2016年10月15日土曜日

[Variety] BABYMETALがワーナーのアニメに(過去記事)

日本の十代のポップ・メタル・トリオ、BABYMETALがワーナー・ブラザーズのデジタル・スタジオから自身のシリーズに主演

トッド・スパングラー(2016年9月28日)



WBのブルー・リボン・コンテント、アミューズUSAが実写=アニメーション・シリーズを制作

日本のポップ・メタル現象、BABYMETALは、ワーナー・ブラザーズのブルー・リボン・コンテント・デジタル・スタジオと芸能事務所アミューズUSAによる実写=アニメーションのハイブリッド・アクション・アドベンチャー短編シリーズに登場する。

タイトル未定のこのBABYMETALプロジェクトは現在開発中で、まだシリーズの売り先は決まっていない。ワーナー・ブラザーズのレップは、複数の配給チャンネルと交渉中であるとしている。

十代の歌うトリオ、水野由結(ユイメタル)、中元すず香(スゥメタル)、そして菊地最愛(モアメタル)は、ヘビー・メタルの演奏と、甘い(時には金切り声の)ボーカル、それに派手な舞台演出と振り付けで世界的な名声へと駈けのぼった。12月に、このグループは、RED HOT CHILI PEPPERSの5年ぶりの英国ツアーで、このファンク・ロック・バンドの前座を務める。

このシリーズで、ヘビー・メタル音楽の魔法の世界が攻撃されると、孤独な神、キツネが、世界を救うために戦士のバンド、BABYMETALを結成する。このシリーズは、BABYMETALによる新しい実演をフィーチャーしており、女の子たちは、秘密の入り口からアニメーションの世界に入る。グループのマネージャーでクリエイターの小林啓(コバメタル)もプロデュースに参加する。

「BABYMETALは百聞は一見にしかずのバンドです―三人の信じられないほど才能のある十代のスターによって、ポップなボーカル、ヘビー・メタル音楽、そして振り付けダンスのびっくりするような、楽しい組み合わせに命が吹き込まれます」と、ワーナー・ブラザーズ・アニメーションおよびワーナー・デジタル・シリーズの社長、サム・レジスターは述べている。「ブルー・リボン・コンテントの社員は(BABYMETALの)大ファンで、BABYMETAL現象を、この来たるべきデジタル・シリーズを通じて米国のオーディエンスに届けられることについて大変ワクワクしているんです」

2010年に結成されたBABYMETALは、2枚のメジャー・デビュー・シングルがいずれも、日本のオリコンでトップ10入りしている。バンド名を冠したファースト・スタジオ・アルバムは、ビルボードのワールド・アルバム・チャートでナンバーワンとなり、アルバムのリード・シングル、"ギミチョコ!!"の公式音楽ビデオはYouTubeで6,000万ビューを達成した。セカンド・アルバム、「Metal Resistance」で、50年以上ぶりに、ビルボードの200アルバム・チャートのトップ40入りをした最初の日本のバンドとなった。

2014年に設立されたブルー・リボン・コンテントは、デジタル・プラットフォーム向けの実写シリーズやアニメーション・コンテンツを制作している。BRCの番組には、Verizon Go90向けのルブロン・ジェイムズの「Uninterrupted」との協力による「Now We're Talking」、Machinima向けの「ジャスティス・リーグ:ゴッド・アンド・モンスターズ」、CW Seed向けの「Vixen」、それに「フリーダム・ファイターズ:レイ」、そしてMattelのView-Mater向けのOTOY社とのVR体験「バットマン:アニメーション」がある。

▼元記事
Babymetal Japanese Teen Pop-Metal Trio to Star in Their Own Series From Warner Bros.’ Digital Studio


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