奏したどこでも、お客さんが私たちの演奏を楽しんで下さることを見られたことです。

Q:SSEアリーナ、ウェンブリーのステージに立ってどう感じましたか?

ユイメタル:いろいろな国からきた人たちの前で、ヘッドライナーで演奏することができて、この世のものとは思えない気分でしたし、このような機会を頂けて本当にありがたかったです。

Q:フォックス・ゴッドの予言で一番とんでもないものは何でしたか?

スゥメタル:たぶんダウンロードです。自分の目が信じられませんでした。本当に、本当にたくさんの人がいて、この経験はとにかく圧倒的だったんです。

Q:会った中で一番有名な人は?

モアメタル:本当にたくさんの有名人に会っているので、一人を選ぶのは難しいです! 皆さんが私たちには信じられないほどよくして下さいますし、どのアーティストさんも本当に音楽に対して真面目なので、とにかくびっくりしてしまいます。誰か有名な人に会うたびに本当に多くのことを学んでいると感じています。

Q:今までで最高の衣装は?

モアメタル:個人的には、ウェンブリー公演で着たロング・スリーブの衣装が気に入っています。服に赤い部分があるのを見慣れていたので、最初見たときには変に見えましたが、あの衣装がどれだけ軽くてトレンディーなのか分かって、それからはお気に入りになりました。

Q:今まで見た中で最高の映画は?

ユイメタル:細田守さん、それに(スタジオ)ジブリの映画を見るのが好きです。一つ選ぶとしたら、細田監督の「おおかみこどもの雨と雪」です。この映画のメインテーマは愛で、細田監督が映画にどのように組み入れているのかがとにかくすごいんです。

Q:今年はどんなことを学びましたか?

ユイメタル:いろいろな国に行って、BABYMETALとして具体的にやれることがあると分かりましたし、私たちが皆さんの顔を微笑ませることができると分かって、信じられないような気持ちになりました。皆さんの心にこれからも触れ続けたいと思います。

Q:2017年の楽しみは?

スゥメタル:フォックス・ゴッドからまだ何もきいてませんが、できればもっと英国で演奏したいと思います!

▼元記事
Kerrang #1650


[Mariskal Rock] BABYMETALがRED HOT CHILI PEPPERSに加わる

BABYMETALがRED HOT CHILI PEPPERSに加わる

レダシオン(2016年12月19日)



[スペイン語からの重訳です]

2016年は日本のメタルの寵児、BABYMETALにとって、世界のメタルシーンで快進撃を示した年になった。

欧州ツアーを成功させ、初の[原文ママ]スタジオ・アルバムをリリースしたバンドは、ロックの最も重要なバンドのいくつかの前座を務める機会を得ている。GUNS N' ROSES(2017年1月)とRED HOT CHILI PEPPERS(2016年12月)だ。

実際、このアイドル・トリオは、数日前にマンチェスター・アリーナのステージに上がり、レッチリが1989年の「Mother's Milk」収録曲、"Nobody Weird Like Me"を演奏している間に共演している。その時のビデオを用意した。これがメタルの将来なんだろうか?

[ファンカムへのリンク]

だがさらに続きがある!ロンドンのO2アリーナで12月18日に行われたコンサートで、RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスがお返しに、"Painkiller"と"Breaking the Law"を含むJUDAS PRIESTのメドレーでドラムスを叩いたのだ。ビデオはこれだ:

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Vídeo: Babymetal se une a Red Hot Chili Peppers 

[Blabbermouth] レッチリのドラマーがBABYMETALに加わりJUDAS PRIESTメドレーを演奏(ビデオ)

レッチリのドラマーがBABYMETALに加わりJUDAS PRIESTメドレーを演奏(ビデオ)

(2016年12月19日)



日本のポップ・メタル・センセーション、BABYMETALに、12月18日のO2アリーナにおけるRED HOT CHILI PEPPERSの前座としての最後のショーで、特別なゲストが加わった。レッチリのドラマー、チャド・スミスその人だ!

"ギミチョコ!!"の強烈な演奏のあとで、BABYMETALはステージを離れ、アリーナを闇が覆った。観客に気付かれないまま、チャド・スミスはBABYMETALのドラマー、青山秀樹とキットの後ろで交代し、屍体のペイントと白衣をまとって、神バンドのメンバーとして素晴らしいドラム・ソロを披露した。

新しい「ドラム神」が加わったBABYMETALは、ツアー最後の前座のセットを、拍手喝采のJUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"のメドレーを、スゥメタルがリード・ボーカルを担当して終えた。

ショーの最後に、さらなるサプライズが待っていて、チャド・スミスが、12月20日に19歳の誕生日を迎えるスゥメタルのためのバースデーケーキを持って再登場したのだ。観客は歓声に加わり、"ハッピー・バースデー"を歌い、このすごいツアー、そしてBABYMETALにとって信じられないような2016年に本当に特別なエンディングを残した。

BABYMETALは先日、METALLICAの「ワールド・ワイアード」ワールド・ツアーの一環として、2017年1月11日に韓国ソウルの高尺スカイドームで開催されるコンサートのスペシャル・ゲストを、そして1月に日本でGUNS N' ROSESの前座を務めると発表した。

BABYMETALは、新しい13曲入りのライブ・アルバム、「Live At Wembley」をearMUSIC/Edelから12月9日に発表している。デジタル・バージョンは12月30日にリリース予定だ。慎重に選ばれたトラックリストを持つこのCDは、4月2日にロンドンで行われた、「Babymetal World Tour 2016 Kicks Off At The SSE Arena, Wembley」と名付けられたBABYMETAL初の英国でのアリーナショー、の壮大な演奏を良く捉えている。このコンサートは12,000人の観客を動員しており、BABYMETALはまた、この会場のマーチャンダイズの販売記録を塗り替え、またも歴史を作った。

BABYMETALは、4月にファースト・アルバムから"ギミチョコ!!"を演奏して、ザ・レイト・ショー・ウィズ・ステーヴン・コルベアで米国のレイト・ナイトTVデビューを飾っている。

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
RED HOT CHILI PEPPERS Drummer Joins BABYMETAL For JUDAS PRIEST Medley (Video)


[ONET.MUZYKA] レッチリのドラマーがBABYMETALとステージで共演

レッチリのドラマーがBABYMETALとステージで共演

(2016年12月19日)

[ポーランド語からの重訳です]



RED HOT CHILI PEPPERSとBABYMETALは一緒にツアーしている。ミュージシャンは、協力の魅力に駆られている

このカリフォルニアのバンドのドラマーが、日本の女の子たちのセットに加わった。チャド・スミスとこのポップ・メタル・バンドは、JUDAS PRIESTの曲で構成されるセットを演奏した。この出会いは、ロンドンで12月18日に起こった。このショーできちんと扮装した55歳が若い仲間たちと演奏している姿を下のクリップが示している:

[ファンカムへのリンク]

30年以上活動しているRED HOT CHILI PEPPERSは、6000万枚以上のアルバムを売っており、その中には5枚のマルチプラチナ・アルバムが含まれている。バンドは、グラミー賞を6回受けている。2012年4月には、ロックの殿堂入りも果たしている。最新LPの「The Getaway」アルバムはワーナーから今年の6月17日にリリースされた。プロデューサーはデンジャー・マウスとナイジェル・ゴッドリッチだ。

BABYMETALトリオは、スゥメタル、ユイメタル、モアメタルからなる。バンド名を冠した「Babymetal」LPは2014年2月にリリースされた。この日本のバンドのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は今年4月にリリースされている。いずれも日本ではゴールド・アルバムとなっている。2016年12月9日に、「Live At Wembley」ライブをリリースした。

▼元記事
Perkusista Red Hot Chili Peppers na scenie z Babymetal


[Metal Rock Punk News] RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスがロンドンでBABYMETALと共演

RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスがロンドンでBABYMETALと共演

(2016年12月19日)

[スペイン語からの重訳です]

RED HOT CHILI PEPPERSのチャド・スミスが週末のロンドンのショーでBABYMETALと共演した。

この日本人の女の子たちは、RED HOT CHILI PEPPERSの英国ツアーの前座を務め、O2アリーナで行われた12月18日の夜のショーで、スミスは、BABYMETALのドラマーとして楽しみ、女の子たちとJUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"を演奏した。それからショーの最後に、スミスは12月20日に19歳になるスゥメタルのためにバースデーケーキを持ってきた。

これを見てくれ:

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Assista Chad Smith, baterista do Red Hot Chili Peppers tocando com Babymetal em Londres


[Rock Noisze] RED HOT CHILI PEPPERSのドラマーが、JUDAS PRIESTのクラシックをBABYMETALと共に演奏

RED HOT CHILI PEPPERSのドラマーが、JUDAS PRIESTのクラシックをBABYMETALと共に演奏(見よ)

マルセロ・コレト(2016年12月19日)

[ポルトガル語からの重訳です]

先週末、RED HOT CHILI PEPPERSは、ロンドンの伝説のO2アリーナで公演を行ったが、同行したのはメタルの世界で成功している三人の女の子によって結成された日本のバンド、BABYMETALだ。

女の子たちのショーの途中で、レッチリのドラマー、チャド・スミスがステージに上がり、メタル最高のクラシック2曲、すなわちJUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"を演奏した。この演奏は、スゥメタルの19歳の誕生日にあたり、ケーキがステージに挙げられ、観客が祝福した。

チャドがBABYMETALと演奏しているところをファンが撮影したので、下から見ることができる。RED HOT CHILI PEPPERSは、2017年のロック・イン・リオの目玉の一つであることを思いだしてくれ。楽しんで、こちらから2017年にブラジルで開催される主な国際ショーやフェスのリストを確認してくれ。

▼元記事
Baterista do Red Hot Chili Peppers toca clássicos do Judas Priest com a Babymetal! Assista


[Wikimetal] レッチリのドラマーがBABYMETALと共演

レッチリのドラマーがBABYMETALと共演

ウィキメタル(2016年12月19日)

[ポルトガル語からの重訳です]

RED HOT CHILI PEPPERSのドラマー、チャド・スミスがBABYMETALの女の子たちに加わって、JUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"を演奏した。この演奏は、ロンドンのO2アリーナで18日に実現した。

BABYMETALはRED HOT CHILI PEPPERSの現在のツアーで前座を務めている。

ビデオを見てくれ。

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Baterista do Red Hot Chili Peppers toca Judas Priest com Babymetal


[whiplash.net] RHCP:チャド・スミスが楽しみ、BABYMETALのボーカリストに敬意を表する

RHCP:チャド・スミスが楽しみ、BABYMETALのボーカリストに敬意を表する

ラファエル・テスタ(2016年12月19日)

[スペイン語からの重訳です]

BABYMETALは、RED HOT CHILI PEPPERSの英国ツアーの前座を務めてきた。ロンドンのO2アリーナでの前座で、チャド・スミスがこのバンドのメンバーの通称である「神」に扮装してステージに上がり、19歳のシンガー、スゥメタルの誕生日を祝うケーキを運んだ。

チャドは"Happy Birthday"を歌い、これに観客も続いた。下のビデオを見てくれ。

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
RHCP: Chad Smith se fantasia e homenageia vocalista da Babymetal


[Futuro 88.9FM] チャド・スミスとBABYMETALがJUDAS PRIESTをカバー

チャド・スミスとBABYMETALがJUDAS PRIESTをカバー

デスタカドス(2016年12月20日)

[スペイン語からの重訳です]

ビデオ・レビュー

チャド・スミスとBABYMETALは、ロンドンで素晴らしい時間を過ごした。この日本人トリオは、RED HOT CHILI PEPPERSの最新の英国ツアーの間、前座を担当し、英国の首都の最後の公演が02アリーナで行われた。

BABYMETALのセットの間に、スミスがドラムスを担当し、観客にソロを披露した。それから、残りのミュージシャンとシンガーたちが加わり、JUDAS PRIESTの"Painkiller"と"Breaking the Law"を共演した。

下のビデオを見て欲しい。

[ファンカムへのリンク]

▼元記事
Chad Smith y Babymetal versionaron a Judas