2016年11月30日水曜日

[The Musical Melting Pot] BABYMETAL:「Live At Wembley」(レビュー)

BABYMETAL「Live At Wembley」レビュー

レオン(2016年11月29日)



究極のマーマイト・バンドであるBABYMETALは、世界的な現象として迎え入れられると同時に、馬鹿げた流行として片付けられてきた。だが現時点で、その片方が明らかな勝者として現れてきたことは確かだ。BABYMETALは長続きするし、そのことにヘイターができることは何もない。

懐疑主義と敵意に直面して、君はへこむことも、戦うことも、ヘイターなんかどうでもいいと、単に無視して自分のやることをやり続けることもできる。BABYMETALは、後の2つのアプローチを組み合わせることを選んだ――その結果は自ずから語っている。「Live At Wembley」の13曲は、愛と献身と集中が十分なら、何を得ることができるかの例をたくさん示してくれる。

ライブ・アルバムは常にごたまぜで、あるものは技術的な障害を超越し、リスナーをほとんど肉体的にライブ体験へと引きずり込む、バンドの能力に対する証言として確固たる存在となり、それ以外は、超ファンのみに向けた、カネをつかむための、現金収入源程度のものにしかならない。「Live At Wembley」は、絶対的に前者だ。これは実体験のように感じられ、輝かしく、ものすごくヘビーで、絶対的に別格の存在だ。

もし君がBABYMETALを良く知らないなら、「Live At Wembley」は始めるのに最高の場所だ。もし君が自分自身かBFF(永遠の親友)のために早めのクリスマスのプレゼントを検討している、BABYMETALをたまたま知っているか、BABYMETALに夢中のファンだったら、もう他を探す必要はない。"Babymetal Death"から"あわだまフィーバー"、"ド・キ・ド・キ☆モーニング"、"Amore"、"Karate"、"The One"、そして"Road of Resistance"まで、現代のクラシックをちりばめたグレーテスト・ヒットのセットで構成される「Live At Wembley」は、満足と顔いっぱいの笑みが残ることを保証するセットだ。

一言で言えば:完璧な勝利。BABYMETALの連勝がずっと続きますように。

TMMPの評価:100%(絶対に聴くべし!)

BABYMETALや「Live At Wembley」についてどう思う。コメントを残し、TwitterでTMMPをフォローし、俺に教えてくれ……

「Live At Wembley」は12月9日リリースだ。予約注文はアマゾンから。

[BABYMETALの公式ウェブサイトへのリンク]

BABYMETALは現在、RED HOT CHILI PEPPERSと英国ツアー中だ。日程は以下の通り。

12月5日(月) ロンドン、The O2
12月6日(火) ロンドン、The O2
12月8日(木) グラスゴー、The SSE Hydro
12月10日(土) バーミンガム、Genting Arena
12月11日(日)バーミンガム、Genting Arena
12月14日(水)マンチェスター、Arena
12月15日(木)マンチェスター、Arena
12月18日(日) ロンドン、The O2

▼元記事
Babymetal – ‘Live At Wembley’ [Review]


[Kerrang!] 最新号:ケラング1648号―仮面を外したBABYMETAL

最新号:ケラング1648号―仮面を外したBABYMETAL

ジェイムズ(2016年11月29日)



ケラング!の最新号を買うべき5つの理由

1. 日本でBABYMETALと直接会ってきた

BABYMETALは既にメタルのロードマップをデザインし直してきたが、信じられないほどビッグだった2016年の後で、彼女たち自身の未来は、謎に包まれている。。ケラング!は日本へ向かった。フォックス・ゴッドの次の予言を聞けることを期待して……。

2. BEARTOOTHが、これまでで最も感動的なインタビューですべてを明かす……

暗い時代は今は過去のものとし、カレブ・ショモは、これまで以上に明るい未来に向き合っている。ケラング!は、今最もクールなロック・シーンであるオハイオ州コロンバスで、BEARTOOTHと会い、その祝福に加わった……。

3. METALLICA独占:メタルのキングとの英国での24時間!

新譜のリリースをどう祝う? もし君がMETALLICAなら、ファンに会い、20年来で最も小規模な英国でのショーを行い、ギタリストをバースデーケーキで覆うだろう。俺たちは、ロンドンを支配して、首都を狂ったように駆け巡る4人の騎士に加わった。

4. GREEN DAY:究極のトリビュートCDのトラックリストが明らかに!

ああ、その通りだ……ケラング!の有名なトリビュートCDの次のシリーズは君の人生を変えたバンドに対するオールスターによるオマージュだ。アンディ・ブラック、TWIN ATLANTIC、WATERPARKS、AS IT ISなどのカバーをフィーチャーしている。

5. PANIC! AT THE DISCOのものすごアレクサンドラ・パレースでのショーに入り込もう!

ブレンドン・ウーリーは、最大の英国での2つのショーで完全な成功を収めたばかりだが、分かるか? どちらもソールドアウトだったので、これはものすごい数の人だ!

それから6枚のすごいポスターもある! PIERCE THE VEIL、ONE OK ROCK、TONIGHT ALIVE/WATERPARKS/STATE CHAMPS/SLEEPING WITH SIRENS、ARCHITECTS、WITH CONFIDENCE、それにTHE MENZINGERSだ!

このすべて、そしてさらに山のような内容がケラング!の最新号には詰まってる。発売日は11月30日だ!

▼元記事
New Issue: K!1645 – On The Road With Metallica


[NME] BABYMETAL:RED HOT CHILI PEPPERSのツアーに何が期待できるか、そして次のアルバムについて

BABYMETAL:RED HOT CHILI PEPPERSのツアーに何が期待できるか、そして次のアルバムについて

アンドリュー・トレンデル(2016年11月29日)



BABYMETALが、RED HOT CHILI PEPPERSのツアーに何が期待できるか、そして次のアルバムについて発言し、パワフルな演奏とたくさんの驚きを約束してくれた。

日本のメタル・アイドル・センセーションは、来週、RED HOT CHILI PEPPERSと共に英国アリーナ・ツアーに出る。NMEとのインタビューで、この前座役を、BABYMETALは「すごい名誉」と表現した。

「最初に私たちがRHCPの前座をやると聞いたときには、ピンとこなかったんです」とスゥメタルはNMEに語った。「でも、私の周りの人たちが、これほどの有名なバンドとツアーに出ることがどれだけ信じられないことかと話すのを聞いて、ようやく納得がいって、RED HOT CHILI PEPPERSとツアーするというのがどれだけすごい名誉なのか分かりました」

ユイメタルが続けた。「フジロックの時に会ったんです。ステージの袖に戻って、彼らが私たちの演奏をチェックしているのを見て、言葉で表せないくらいびっくりしました」

今年前半のウェンブリー・アリーナでの単独公演の豪華なビジュアルと比べて、来るRED HOT CHILI PEPPERSとのライブ・ショーがどうなるのかについてたずねたところ、モアメタルはこう答えている。「Only the Fox God knows! 前もって知っていたらつまらないと思いませんか? こんなに評価の高いアーティストとツアーに出られて、とてもわくわくしていて、音楽や演奏、それにアーティストとしての彼らから学びたいんです。私たちは通常のヘッドライナー・ショーに比べるとセットの長さは短いですが、それでも、RED HOT CHILI PEPPERSのためにステージを盛り上げて、すべてのお客さんのためにパワフルな演奏をしたいと思っています」

BABYMETALは2017年にヘッドライナー・ショーで英国に戻ってくるかたずねたところ、モアメタルは、「まだ分かりません。またツアーに戻りたいと思っています。来年は、もっといろいろな人に会って、もっと知識を付けて、とにかくもっとおいしいものをたくさん食べたいと思います!」

ユイメタルが付け加えた。「私たちは自分自身に挑戦し続けて、BABYMETALとしてのユニークなアイデンティティーをなくさないようにしたいと思います」

ライブ・パフォーマーとして影響を受けたアーティストについて、スゥメタルは、「MUSEやLINKIN PARKのように、私たちもBABYMETALと呼ばれる新しい唯一無二のジャンルを作ろうと努力しています。彼らのようにクールになりたいです」

次のアルバムの進み具合については? 「Only the Fox God knows!」とスゥメタルが答えた

他にどんな音楽を楽しんで聴いているのかについてたずねると、モアメタルは次のように答えた。「私は日本のポップ、いわゆるJポップを聴いています。それからアニメの曲も聴きます。両方とも、日本文化独自のもので、こうした音楽を聴くことで前に進むことができます。BABYMETALに関わることで、本当に音楽と関わるチャンスが多くなりました。結果として、私はバンドが演奏する一つ一つの楽器に気付き、音楽をより深いレベルで楽しむ新しいやり方を見つけたんです」

「私は、BABYMETALの一員であることがとにかくうれしいんです。この機会がなければ、音楽とこんなに深く結びつくことはできなかったからです!」

BABYMETALは、来る英国ツアーでRED HOT CHILI PEPPERSの前座を務める。新譜、「Live At Wembley」が発売中だ。

12月
5日 ロンドン、The O2
6日 ロンドン、The O2
8日 グラスゴー、The SSE Hydro
10日 バーミンガム、Genting Arena
11日バーミンガム、Genting Arena
14日マンチェスター、Arena
15日マンチェスター、Arena

▼元記事
BABYMETAL on what to expect from their tour with Red Hot Chili Peppers & their next album


2016年11月29日火曜日

[Kerrang! Radio] ケラング! ラジオ 今週のショー

[Kerrang! Radio] ケラング! ラジオ 今週のショー

twitterより)
午後10時:サム・コアーのケラング! マガジン・ショー! 今週のケラング!誌の裏話ののぞき見+ものすごい数の曲! http://kerrangradio.co.uk/magazineshow

ケラング! マガジン・ショー

ケラング!誌の特集編集者であるサム・コアーが、毎週火曜午後10時からのケラング!マガジン・ショーのホストを務める。

ケラング! プレイヤーで最新のショーを見てくれ。

サムと一緒に、毎週の最新号の発表前に、この世界最高の売上を誇るウィークリー・ロック誌についての洞察をものすごいペースで学んでくれ!

サムは、カバーを飾ったスターの軌跡や、ストーリーの背後にある独占の裏話を紹介する。

火曜日午後10時から、サムとケラング! マガジン・ショーを聞いてくれ。

また、土曜の午後7時より、ショーを聞くチャンスがもう一度ある。

(以下略)

▼元記事
The Kerrang! Magazine Show


[Metal Hammer] BABYMETAL、ライブ・イン・ロンドン(過去記事)

BABYMETAL、ライブ・イン・ロンドン(過去記事)

会場:ロンドン、ブリクストンO2アカデミー

ドム・ローソン(2014年11月10日)



4.5/5

BABYMETALがソールドアウトとなったロンドンのショーのために英国に戻ってきた

BABYMETAL現象が単なるインターネット上の流行で、メタル・コミュニティーにとっては一時的な好みの誤りだと願っている者は、今夜のショーにいささか狼狽することになったろう。現実は、ブリストン・アカデミーは満員で、さらに重要なのは、観客の大多数は明らかにメタルヘッドだったことだ。

日本のジャンル破壊者が登場する前に、DRAGONFORCEがPAを通じてかかっていると、観客の間から騒がしいシンガロングが巻き起こり、MAIDEN、SLAYER、それにMASTODONのシャツを着た無数の同輩がいて、こうしたすべてが、BABYMETALの存在そのものに対して、メタル・ダイハードは反対しなければならないという概念をむしろ消し去っていた。その代わりに、今夜の全体的なバイブは、ものすごい勢いと、圧倒的な喜びのそれで、うまく行くはずがないというアイデアは、熱狂した、ずっと笑いを浮かべっぱなしの観客の前では消え去ってしまっていた。それに反対なら……そうだな、とりあえず俺たちを君の家のパーティーには呼ばないで欲しい。

演奏に関しては、スゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルのために、ものすごい音のバックグラウンドを提供する、四人の死体のように化粧した、白いローブを着た達人たちは、今夜も絶好調で、会場のサウンドが「非常に素晴らしい」から「完璧」に素早く進化したこともあって、あのクセになるポップなメロディーを、鋼のザクザクした正確無比のサウンドと高速の指遣いによるシュレッドで支えていた。

だが、全体の狂ったようなもののすべては、まず女の子たち自身の熱の籠もったエネルギーに依存していた。スゥメタルは、いろいろなところで「もっと声を出して」と観客をあおった以外は、"4の歌"(原文ママ)や"メギツネ"のような曲を完璧なピッチの歌声で披露することに集中し、ショーを通じて素晴らしい声を披露していたが、彼女の二人の仲間は、正確無比のダンス・ムーブとキラキラしたスマイルで、常に素早い動きを見せていた。その間、字幕付きのバンドの途方もない幕間の映像に合わせて怒鳴ろうが、邪悪なウォール・オブ・デスをやっていようが、ファンはこの狂った世界にどっぷりと浸かり、すべてのピカピカの陽気さにすっかりめろめろになって、不偏不党とか超然としたクールさといった考えは、何ヶ月も前に、完全に窓から捨てたという感じになっていた。

今夜はパイロとかステージの大道具は最小だったので、来年、BABYMETALが英国に戻ってくるときには、フル・ステージのショーを揃えて帰ってきてくれることを望むだけだ……そして、それは確かに起ころうとしている……だが、これはそれでも、本物の、スリリングにマンガのようなスペクタクル、そして気取りも皮肉もない楽しみの若返りの力のための光り輝く宣伝であるように感じられた。BABYMETALの道には善意が津波のように押し寄せているので、"イジメ、ダメ、ゼッタイ"と"ヘドバンギャー!"の素晴らしく、恍惚的なバージョンの後で、バンドは、セットをまったくの新曲、"The One"("RoR")で終えた。幸いなことに、これは圧倒的なターボ・パワーのスピード・メタルのアンセムであり、すぐにハミングできるようなリフを持っていた。このような曲がもう少しあれば、セカンド・アルバムがBABYMETALを国際的なメガスターに変えるのは確かで、BABYMETALをけなす連中は、その辛らつな言葉の海に溺れて欲しいものだ。楽しみたいって? すまないね、俺たちは今夜すべて頂いたよ。

▼元記事
Babymetal, live in London


[Gigwise] BABYMETALがウェンブリー・アリーナに幻覚を覚えるようなライブ体験をもたらす(過去記事)

BABYMETALがウェンブリー・アリーナに幻覚を覚えるようなライブ体験をもたらす(過去記事)

「簡単にはまってしまう、狂っていながら、完全に仕上げられたビジョン」

アンドリュー・トレンデル(2016年4月3日)



「昔々、遠い遠いヘビー・メタル銀河で……」今夜の……スペクタクルと呼ぼう……イントロが映し出された。これは、その後に続く、真のエピックな狂気のカーニバルのオープニングにぴったりだった。俺たちは、「言葉の壁と無数の世代を超越する」バンドによる、今年最高の幻覚を覚えるようなライブ体験の一つへと導かれたからだ。

彼女たちは間違ってはいない。「皆さん、音楽が大好きなんです」と、今週ギグワイズがBABYMETALと話したときに、モアメタルが話してくれた。「音楽は世界の共通言語なんだと思います。音楽はあらゆる人々をつなげる素晴らしいもので、皆さんを一つにするんです」

事実、あらゆる地位の人々が今夜、ウェンブリーにいた。子供たち、歳を取った男女、メタルヘッド、パンク、ポップ・ファン、アニメに夢中の連中。世界中の旗が舞い、羽目を外すことも恥ずかしがることもなく、みんなおかしくなっていた。中には分かっちゃいるけどやめられない楽しみでやってきた連中もいたが、爆発的な"Babymetal Death"に拳を掲げて、バンドがステージに登場した頃には、コンセプトがどれだけばからしいと思えるとしても、ギミックからはほど遠い。すべてがものすごく誇張されているが、これほど完璧な明確さで示されれば、ばからしいとはまず思えない。これははまらないことは不可能な、完璧に仕上げられたビジョンだ。

幽霊のようなメタル・バンドがステージの側面や背面を支え、日本の十代のセンセーションは、きっちり振り付けられ、炎を活かした歌と踊りのために、スポットライトを集めた。アイドル文化に多くを得ながら、すべてを網羅し、風変わりな公演が与える最高の幸福感によって、彼女たち自信が崇拝の対象となった。サークル・ピットやダンス・ルーティンで高く掲げられるデビル・ホーンは、たやすくフォックス・ゴッドへのトリビュートとなった。誰もが夢中になっていたので、同じように皆が正気を失っている東京のストリートパーティーにショーが生でストリーミングされていると判明したときには、まるで宗教儀式か政治集会のように思えた。これは本当に世界的な現象だ。

信じられずに、自分の顔を叩くような瞬間もいくつかあった。たとえば、ユイメタルとモアメタルがダースベイダーに取り憑かれてしまうが、スゥメタルが光を示して、フィナーレに向かって狂ったようなビクトリーラップのためにもう一度一つになるときなど。ハイライトはもちろん、"Karate"、"ギミチョコ!!"、そして"The One"のポップ・メタルの怒濤の嵐で、ウェンブリーは、(それが何であれ)正常性に対する全面戦争のために一つとなった。

アンコールの凱旋的で挑戦的な"Road of Resistance"から我に返ると、俺たちはジェットコースターから降りた時や、スカイダイビングで着地した時と同じアドレナリン・ラッシュと精神的な疲労が残った。

「私たちは日本に戻ります」、バンドが別れを告げる時に語った。「でも忘れないで下さい。私たちはいつも皆さんの側にいます」

どうもありがとう。勝者の側が一番だ。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. いいね!
4. ヤバッ!
5. Akatsuki
6. GJ!
7. Catch me if you can
8. ド・キ・ド・キ☆モーニング
9. META メタ太郎
10. 4の歌
11. Amore
12. メギツネ
13. Karate
14. イジメ、ダメ、ゼッタイ
15. ギミチョコ!!
16. THE ONE (English ver)
17. Road of Resistance

▼元記事
BABYMETAL bring a mind-expanding live experience to Wembley Arena


[Consequence of Sound] 2016年のトップ50アルバム

2016年のトップ50アルバム

CoS編集部(2016年11月28日)



これは、分断、紛争、そして喪失が支配した年に、俺たちがつかまったアルバムだ。

2016年に向かうにあたり、俺たちはどれだけの苦痛が待っているのかを正確には知りようがなかった。政治的・文化的、あるいは音楽的にどのような立場を取るにせよ、2016年は分断、紛争、そして喪失によって支配された。いつもそうであるように、音楽はこの現実に反応し、時には癒やしと逃走を提供し、あるいは怒りやフラストレーションのはけ口を与えた。誰ももう一度こういう経験をしたいとは思わないだろうが、過去12ヶ月に生み出された力強い音楽は、大きな慰めの役割を果たした。

そしてこの種の経験は、芸術に対する信じられないほど個人的なつながりを生み出す。このような経験によって、このリストを作るに到った議論は、おそらく、これまでで最も感動的なものであり、それぞれのライターが、困難な時を通じて、自分をとにかくどれだけ助けてくれたのかについての感動的なスピーチを行った。俺たちは、2016年、そしてその間に制作されたアルバムによって生まれた感情を測ることも、ランク付けすることもできないが、このようなリストによって、俺たちが強く感じた世界を把握することはできるだろう。

50. Iggy Pop – Post Pop Depression
49. Weaves – Weaves
48. White Lung – Paradise
47. Japanese Breakfast – Psychopomp
46. Martha – Blisters in the Pit of My Heart
45. Young Thug – JEFFERY
44. Lambchop – FLOTUS
43. The Hotelier – Goodness
42. Kevin Gates – Islah
41. Mothers – When You Walk a Long Distance You Are Tired

40. Deftones – Gore
39. Savages – Adore Life
38. Whitney – Light Upon the Lake
37. The Range – Potential
36. Noname – Telefone
35. Into It. Over It. – Standards
34. Sioux Falls – Rot Forever
33. Gojira – Magma
32. Explosions in the Sky – The Wilderness

31. BABYMETAL – METAL RESISTANCE

今年最も折衷的なメタル・アルバムについては、三人の明るいJポップ・アイドルに任せよう。BABYMETALがシーンに飛び出してきたとき、そのシンガーたちは、メタルのことを少ししか知らなかった。批判者たちは、作り物のポップだとあざけったが、ボーカリストのスゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルは気にも留めなかった。この白紙の状態によって、このカワイイ・メタル・バンドの最新アルバム、「Metal Resistance」に味方し続けた。ものすごい才能のある神バンドに支えられ、BABYMETALはセカンドLPでジャンルの約束事を破壊した。このアルバムは、パワー・メタル(DRAGONFORCEのギタリストの助けを借りた"Road of Resistance")から、叩きのめすようなメタルコア("Karate")、そしてシンセを導入したニューメタル("あわだまフィーバー"まで、サブジャンルの間の溝を乗り越えている。バンドは、代わった装飾("Tales of the Destinies"のボードビル・ピアノや"META メタ太郎"の揺らめくアンセム風のインタルード)さえも組み入れている。ボーカリストたちの甘いハーモニーが、ただでさえ入りやすいサウンドを強める中、BABYMETALは、そのカルト的なステータスを確固としたものとするために、米国の海岸へと、全力でやってきた。

30. Pinegrove – Cardinal
29. Nicolas Jaar – Sirens
28. Frankie Cosmos – Next Thing
27. Tegan and Sara – Love You to Death
26. Jamila Woods – HEAVN
25. Danny Brown – Atrocity Exhibition
24. James Blake – The Colour in Anything
23. The Body – No One Deserves Happiness
22. Kaytranada – 99.9%
21. Jenny Hval – Blood Bitch

20. Kyle Dixon & Michael Stein – Stranger Things (Volume 1 & 2)
19. Solange – A Seat at the Table
18. Car Seat Headrest – Teens of Denial
17. Tim Hecker – Love Streams
16. Wilco – Schmilco
15. ScHoolboy Q – Blank Face LP
14. Blood Orange – Freetown Sound
13. Radiohead – A Moon Shaped Pool
12. A Tribe Called Quest – We Got It from Here… Thank You 4 Your Service
11. Mitski – Puberty 2

10. Leonard Cohen – You Want It Darker
09. Bon Iver – 22, A Million
08. Anderson .Paak – Malibu
07. Angel Olsen – My Woman
06. Nick Cave and the Bad Seeds – Skeleton Tree
05. ANOHNI – Hopelessness
04. Frank Ocean – Blonde
03. David Bowie – ★
02. Chance the Rapper – Coloring Book
01. Beyoncé – Lemonade

▼元記事
Top 50 Albums of 2016
http://consequenceofsound.net/2016/11/top-50-albums-of-2016/


2016年11月28日月曜日

[TVQC] BABYMETAL今昔:キツネのTシャツ

BABYMETAL今昔:キツネのTシャツ

ジャン=フランソワ・クロティエ(2016年11月21日)



[フランス語からの重訳です]

["Road of Resistance"へのリンク]

BABYMETALファン・クラブ・フランス・ウェブサイトのユーゴ・カラが、完璧なタイミングで新しい「BABYMETAL今昔」のための材料を与えてくれたので、バンドのキャリアにとって重要で、セカンド・アルバムからの(長い間ファンからは"The One"と呼ばれていた)"Road of Resistance"の初演が行われたブリクストン・コンサートの2周年を本日祝おうじゃないか。これはセカンド・アルバムのリリースから一年半前のできごとなんだ!

この新しい記事は、グループのTシャツのデザインについての説明で、今日は「ビッグ・フォックス」について話したいと思う。まず、内容についていうと、このTシャツは「Back to the USA / UK Tour 2014」として、2014年11月8日に英国ロンドンのブリクストンにある02アカデミーのみで販売されたものだ。実際には、これは2日間だったので、上のように引用符でくくった。

[「Live In London」トレイラーへのリンク]

このデザインは、ジャンルを創り上げ、その主柱となったアメリカの4大スラッシュ・メタル・バンドのシンボルのパロディーとなっているので、それぞれの要素について見ていこう。

まず、BABYMETALという名前が、前に述べた4代グループの異なった「フォント・スタイル」のコラージュで構成されていることに気付く。

これは最初の絵で、世界最大のメタル・グループ、METALLICAの8枚目のアルバムで2003年にリリースされた「St. Anger」のカバーをBABYMETAL風にアレンジしたものだ。(俺が書いたのはビッグであってベターではないから、落ち着いてくれ。)ここでは握られた拳がフォックスサインに変えられている。

次に見えるのが、SLAYERのロゴをBABYMETAL流に見直したものだ。ここではSLAYERという名前がBABYMETALに変えられているだけで、元のロゴの剣が刀に代わっている以外は大きな変更はない。BABYMETALが日本出身であることに対するちょっとした敬意の表れだ!

3つ目の絵は、やはり'80年代のメタル・バンドだったANTHRAXのエンブレムであるノットマンを表している。彼がキツネのお面を被っているのが分かるはずだ。そういうことだ。

最後に4番目のシンボルは、あのMEGADETHの有名なマスコットであるヴィック・ラトルヘッドそのものであり、より具体的には、「Rust In Peace」アルバムのヴィックだ。彼は、お約束のキツネのお面を被っているだけでなく、ガイコツの手でフォックスサインまでやっている。

そして正面の最後の要素が、Tシャツに「The Big Fox」という名前を付けた賢い言葉遊びだ。これは上の4つのグループを指す「The Big Four of Thrash」(スラッシュ四天王)、あるいは縮めて「The Big 4」を参照している。この4つのグループはアメリカのスラッシュ・メタル、あるいはヘビー・メタル・バンド一般に対して最も影響がある。さらに、正確に同じ書体が再現されていることも分かる。

最後に、Tシャツの裏側をざっと見てみよう。

BABYMETALの名前がそれぞれのグループの字体で描かれており、それから地球の周りに、4つのロゴが再現され、槍が日本を指している。

ここでも、「The Big Fox」の名前と、2014年末のミニ・ツアーの日付が羊皮紙のかたちで挿入されている。

また、小さな「Rolling Cradle」という小さなロゴがあるが、これはBABYMETALのTシャツの印刷業者・デザイナーの一つであり、現在もグループに協力している。(イメージだけを担当しているのか、Tシャツのデザインをすべて取り扱っているのかは分からなかった。)

最後に、一番下に「World Tour 2014」という銘がある。

このTシャツに関する話はこれで全部だ。「The Big Four」と「The Big Fox」の楽しい言葉遊びは、BABYMETALにとってこのような伝説のバンドが素晴らしいインスピレーションのもとであり、とても大切な存在であることを告げていると思う。

おまけ:知ってる?

女の子たちは既に、世界中のいろいろなフェスティバルで四天王に出会っているので、この有名なTシャツと一緒にポーズを取る姿を見てみよう(残念ながら、SLAYERは違うので、儀式は完了していない。)

METALLICAのカーク・ハメットと女の子たち

女の子たちとSLAYER

女の子たちとANTHRAX

女の子たちと、MEGADETHのシンガー兼リーダーのデイヴ・ムステイン(これもとても素敵な写真だ)

▼元記事
Il était une fois BABYMETAL #4: Le t-shirt The Big Fox


2016年11月27日日曜日

[Soundi] MAKOMAがフィンランドのスラッシュの波を日本へ届ける

MAKOMAがフィンランドのスラッシュの波を日本へ届ける:トゥオモ・サイコネンがワイルドなステージを思い出す

サク・シュルト(2016年11月23日)

[フィンランド語からの重訳です。かなりいい加減です]

MAKOMAは、その新しいアコースティック・アルバムで、ソーシャル・ネットワークばかりでなく、日本への旅でも成功を収めた。このフィンランドのスラッシュ・バンドは、日出ずる国に旅して、熱狂を巻き起こした。素晴らしい。

(中略)

Q:いま特に人気がある日本のヘビー・メタル・バンドは何ですか?

A:日本のバンドは少なくとも若者の間ではどれもうまくやっている。いろいろなアニメ指向のグループやメタル・コアのバンドが人気があるようだ。またユニークなバンドも人気がある。たとえばBABYMETALだ。概して言えば、日本のバンドのイメージだね。衣装とかメーキャップ、コンセプトとか。それ以外は状況はどことも変わらない。1980年代に十代でSLAYERを聴いていた連中は、未だに聞き続けているよ。

▼元記事
Mokoma vei suomenkielisen thrashin ilosanomaa Japaniin saakka – Tuomo Saikkonen muistelee hurjan reissun vaiheita


[jrock] Jrock Radioアワーズ2016

Jrock Radioアワーズ2016

Jrock Radioアワーズ2016の投票が始まった! 2016年の日本のバンドベスト10に投票可能だ。

[訳注:「The Best 10 Bands of 2016 - La Mejores 20 Bandas del 2016」の右にあるマークをクリックして、twitter、facebookあるいはGoogle+からログインしてから投票する必要があります]

▼元記事
Jrock Radio AWARDS 2016


[Top Artist Promotion公式ブログ] BABYMETAL:RED HOT CHILI PEPPERSとの英国ツアーと新しいライブ・アルバム

BABYMETAL:RED HOT CHILI PEPPERSとの英国ツアーと新しいライブ・アルバム

[スペイン語からの重訳です]

ロレンゾ・サンス(2016年11月23日)

メタル・ダンス現象、BABYMETALが、13曲入りの新しいライブ・アルバムをリリースすると発表した。ドイツのearMUSIC/Edelレーベルから12月9日にリリースされる。厳選されたトラックリストにより、このCDは2016年4月2にchにウェンブリー(ロンドン)で始まった「BABYMETAL World Tour 2016」の最初の英国でのショーで録音された壮大な演奏を捉えている。このショーによって、BABYMETALは日本のバンドとして史上初めて、このような権威ある会場でショーを行ったバンドとなった。このショーには12,000人が集まり、バンドはまたこの記憶に残るコンサート・ホールでこれまでなかったマーチャンダイズの販売記録を樹立した。このアルバムのデジタル・バージョンは2016年12月30日に販売となる。

BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は2016年4月1日に全世界同時販売となり、英国のオフィシャル・アルバム・チャートで15位にランクインしたが、これは日本人アーティストとしての最高位である。このアルバムはまた米国ビルボードのチャートで39位となり、53年ぶり2度目のランクインした日本人アーティストとなった。

▼元記事
BABYMETAL, GIRA BRITÁNICA CON RED HOT CHILLI PEPPERS Y NUEVO DISCO EN DIRECTO


[Metal1 Info] BABYMETAL:ライブ・アルバムが来る

BABYMETAL:ライブ・アルバムが来る

クリスティアン・デナー(2016年11月20日)

[ドイツ語からの重訳です]

12月9日に、BABYMETALが13曲入りのライブ・アルバム、「Live At Wembley」をearMUSICからリリースする。デジタル・バージョンが12月30日に続く。ショーは、「BABYMETAL World Tour 2016 Kicks Off"」の一環として、4月2日に行われた。このコンサートによって、バンドは12,000人の観客を前に、SSEアリーナで単独公演を行った初の日本人アーティストとなった。

トラックリスト

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

▼元記事
Babymetal: Livealbum kommt


[Rock Feuer] BABYMETAL:ライブ・アルバムがやってくる!

BABYMETAL:ライブ・アルバムがやってくる!

レジ(2016年11月19日)

[ドイツ語からの重訳です]



非凡なメタル・ダンス・ユニット、BABYMETALがearMUSICから12月9日に13曲入りの強力なライブ・アルバム、「Live At Wembley」をリリースする。

厳選された曲は、BABYMETAL初の英国におけるアリーナ・ショーでの壮観な演奏を良く捉えている。これは「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 kicks off at THE SSE ARENA, WEMBLEY」として今年4月2日に行われたものだ。

このショーによって、BABYMETALは、12,000人を前に、SSEアリーナ・ウェンブリーで単独公演を行った初の日本のアーティストとなった。そればかりではない、この夜、三人の女の子たちは、これまで最高のマーチャンダイズの売上を達成したのだ。再び、BABYMETALは歴史に名を残すことに成功した。

12月30日には、「Live At Wembley」のデジタル・バージョンが発売となる。

BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は、2016年4月1日にリリースされ、オフィシャルUKアルバム・チャートの15位にランクインしたが、これは日本のバンドが英国で記録した最高位となった。

またその他の欧州でも、このアルバムは大きな成功を収め、何よりもドイツではトップ40入りした。米国では、39位となり、53年ぶりにビルボードのチャートに入ったアーティストとなった。これもものすごい成功だ!

ガーディアンのウェンブリーショーの5つ星レビューはこちらから:http: //www.theguardian.com/music/2016/apr/03/babymetal-review-j-pop-teen ...

トラックリスト

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

(13曲 / 1:17:26)

予約注文のリンク:http://smarturl.it/BABYMETALWembley

「Live At Wembley」のリリースと並行して、BABYMETALはペパーズの英国ツアーの前座として演奏する。

12月5日(月) ロンドン、The O2
12月6日(火) ロンドン、The O2
12月8日(木) グラスゴー、The SSE Hydro
12月10日(土) バーミンガム、Genting Arena
12月11日(日)バーミンガム、Genting Arena
12月14日(水)マンチェスター、Arena
12月15日(木)マンチェスター、Arena
12月18日(日) ロンドン、The O2

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

▼元記事
Babymetal: das Livealbum kommt!


[UDENETODAY] 日本人ギタリスト、藤田勲がウディーネで行われるブラック・スタッフ・イベントで演奏

日本人ギタリスト、藤田勲がウディーネで行われるブラック・スタッフ・イベントで演奏
BABYMETALのギタリストがウディーネのブラック・スタッフへ

レダツィオーネ(2016年11月22日)



日本人ギタリスト、藤田勲がウディーネのブラック・スタッフでライブ

世界的に評価の高い日本人メタル・ギタリスト、藤田勲が、11月25日(金)に、ウディーネのブラック・スタッフでライブを行う。藤田は、現在のロック・シーンで最も独創的で、評価の高いバンドの一つであるBABYMETALで演奏したことで、高い人気を誇っている。BABYMETALは、METALLICAやレディー・ガガとの関係で知られており、非常にエクストリームなヘビー・メタルの達人のグループを伴って、3人のとても若い十代の女の子たちがポップなメロディーを歌うという、その変わったスタイルでメディアから大きな注目を集めてきた。

藤田は彼のソロ・プロジェクト、SPARK7のプロモーションのためにイタリアに来ており、長いツアーで彼と一緒なのは、国際的に評価の高いギタリストで3枚目のアルバム、「A Hole in the Ocean」を出したばかりの、ジャンルカ・フェッロだ。

「藤田の音楽スタイルの特長は、(特にヘビーでアグレッシブなサウンドを持つ)8弦エレクトリック・ギターを使用し、驚愕の技巧と、プログレッシブ、Jポップ、そしてメタルという音楽ジャンルの二つを組み合わせた音楽ジャンルの驚くべきバイタリティーにある」

「ブラック・スタッフの伝統に従って、前座は、二人の地元の新進ギタリスト、ダビデ・マルティーナとダニエーレ・マラスピンに委ねられ、素晴らしいショーケースとオーディエンスに対して、その新しい音楽を示すことができる。コンサートは21日に始まる予定で、入場料は無料だが、ショーの間に食事を希望する場合は、予約(347 1156760)がお勧めだ。

▼元記事
Il chitarrista giapponese Isao Fujita dal vivo al Black Stuff Eventi a Udine


[BLOGO] BABYMETAL、「Live At Wembley」:日本のメタル・ダンス・バンドの新しいライブ・アルバム

BABYMETAL、「Live At Wembley」:日本のメタル・ダンス・バンドの新しいライブ・アルバム

[イタリア語からの重訳です]

パオロ・ビアンコ(2016年11月19日)人間として

12月9日に、BABYMETALのキャリアで2枚目となる、2016年4月2日にウェンブリー・アリーナで録音されたライブ・アルバムがリリースされる。

日本のメタル・ダンス・バンド、BABYMETALが、新しいライブ・アルバムのリリースを発表した。

この「Live At Wembley」というアルバムには、13曲が収録され、2016年12月9日にearMUSICからリリースされる。この厳選されたトラックリストによる新しいBABYMETALのライブは、4月2日にはじめてSSEアリーナ・ウェンブリーで行った彼女たちの英国でのショーを録音したもので、このコンサートで新譜、「Metal Resistance」がお披露目された。

このコンサートにより、バンドは二つの記録を達成した。すなわちこのアリーナの歴史で初めて単独公演を行った日本のバンドとなり、一晩でマーチャンダイズを最高額販売したバンドとなった。

トラックリストは以下の通り:

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

BABYMETALの短いキャリアで、この「Live At Wembley」は、2枚目のライブ・アルバムとなる。2015年にバンドは、「Live at Budokan - Red Night」をリリースしている。BABYMETALがわずか2枚のスタジオ・アルバムしか持っていないことを考えれば、素晴らしく満足の行くものである。

▼元記事
Babymetal, Live At Wembley: nuovo live-album per la band metal-dance nipponica


2016年11月25日金曜日

[Babymetal Newswire] 東京ドーム、Red Nightレビュー(メキシコのファン編)(過去記事)

東京ドーム、Red Nightレビュー(メキシコのファン編)(過去記事)

オーストラリア、日本&メキシコのファンによるBABYMETAL、東京ドームの"Red Night & Black Night"レビュー



BABYMETAL RED NIGHT & BLACK NIGHT ―― メキシコ、メキシコ・シティーのダニエル・フエンテスによるレビュー

いささか慌ただしい一年の後で、ようやく東京ドームの時が来た。

これは、多くの連中と同様に、俺が世界中でBABYMETALを追いかけようと決めた年だ。ツアーの大部分は小さな会場なので、BABYMETALの母国でのショーがどのようなものになるのかわくわくしていた。

俺はアイドルやロックのショーをいくつか見て、友人と会い、ショーの前に完璧なムードを盛り上げようと、数日前に日本に着いた。19日の朝、俺と友人たちは、"メギツネ"のビデオが録画されたことで有名な阿佐ヶ谷神明宮を参拝しに行った。多くのBMファンがいたので、とてもリラックスできたが、これは東京ドームに向かう中、次に訪れるものに比べればほんの小さなことだった。

東京ドームのメイン・エントランス、そしてそれ以外の入り口では、いろいろなことが起こっており、通常のショーというよりはフェスティバルに似ていた。まもなく発売開始となる果てしないスタンドの前にはマーチャンダイズを手に入れるためのものすごい行列ができており、山のような数のコスプレイヤーが、ファンから頼まれれば誰の隣でも写真を撮らせていた。世界中から来た連中が次々と顔を合わせ、お互いを認め、日本人の友人と会い、話を分かち合っていたが、まるでずっと昔からお互いを知っているみたいだった。全体としては、コンサートというよりも、共通の友人のパーティーに出ているという感じだった。

何日も東京に降ると脅しを掛けていた雨はとうとうその約束を守り、午後早くから無慈悲に土砂降りとなった。だが、本当にネコや犬が降っていたとしても、ショーの始まるのを辛抱強く待っているファンのムードにはほとんど、あるいはまったく影響はなく、台風がちょっとしたトラブル、俺たちが何ヶ月も前から準備してきた感情の虹にとってはちょっとしたプレリュードに過ぎないことを明かしてくれた。

いささか混乱した(そして不要に思えた)入場までの待機を経て、俺たちは楽しく指定された自分たちのシートにたどり着いた。この会場の規模のでかさは実に印象的だったが、照明が落ちて、コバの説明が始まってはじめて、この場所の本当の大きさがピンときた。ものすごい数のファンが、アナウンスの一つ一つに叫び声や歓声を上げ、会場に注いだ。アンコールはなし、曲は繰り返されない、入り口で渡されたコルセットを身につけるようにとの指示が与えられた。そしてショーが始まった。

"Road of Resistance"の曲に合わせて、観客が息の合った歓声を上げたが、これはショーを通じて続いた。まったく新しいゴールドと黒のスーツを着た女の子たちは、円を描くフラット・スクリーンによって囲まれた巨大な構造物の一番上に姿を現し、その中に隠されたリフトを使って降りてきて、俺たちの誰もが知っている振り付けと呼びかけを行った。

誰一人として静かでなく、誰一人として動かずに立っていない、完璧に合った動きで、55,000人の人々が歌い、動きに従うという壮観は、圧倒的だった。ショーが、"YAVA!"、そして"いいね!"に進んでいくと、観客が雷鳴のように声を上げ、同時に歌っている中、日本のコンサートのフル・パワーが素早い残響に会場を揺らし、ショー自体の盛り上がりに一役買っていた。最初のハイライトは、短くメロディアスなイントロと共に"Syncopation"が始まった時で、ようやく日本におけるOTFGKショーに手を貸すことができたラッキーな選ばれた人たちだけではない、すべてのファンに明かされ、しかもこのためにずっと練習してきたように、完璧に曲の合いの手を歌っていた。驚愕の瞬間が訪れたのは"Amore"で、スゥが歌い出すと、驚くべきことにファンが彼女と一緒にシンガロングしたのだが、これは日本のファンの間ではとても珍しいものの、海外のショーでは彼女の解釈でごく当たり前のことだ。突然のワンツー・コンボが俺たちをヒットしたのは、BLACK BABYMETALがものすごくパワフルな"GJ!"のパフォーマンスを披露した後で、この曲はまさにこの観客、そしてこの会場のために用意されたような曲であり、続いてスゥメタルが"悪夢の輪舞曲"で戻ってきて、再びBLACK BABYMETALが、コンサートの「見せびらかし」のパートを"4の歌"で締めた。バンドのメンバーがそれぞれ、一身に注目を集める中その最高の技能を披露するチャンスである、このコンボを終えるために、もちろん神バンドがステージの主役となり、混沌とした"Catch Me If You Can"を演奏した。サークル・ピットがなかったが、ファンが大きな声、完璧なユニゾンでこの曲も歌ったので、ムードはそのままだった。俺ははじめて、メタルの習慣に素早く適応することで知られるBABYMETALのファンには、そもそもそんなものが必要ないのではないかと思った。

 この夜の終わりの組み合わせは、この上ない編成となっていた。最大のヒット曲2曲、"ギミチョコ!!"と"Karate"は、観客を完全に熱狂させる役割を果たし、"Karate"の間にみんなにジャンプを求める大きな呼びかけで終わった。観客が興奮する中、バンドが長らく待たれてきた、"Tales of the Destinies"のイントロを弾き始めた。このような曲のライブ演奏について、いささか心配していたのだが、神バンドがこれを完璧に弾きこなし(そして、ライブ・ショーらしくよりヘビーに)演奏しており、最愛と由結が、覚えるのは本当に大変だったろうと思える優雅でありながらエネルギッシュな振り付けを披露し、天才的なかたちで曲の急速な変化に付いていったのを見ると、心配はすべて氷解した。これはミキコ・メタルの最高の知恵と技(そして、ピアノのパートの振り付けはめちゃくちゃカワイイ、だからそれは考えるのをやめよう)によるものだ。曲はエンディング・ナンバーの"The One"に切れ目なくつながり、55,000のコルセットが光り、観客席から女の子たちと一緒に輝いているファンという圧倒的な光景に、ほとんど泣きそうなほど感激していた。

ショーは、観客に対するBlack Nightの告知で終わり、観客はさらにひどくなった雨の中、会場を去って行った。BABYMETAL日本ファンクラブのメンバーが、アフターパーティーに招いてくれたので、これまで会った中で、最もハードコアで献身的でクールな連中の何人かと一緒に夜を終えるくらい素晴らしいことはないとしか言いようがない。

▼元記事
Fans from Australia, Japan & Mexico review BABYMETAL "Red Night & Black Night" at Tokyo Dome


[J-WAVE] TOKIO HOT 100アリアナ・グランデ・インタビュー(過去番組)

TOKIO HOT 100アリアナ・グランデ・インタビュー(過去番組)

[聞き起こしです]

インタビュワー:日本語で歌ったらどうかな?

アリアナ:いいね、喜んで。日本の音楽は大好きよ。

インタビュワー:ホントに? たとえば?

アリアナ:きゃりーぱみゅぱみゅ。それから少ししか聴いてないけど、でも何度かBABYMETALが演奏しているクリップを見たわ。本当にかっこいいの。一体全体これはなに? 一番クールよ。ホントにクールで、ホントに違うのよ。彼女たちのライヴ・ショーはクレイジーだわ。すごくかっこいいの。大好きよ。本当にクール。大好き。これまで誰もやったことがないものを見るというのは本当にエキサイティング。とても難しいじゃない。誰だって誰からか影響を受けている。何でも多少はやられたことがあるから、ああいうのを見るのは本当にクレイジーで、とても革新的で独創的よ。何が起こってるんだろう。これはファンタスティックだって。大好きよ。

▼元記事


2016年11月22日火曜日

お知らせ&お詫び(IRインタビュー)

[エクイティストーリー] IRインタビュー 2014については、日本語版がありましたので、公開を中止しました。ご興味のある方は以下からご覧ください。既にご覧頂いた方には申し訳ありません。

インタビュー1(前編)
インタビュー2(中編)
インタビュー3(後編)

2016年11月21日月曜日

[music JAPAN plus] BABYMETALがファースト・アルバムのバンド・スコアを発表

BABYMETALがファースト・アルバムのバンド・スコアを発表

(2016年11月17日)

BABYMETALが、12月17日に、ファースト・アルバム、「BABYMETAL」のバンド・スコアを出すと発表した。

バンド・スコアには、アルバムに含まれる13曲の楽譜が収録される。楽譜は、曲のスタジオ録音に基づいており、タブは主に7弦ギターと6弦ベースのものとなる。

神バンドになりたければ、以下のトラック・リストをチェックして、自分の分を入手してくれ。

■リリース情報
「BABYMETAL」バンド・スコア
2016年12月17日発売!

トラック・リスト
01. BABYMETAL DEATH
02. メギツネ
03. ギミチョコ!!
04. いいね!
05. 紅月
06. ド・キ・ド・キ☆モーニング
07. おねだり大作戦
08. 4の歌
09. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
10. Catch me if you can
11. 悪夢の舞踊曲
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

▼元記事
BABYMETAL to release band-score of their 1st album


[Play of Medley] BABYMETALがライブ・アルバムを予定

BABYMETALがライブ・アルバムを予定

[フランス語からの重訳です]

パール・ダヴィ(2016年11月13日)

BABYMETALは、2016年12月28日に、「Live At Wembley」と名付けられたライブ・アルバムをリリースする。

このアルバムは、この有名な英国の会場で4月にBABYMETALが行ったコンサートから採られた13曲で構成される。これは約2年前にリリースされたバンド初のライブ・アルバム、LIVE AT BUDOKAN ~ RED NIGHT ~」以来のものとなる。

このコンサートのDVD・Blu-rayは、11月23日にリリースとなるので、下に示す「Live At Wembley」のトレイラー、トラックリスト、それにアルバム・カバーをチェックして欲しい。

トラックリスト:

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

▼元記事
BABYMETAL prévoit un album live


2016年11月19日土曜日

[Time for Metal] BABYMETAL:2016年12月にライブ・アルバムをリリース

BABYMETAL:2016年12月にライブ・アルバムをリリース

[ドイツ語からの重訳です]

レネ・W(2016年11月18日)



メタル・ダンスの非凡な存在、BABYMETALがearMUSICより12月9日に、13曲入りライブ・アルバム、「Live At Wembley」をリリースする。

注意深く選ばれた曲は、「BABYMETAL WORLD TOUR 2016 kicks off at THE SSE ARENA, WEMBLEY」として4月2日にロンドンで行われた、BABYMETAL初の英国におけるアリーナショーの壮大な公演をたやすく捉えている。

このショーによって、BABYMETALは12,000人の観客を前に、SSEアリーナ、ウェンブリーで単独公演を行った初の日本人アーティストとなった。そればかりでなく、この晩に、三人の女の子たちは、これまでで最高のマーチャンダイズを売り上げ、この権威ある会場の販売記録を破った。再び、BABYMETALは歴史書に名を残すことに成功した。

12月30日には、「Live At Wembley」のデジタル版がリリースされる。

BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は、2016年4月1日にリリースされ、オフィシャルUKアルバム・チャートで15位にランクインしたが、これは日本人アーティストが英国で達成した最高のチャートポジションである。また、欧州のその他の国でも、このアルバムは非常に大きな成功を収め、特にドイツではトップ40入りした。米国ではこのアルバムは39位となり、53年ぶりにビルボートのチャートに入った日本人アーティストになった。これは日本人アーティストとしては2番目の快挙である!

トラックリスト:

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

▼元記事
Babymetal: Das Livealbum kommt im Dezember 2016


[Brain to Crush] BABYMETALがニュー・アルバム、「Live At Wembley」をリリース

BABYMETALがニュー・アルバム、「Live At Wembley」をリリース

[スペイン語からの重訳です]

(2016年11月17日)

世界を席巻している日本のバンド、BABYMETALが権威あるロンドンのウェンブリー・アリーナでの公演の新しいライブ・アルバムをリリースする。このショーは、今年前半に録音され、12月9日に発売となる。

またデジタル版が12月30日に入手可能となる。いずれのフォーマットも13曲入りだ。

▼元記事
BABYMETAL lanzarán su nuevo álbum “LIVE AT WEMBLEY”


[Show Asia] BABYMETALが来月ライブ・アルバムをリリース

BABYMETALが来月ライブ・アルバムをリリース

[ロシア語からの重訳です]

コドパ(2016年11月17日)

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

BABYMETALが12月28日にライブ・アルバム、「Live At Wembley」をリリースする。

このCDには、グループが4月に英国SSEアリーナ・ウェンブリーで演奏した13曲が収録される。

DVD・Blu-rayバージョンは、11月23日に発売となる。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

▼元記事
BABYMETAL выпустят концертный альбом в следующем месяце


[Blabbermouth] BABYMETALが12月に「Live At Wembley」をリリース

BABYMETALが12月に「Live At Wembley」をリリース

(2016年11月11日)



日本のポップ・メタル・センセーション、BABYMETALが13曲入りのライブ・アルバム、「Live At Wembley」をearMUSIC/Edelから12月9日にリリースする。デジタル・バージョンは、12月30日解禁の予定だ。注意深く選ばれたトラックリストにより、このCDは、ロンドンで4月2日に行われた、BABYMETAL初の英国におけるアリーナ・ショー、「Babymetal World Tour 2016 Kicks Off At The SSE Arena, Wembley」で録音された壮大な演奏を捉えている。このショーにより、BABYMETALはSSEアリーナ、ウェンブリーで単独公演を行った初の日本のバンドになった。このコンサートには12,000人が集まり、BABYMETALは会場のマーチャンダイズの販売記録を塗り替え、またも歴史を作った。

「Live At Wembley」トラックリスト

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

総演奏時間:: 1:17:26

このリリースは、RED HOT CHILI PEPPERSに対するスペシャル・ゲストとしての英国ツアーと重なっている。

このブレイクしたフロントが全員少女の日本のヘビー・メタル=ティーンポップ・ハイブリッド・グループは、18歳のスゥメタル、17歳のユイメタルとモアメタルをフィーチャーし、4人編成のバンドがバックを務める。

BABYMETALの新譜、「Metal Resistance」は4月1日に全世界同時発売され、英国のオフィシャル・チャートで15位になったが、これは日本人アーティストとしては最高位であり、さらに、米国ビルボードのチャートのトップ40入りし、坂本九以来、53年ぶりにチャートインした日本のアーティストとなった。12曲入りのセカンド・フルレンスCDは"Road of Resistance"、"Karate"、"The One"をフィーチャーし、CD、アナログ、そして限定盤のバンドル・パッケージで入手可能だ。

新譜の先行シングル、"Karate"の公式ビデオのリリースに続いて、BABYMETALは新譜からの2本目のビデオとして"The One"を公開した。この7分間のライブ・ビデオは、シンガー兼ダンサーのスゥメタル、モアメタル、そしてユイメタルが、2015年のワールド・ツアーの最終日に、日本の横浜アリーナで、アリーナ規模の観客の上空に吊り下げられた、三角形の囲いの中で歌う姿を示している。

BABYMETALは、4月にザ・レイト・ショー・ウィズ・ステーヴン・コルベアで米国の深夜TVデビューを飾り、デビュー・アルバムから"ギミチョコ!!"を演奏した。

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

▼元記事
BABYMETAL To Release 'Live At Wembley' Album In December


[IN-SPIRE LS] BABYMETAL

BABYMETAL

ディーン・ペレッタ(2016年11月)



日本の音楽のスーパースター、BABYMETALは18歳の中元すず香、17歳の水野由結と菊地最愛からなる、世界的に評価の高いケラング・アワードを受賞したメタル・バンドだ。

BABYMETALはヘビー・メタル、前衛メタル、そしてJポップから音楽的影響を受けている。BABYMETALは、バンド名を冠し、ベストセラーになったデビュー・アルバムを2014年2月にリリースした。BABYMETALの人気の高いセカンド・アルバムは、「Metal Resistance」と名付けられ、2016年4月1日に全世界で発売され、世界中の文化的な音楽マニアの想像力を広くつかむことになった。

2016年4月、BABYMETALは、英国ロンドンのウェンブリー・アリーナではじめて単独公演を行った日本のアーティストとなり、ウェンブリー・アリーナの華やかな歴史上、一日のライブ・イベントでマーチャンダイズの販売最高額を記録し、さらにBABYMETALのスタジオ・アルバム、「Metal Resistance」は、日本の音楽バンドとして、UKアルバム・チャートで最高位を記録した。

信頼できる英国の主流メディア刊行物であるザ・ガーディアン紙は、公式にBABYMETALのウェンブリー・アリーナでのライブ・コンサートを最高の5つ星と評価し、「Metal Resistance」はiTunesストアのアルバム・チャートで第3位となり、さらに米国のビルボード・ホット200アルバム・チャートで39位に達した。

2016年5月、スポーツ・エンターテインメントの強力なチーム、WWEが正式に、BABYMETALの人気の高い曲、"Karate"と"Paranoia"が、「NXTテイクオーバー:ジ・エンド」ライブ・イベントの公式テーマソングとして使用されると発表した。

アンセム、"Karate"が日本語で録音されているにもかかわらず、メタルのリズム、ステージの振り付け、そして謎めいたカリスマという圧倒的なアピールと普遍的な言語は、日本語やアジアの音楽文化を良く知らない外国人からも受け入れられたことは疑いようがない。BABYMETALの"Karate"のミュージック・ビデオは、2016年3月に公開されて以来、YouTubeで2,310万ビューを得ている。

また東洋では、BABYMETALが、6度に渡ってグラミー賞を獲得したスーパースター、レディー・ガガと共に、2月7日のNFLスーパーボウルのハーフタイム・ショーでライブ演奏をするのではないかという噂がが流れている。

さらに、NFLスーパーボウルは、その輝かしい歴史の中で、ハーフタイムに日本のバンドをフィーチャーしたことはない。NFLスーパー・ボウルのハーフタイムに記憶に残るライブ演奏を行った米国籍以外のアーティストのリストには、COLDPLAY、U2、THE ROLLING STONES、そしてポール・マッカートニー卿が含まれる。

さらに、BABYMETALは、そのレパートリーに英語で録音された曲があり、BABYMETALが2月7日のNFLスーパーボウルで本当に演奏するなら、英語を話す世界中のオーディエンスのために、英語の曲を演奏する可能性もある。

BABYMETALが、2月7日のNFLスーパー・ボウルのハーフタイム・ショーで演奏する可能性があるということは、北米、そして海外でこの非常に人気のあるスーパースターが、まったく新しいレベルに到達できることは間違いないし、最終的には東西で大きくなり続ける音楽と文化の架け橋が、これまでになく近いものとなるだろう。

BABYMETAL Twitter: @BabymetalJapan

▼元記事
#InspireLSMusic | BABYMETAL #JPop #Metal


[Metropolis/Stripes Japan] カジュアルなヘッドバンギング

カジュアルなヘッドバンギング

日本のヘビー・メタル文化は君が考えているものとは違う

セザリー・ヤン・ストルシヴィッツ(2016年11月16日)



ヘビー・メタル・ファンの「一かゼロか」という性質について語るとき、ミュージシャンであり映画監督であるロブ・ゾンビは、「『ああ、俺は前は一夏SLAYERに夢中だったんだぜ』なんて誰も言わない、分かるだろう……胸に「Slayer」と彫り込んだ奴にしか会わない」と語った。このことは私たちにロブ・ゾンビに関する二つのことを教えてくれる。ロブは上半身裸のメタルヘッドにたくさん会ったことがある。それからロブはカジュアルな日本のメタル・ファンに会ったことがないということだ。

髪の毛が自分の胸に刻んだ「Slayer」の入れ墨を隠すほど長い、ダイハードなファンも日本には数多くいるが、日本のヘッドバンギングするファンたちの多くは、そこまで熱心ではない。日本人が列を作って、辛抱強く、チケット番号の順に会場へ入るのを待っているのを見れば、メタル・ショーの前からそのことは分かるだろう。ドアが開く一秒前に到着したとしても、早くチケットを買った者ほど早く入場できるのだ。

だが、日本のメタルのポイントは、クラブの中に入ると、秩序は後退し、カオスが支配する点だ。最初のギター・コードが弾かれたところで、日本のメタル・ショーはヘッドバンギング、スクリーム、そして暴力的なモッシュの熱狂へと爆発する。

そして、観客の中には多くの場違いに思える人々、しばしばスーツケースを体の近くに寄せ、アイロンを掛けたドレスシャツと折り目を付けたパンツをはいた髪の短いビジネスマンの姿が見られるだろう。何年も前は、私もそのうちの一人だったし、バッグを手にしていた理由は、翌日仕事で提示しなければならない重要な文書が中に入っていたからだ。だが、コンサートにたどり着く頃には、コインロッカーは皆ふさがっていて、ファイルをモッシュピットまで持って行かざるを得なかった。

だが、私はファイルのことを気にしていたが、日本のファンにからかわれるとは心配していなかった。一つには、コンサートでカラー付きのシャツを着ていたのは私だけではなかったからだ。こうした人々は、日本のメタル・ファンダムのあまり知られていない顔だ。黒しか身につけないわけでも、毎日メタルを聞くわけでもないかも知れないが、彼らもまた日本のヘビー・メタル文化の一部となっている。そして、彼らは全体を代表するわけではないが、日本のメタル・ファンの多くと、いろいろと似ているところがある。

こうしたファンの一人である奈々子は、「メタルは私が楽しむ唯一の音楽です。耳だけではなく、全身で聴いているように感じます。でも、メタル音楽がすべてというわけではないので、自分の人生だとは呼べません。ただ同時に、メタルが趣味だというのも正しくないように思います」と説明する。

言い換えれば、日本のヘビー・メタル・ファンは、この音楽をシリアスに取り扱っているのは確かだが、それを自分のアイデンティティーそのものとする必要は感じていないということになる。これは、元MEGADETHのギタリストであるマーティ・フリードマンに日本移住を決意させた理由の一つだ。

有名なスラッシュ・バンドを1999年に離れると、フリードマンは、日本に新しい故郷を見出し、今ではヘビー・メタルのミュージシャンというよりも、おかしなTVパーソナリティーとして知られている。フリードマンは、「ヘビメタさん」という番組からスタートしたのだが、これはメタルやハード・ロックの文化を諷刺するものだった。西洋で人々がメタルをどれだけシリアスに考えているのかについて飽き飽きしていたというフリードマンにとってはぴったりだった。メタル音楽が嫌いだという訳ではない。実際、彼の2014年のアルバム、「Inferno」は、フリードマンのこれまでで最もヘビーなアルバムと呼べるだろう。だからといって、フリードマンがBABYMETALのようなポップ音楽を楽しむことを止めるものではない。

BABYMETALはヘビー・メタルとアイドル音楽の融合で、後者はまずカワイク、若いスターのタマゴが、あたりさわりのない、甘いポップスを歌うことに焦点を当てている。BABYMETALは若い歌手(バンドが最初に結成された時、11歳の子もいた)のこのコンセプトを採用したが、甘い音楽をメタルのリズムと攻撃的な歌詞で置き換えた。

2013年にBABYMETALは、アジア最大のヘビー・メタル・フェスティバル、ラウド・パークではじめて演奏した。マーチャンダイズのブースのせいで、あの年のことは決して忘れないだろう。私が出向いたラウド・パークはすべて、Tシャツ、CD、ショーのプログラムなどを買うためのものすごい行列ができていたが、2013年にこの行列は2つに分かれていた。一つはBABYMETALのグッズのための列、もう一つはBEMEMOTHやイングウェイ・マルムスティーンのようなヘビー・メタルの伝説を含む、世界中からやってきた10数のバンドのための列だった。BABYMETALの列の長さは、もう一つの列よりも軽く2倍を超えており、考えられるあらゆるファン、すなわち、男女、十代、高齢者、そしてたまにドレスシャツを着た単発のビジネスマンなどで構成されていた。

マーティ・フリードマンはBABYMETALの大ファンだとされているが、海外のメディア向けのインタビューでこのことをたずねられる場合、根本的な質問はいつも同じだ。「三人の少女たちがメタルをやっている音楽をどうして楽しめるのか?」 彼の答えもいつも同じだ。「もしメタルに対する愛情が十分に強ければ、BABYMETALを楽しむことを止めるものは何もない」

メタル音楽についてファンダムが非常にシリアスになっている海外では、いまだに物珍しい何かだとみられているが、これはたぶん、女性中心のメタル・バンドが西洋に入り込むにはより良い批判ということになるだろう。だが日本では、ダイハードなメタルヘッズが、誇りを持って自分たちのBABYMETALに対する愛情を公言している。

「メタルは俺の人生だ」と中部日本からやってきたメタル・ファン、竜之介は言う。「仕事に全身全霊を傾けている理由は、そうすればもっとCDが買えて、もっとコンサートにいけるからだ。そして俺は心からBABYMETALを愛している。素晴らしいパフォーマーであり、メタルとアイドル音楽を融合することに成功した。次に何をやってくれるのか待ちきれないんだ」

やはり日本人のメタル・ファンであるタケルは同意する。「俺は彼女たちの音楽が大好きだ。かわいいけど、彼女たちはまた素晴らしいパフォーマーでもあるし、これはとても独創的なコンセプトで、とにかく楽しいんだ。そのどこが悪い?」 まったく悪くない。多くの西洋のファンは、BABYMETALが好きでないかも知れないが、その理由が「典型的な」メタル・イメージに合っていないからだということを考えるべきだ。そしていつからヘビー・メタルというのは人と合わせる話になったんだ?

▼元記事
Casual Headbanging


2016年11月18日金曜日

[The List] ベビーと呼ばないで

ベビーと呼ばないで

[訳注:10月10日付けのThe Listのオンライン記事と題名およびサブタイトルを除き同内容です]



ヘンリー・ノースモアが、RED HOT CHILI PEPPERSと英国ツアーに乗り出す日本のポップ=メタル・フェノメノン、BABYMETALと出会う

BABYMETALについてはすべてがおかしい。超可愛い日本の十代の女学生トリオ(スゥメタル、ユイメタル、モアメタル)はバブルガム・ポップのヴォーカルを歌いながら、ブルータルなデス・メタルをバックに振り付けされたダンス・ムーブを行う。ばからしいし、愚かしい。でも、このJポップと轟音を立てるメタル・リフの摩訶不思議な並置は、あまりに怪しく、不条理なので、創造力を刺激する何かがある。"ギミチョコ!!"のビデオは、2014年にバイラルとなり、今ではYouTubeで6,000万ビューを達成しており、結果としてBABYMETALは国際的な存在になった。

安っぽい新規物になっていたかも知れないが、音楽はジャンルに常に忠実であり続け、メタルは楽しくなれることをヘッドバンガーたちに思い出させた。「BABYMETALのサウンドだけでなく、私たちがメタルに合わせて踊るということが、この音楽ジャンルを表現する新しいかたちを示しているのだと思います」とモアメタルは説明する。「たぶん、英国のお客さんは、新鮮で面白いものとして受け入れてくれたのだと思います」

BABYMETALを本当に理解するためには、日本のアイドル・バンドのコンセプトも理解する必要がある。まさしく日本的な現象であるアイドル・バンドは、多人数によって創り上げられたポップ・アクトで、英国における同等の存在は、THE SPICE GIRLSやS CLUB 7となるだろうが、その規模ははるかに大きい。最も成功を収めているAKB48は、自身の劇場で夜に公演を行っている130人以上のメンバーがいて、その売上は国内で2億円を超えており、現在、ギネスブックの世界最大のポップ・グループの記録を持っている。彼女たちは、通常はアップビートのポップスを歌うばかりでなく、モデルや様々なプラットフォームで活動する、近づきやすく、とても素敵で、かわいいロール・モデルとして売られている。だが、BABYMETALはこの型を崩し、グラインドするギターと激しいブラスト・ビートをこの公式に付け加えた。独自の神話世界に存在するこのバンドの歴史は事実と虚構の素晴らしいミックスとなっている。「私たちはメタルの神であるキツネ様の予言により集められました」とユイメタルは説明する。「私たちの行動はキツネ様の予言によってあらかじめ決められています」

現在、BABYMETALはファンク・ロックのベテラン、RED HOT CHILI PEPPERSの英国アリーナ・ツアーの前座としてスコットランド・デビューを果たそうとしている。「今年の7月末に、日本のフジ・ロック・フェスティバルではじめてRED HOT CHILI PEPPERSのショーを見ることができました」とユイメタルは付け加えている。「彼らの音楽とライブ演奏は本当にすごかったんです! 一緒にツアーして、いろいろなことを学ぶのを楽しみにしています」

BABYMETALは12月8日にグラスゴーのSSEハイドロでRED HOT CHILI PEPPERSの前座を務める。

▼元記事
Don't Call Me Baby


2016年11月17日木曜日

[Electra] カワイイ・スタイルでロックする(過去記事)

カワイイ・スタイルでロックする(過去記事)

日本のアイドル・メガ・グループ、BABYMETALが世界征服に備えている、だとすれば彼女たちのことを聞いたことないってありえる? そもそもカワイイ・メタルってなに?

メリッサ・ハガー(2016年6月22日、6月号)



BABYMETAL。グループにとっては興味深い名前だし、コンセプトはもっとそうだ。ヘビー・メタルに合わせて歌う(ロックする)「カワイイ」日本人の女の子の三人組。でもスゥメタル(リード・シンガー)、モアメタル、そしてユイメタルはそれ以上の存在であり、その音楽は世界にものすごくドラマティックな効果をもたらした。

確かに日本のアイドル・バンドは、メインストリームの米英のグループのようには機能しない。こうしたグループのメンバーは、スターを生み出すための大手のアイドル会社によって創り出されている(もっと厳格かも知れないが、X-Factorブートキャンプを考えてみると良い)。日本のグループは、まったく異なった音楽的影響を受けており、この賢くてカワイイ三人組にもそれがいる。METALLICAだ。

BABYMETAL現象を過小評価してはいけない。これはツアーが世界中でソールドアウトし、ファンはメタルヘッドと一緒に徹頭徹尾楽しむ気なんだから。

コンセプト自体は新しく思えるが、演奏はまったく違っていて、グループは、その強力な演奏面でのルーツとそのシンガー、三人全員のステージでの存在感を活かしている。スゥメタルがメイン・ボーカルの大部分を担当しているが(彼女の18歳という年齢によるものだろう)、モアメタルとユイメタルは印象的なバック・ボーカルを提供し、年齢を重ねると共に、さらに存在感を増してきた。彼女たちのメインストリームでの名声と広がり続ける人気を考えれば、この三人組が何を達成できるのかについて、疑問が湧くだろう。

だが、BABYMETALがそんなに魅力的なのはなぜだろうか? エネルギッシュで熱の入ったパフォーマンス? うきうきした性格と組み合わされた個人的なスタイル? あるいは音楽自体? メンバー自身が、最初はメタル音楽を聞くのが「怖かった」と認めていても、このグループを大好きになる理由には事欠かない。おかしなことに、このことで彼女たちがさらに好きになり、愛しくなるのだ。言うまでもなく、どのようなアーティストにとっても成功の鍵は、結びつきだ。

だが、(音楽以外に)成功を収めた音楽グループが必要とするものはなんだろう? スタイルだ。そしてこの女の子たちは、山ほどそれを持っている。このラインナップではコーディネーションが鍵だ。

実際、メンバーの一人一人が、グループのシグネチャーである色(黒、赤、そして銀)とぴったりと結びついた、微妙で、ユニークな独自のスタイルを持っている。スゥメタルは通常、違った胴のスタイリングやカバーを身につけており、その髪はポニーテールだが、モアメタルは、一つの巻き毛のおさげを持ち、チュチュを着ていて、ユイメタルは複数のもっと小さなおさげとこれに合ったチュチュを着ている。言うまでもなく、女の子たちは、グループが演じる、そのシグネチャーの手の動き、サイン、そしてダンスを備えており、熱心な観客を喜ばせる。そして「フォックス・ゴッド」への忠誠のしるし(BABYMETAL版のメタル「ロックアウト」の手のサイン)を忘れてはならない。このすべてが組み合わさって、強烈なBABYMETALブランドを構成するのだ。

彼女たちのシンプルに「BABYMETAL」と名付けられた最初のスタジオ・アルバムは2014年にリリースされ、そのシグネチャー・ソングである"ギミチョコ!!"、そして何曲かの定番、すなわち"メギツネ"(ベスト・トラックの一つだ)、そして"イジメ、ダメ、ゼッタイ"が含まれている。

これに続いて、BABYMETALは、(ものすごい信じられないようなアンセム、"Karate"、"Road of Resistance"を含む)セカンド・スタジオ・アルバム、「Metal Resistance」をリリースした。驚くまでもないが、3月[原文ママ]リリースされると、このアルバムは極めて肯定的な評価を得、日本、英国、オーストラリア、そして米国のチャートを駆け上がった。このような若いグループにとっては、信じられないような偉業だ。そして決して過小評価してはならない。

グループの将来は不確かだ。アイドル・グループは、オーディエンスが次第に飽きてしまうので、その大量生産によって短命になりがちだ。だが、これがBABYMETALに当てはまるかどうかは不確かだ。というのは彼女たちのイメージと音楽は、既に音楽界ばかりでなく、BBC3のドキュメンタリーのようにTVの世界でも相当な注目を集めているからだ。さらに、彼女たちは、人気のあるオンラインのリアクト・シリーズにも登場し、YouTubeで放送された。これは理解出来る。三人の少女たちが、メタル音楽に合わせてロックするというのは、メタル・グループを取り囲むステレオタイプを壊しているからだ。いけいけ、女の子。

BABYMETALにとって、先に何が潜んでいようとも、このかっこいいトリオがすぐにはどこにも消え去らないことは確かだ。ロックして!


▼元記事
Rock Out kawaii Style


[muzotakt] ウェンブリーのBABYMETAL――ステージと燃える炎の狂乱を見よ!

ウェンブリーのBABYMETAL――ステージと燃える炎の狂乱を見よ!

(ポーランド語からの重訳です)

MUZOTAKT(2016年11月15日)



成功を重ねている日本のロック・バンド、BABYMETALがライブ・アルバムのリリースを発表した。俺たちはそのトレイラーを入手した。

作品の内容は「Live At Wembley」というタイトルから自明だ。このアルバムは12月9日にリリースされる。マテリアルは、ロンドンのウェンブリー・アリーナでバンドが行った今年の公演を記録したものだ。

12,000人のファンを前にこのトリオが演奏したショーは、東京で放送された。彼女たちにとっては最大のコンサートとなった。

ステージと吐き出される炎の狂乱の「Live At Wembley」についての発表は下で見ることができる。

トラックリストは以下の通り。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

このトリオはスゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルからなる。バンド名を冠したアルバムは2014年2月にリリースされた。セカンド・アルバム、「Metal Resistance」は2016年4月に発表。いずれのアルバムも、日本ではゴールド・アルバムになっている。

[「Live At Wembley」のトレイラーへのリンク]

▼元記事
Babymetal prosto z Wembley – Zobacz szaleństwo pod sceną i buchające płomienie!


[A Journal of Musical Things] BABYMETALの「Live At Wembley」のトレイラー (超短いです)

BABYMETALの「Live At Wembley」のトレイラー (超短いです)

日本のメタルのお嬢ちゃんたち、BABYMETALがそのキャリアで最大のギグをロンドンのウェンブリー・アリーナで、12,000人を前に行った。当然の成り行きで、このイベントはコンサート映画となり、年末に発売となる。抵抗は無意味だ。詳細はNME(リンク)で。

▼元記事
The BABYMETAL Trailer for Their Live at Wembley Film


2016年11月16日水曜日

[Fast Japan] 日本のアイドル・グループ、BABYMETALは海外での人気を高めている

日本のアイドル・グループ、BABYMETALは海外での人気を高めている

エイミー(2016年11月10日)



BABYMETAL

BABYMETALは、日本のメタル・アイドル・バンドで、三名の若い女性メンバーからなる。この三人とは、リーダーの「スゥメタル」こと中元すず香、「ユイメタル」こと水野由結、そして「モアメタル」こと菊地最愛だ。BABYMETALは、メタル・ジャンルと日本のアイドル・ジャンルを融合することで、ユニークなコンセプトとなっている。BABYMETALとその三人のメンバーは、アミューズ芸能事務所がマネージメントしている。「神バンド」がグループのバッキング・ボーカル(原文ママ)を担当している。BABYMETALはまた、2014年2月26日にリリースされたBABYMETALのデビュー・アルバムの名前でもある。

グループは、日本のアイドル・グループ、さくら学院のサブユニットとして結成された。BABYMETALを結成する前は、バンドのメンバーはメタル音楽が何かすら知らなかった。BABYMETALは2010年11月28日にデビューを果たし、2011年4月に初めての曲、"ド・キ・ド・キ☆モーニング"をリリースした。この曲の音楽ビデオはYouTubeでもリリースされ、BABYMETALの人気を高め、バンドを世界に紹介することに貢献した。2012年の終わりまでには、このミュージック・ビデオは100万ビューを超えた。

世界的な人気

BABYMETALは、メンバーのユニークなイメージと興味深いミュージック・ビデオによって、海外で人気を高めている。バンドは、YouTubeで複数のミュージック・ビデオを公開して、世界的な人気を獲得した。最も有名なのが、YouTubeで最もビューが多かった"ギミチョコ!!"のミュージック・ビデオで、バイラルとなった結果、6,200万ビューを獲得している。

["YouTuber React to Babymetal"へのリンク]

このようなビデオの人気が高まる中、バンドは世界のYouTuberの多くの間で話題となった。2014年にファイン・ブラザーズ・エンタテインメントのYouTubeチャンネルが、BABYMETALの音楽に反応する多くの有名なYouTuberのビデオを作成した。このビデオは1,700万ビューに達しており、BABYMETALを国際的なスターダムに押し上げるのに役立った。

それまでのグループの最大の国際的な成果は、米国ビルボード200チャートで187位に入ったことだ。このチャートに入ること自体、日本の音楽アーティストにとって信じられないほど珍しい。日本の音楽の多くは海外のオーディエンスを対象としておらず、このことは音楽業界が、失敗であると広く批判している。BABYMETALは、他の日本のアイドル・グループの多くとは違うオリジナルな音楽を創り、そのことで突出する存在となることができた。

BABYMETALはまた日本でも人気がある。BABYMETALのファンは「The One」として知られており、メタル・ファンやグループのメンバーのコスプレをするのが好きなファンまでいる。日本におけるBABYMETALの人気の証拠として、ファースト・アルバムがビルボード・ジャパンの第2位に到達したことが挙げられる。このアルバムはまた、日本だけで37,000枚売れた。日本の音楽産業は、タレントを次々と入れ替えることで知られているが、BABYMETALはこれまでのところ、ポップ業界で6年間続いており、そのファン・ベースの強さを示している。

現在のBABYMETAL

BABYMETALは、2016年4月1日に、最新アルバム、「Metal Resistance」を全世界同時発売した。このアルバムは、おおむね高評価を得て、UKアルバム・チャートの第15位に達したが、これは日本のバンドの最高位であり、また米国のビルボードでは39位に入った。バンドは様々な音楽フェスティバルで演奏し、サンドのワールド・ツアーを完了している。BABYMETALは、欧州と米国で多くのコンサートを行った。12月にはRED HOT CHILI PEPPERSのスペシャル・ゲストとして英国で公演を行う。

BABYMETALのライブでは、このトリオはすべてボーカルを担当する。スゥメタルはボーカルとダンス、ユイメタルとモアメタルはダンスとスクリームとクレジットされている。メタルのコンサートで見られる通常のホーンのサインではなく、BABYMETALはバンドの聖なるインスピレーションを象徴するキツネのサインを使う。ライブ演奏では、神バンドとして知られるバッキング・バンドがBABYMETALのボーカルをサポートする。

BABYMETALの成功の別の鍵となるのが、凝ったライブ・パフォーマンスだ。彼女たちの公演は、高いエンターテインメント性から多くの注目を集めてきた。BABYMETALのコンサートには、火柱や巨大な女神像の破壊などの、数多くの狂ったようなステージ上の仕掛けがある。女の子たちはまた、そのダンス・パフォーマンスのための訓練をしっかりと受けている。

ファン・コミュニティー

BABYMETALのファンは自分たちを「The One」と呼ぶ。「The One」のメンバーになるには、ファンは「The One」フードタオルをBABYMETALの公式オンライン・ストアで買わなければならない。このフード・タオルには、特別な「洗礼の証」が付いてきて、これによりファンは「The One」に登録することができる。また30,000以上のいいねが付いている、フェイスブックのBABYMETALファンクラブ・ページがある。

レディー・ガガのような何人かの有名なミュージシャンは、BABYMETALのファンデあることが良く知られている。レディー・ガガは自分のArt RaveツアーでBABYMETALを前座に使ったほどのファンだ。SLIPKNOT、アリアナ・グランデ、JUDAS PRIEST、MARILYN MANSON、ALL TIME LOW、 スクリレックスのようなアーティストは皆、BABYMETALのファンだ。

▼元記事
Japanese Idol Group BABYMETAL Has Become Increasingly Popular Abroad



[Anti Music] BABYMETALが「Live At Wembley」を発表

BABYMETALが「Live At Wembley」を発表

(2016年11月14日)

(メタル・ハマー)BABYMETALが12月9日に「Live At Wembley」をリリースすると確認した。この13曲入りのCDは、4月にこのロンドンの会場で録音され、BABYMETALはウェンブリーで演奏した初めての日本人アーティストとなった。

これは、やはり4月にリリースされたセカンド・アルバム、「Metal Resistance」のフォローアップで、またバンドのRED HOT CHILI PEPPERSの前座としての英国ツアーとタイミングを合わせている。BABYMETALは、ウェンブリーのショー、そしてダウンロード・フェスティバルの出演後、今年のAIMインディペンデント・ミュージック・アワーズの「ベスト・ライブ・アクト」賞を投票により受賞している。

当時、スゥメタルは次のように述べている。「二年前にフェスティバルではじめて演奏してから、英国はいつも第二の故郷のように感じてきました」と述べている。最近は何度も戻ってきており、英国でのサポートは高まるばかりです。BABYMETALとしての私たちに忠実であり続けることができると確信が持てるようになりました」 詳細はこちら(リンク)から。ourselves as Babymetal." Read more here.

▼元記事
Babymetal Announce 'Live At Wembley' Album



[Metal Hammer Germany] BABYMETAL:ライブ・アルバム「LIVE AT WEMBLEY」が12月に登場

BABYMETAL:ライブ・アルバム「LIVE AT WEMBLEY」が12月に登場

メタル・ハマー(2016年11月11日)

[ドイツ語からの重訳です]



BABYMETALファンに新しい届け物:ライブ・アルバムを今年発売

日本のメタル・アイドル・バンド、BABYMETALはメタルの世界を二分する。愛する者もいれば、ヘイトする者もいる。メタル・ハマーの編集チームの間でも、このバンドについての激しい議論はしょっちゅうだ。だからといって、最新情報の提供を妨げるものではない。

ライブ・アルバム「LIVE AT WEMBLEY」が2016年12月9日にリリースされる。デジタル・バージョンが12月30日に続く。このコンサートは、ロンドンで2016年4月2日に録音され、BABYMETALは英国における初のアリーナ・ショーを12,000人のファンの前で行った。

トラックリストは以下の通り。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

YouTubeのトレイラー

YouTubeで、BABYMETALはライブ・アルバムのリリースへの期待を高めるビデオをリリースした。2016年はとんでもない年だった。

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

▼元記事
Babymetal: Live-Album LIVE AT WEMBLEY kommt im Dezember



2016年11月15日火曜日

[NME] BABYMETALが「Live At Wembley」アルバムのトレイラーを公開

BABYMETALが「Live At Wembley」アルバムのトレイラーを公開

アンドリュー・トレンデル(2016年11月14日)



彼女たちのこれまでで最大のショーの狂気を体験せよ

BABYMETALが、新譜、「Live At Wembley」の詳細を発表した。下のトレイラーを見てくれ。

この日本のポップ・メタル・センセーションは、ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われた劇的な単独公演に先立って、セカンド・アルバム、「Metal Resistance」をリリースした。このものすごいショーのレビューはこちらから。

12,000人の大観衆に対して演奏し、また東京にライブストリーミングされたこのショーは、バンドのキャリアで最大の単独公演となった。"ギミチョコ!!"と"Karate"のスターは、12月9日にライブ・アルバムをリリースすることで、このショーを不滅にする。続いてデジタル版が12月30日に発売となる。

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

「Live At Wembley」のトラックリストは以下の通りだ。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

先日、BABYMETALが自身のウェブ・アニメ・シリーズを制作することが確認された。要約によれば、「このアクション・アドベンチャーは、攻撃を受けているヘビー・メタル音楽の魔法の世界へと視聴者を誘い、唯一の孤独な神、キツネ様が、危機を救うために戦士のバンド、BABYMETALを結成することになる魔法の世界の中へ視聴者を誘う。このシリーズで、スゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルは手を携えて、ジャンルを究極的に再定義する」という。

「このシリーズには、秘密の入り口を抜けてアニメーションの世界へと入るこのグループの、新しいライブ演奏もフィーチャーしている」

さらにBABYMETALは、RED HOT CHILI PEPPERSの英国ツアーの前座を務める。詳細は以下の通りだ。

12月
5日 ロンドン、The O2
6日 ロンドン、The O2
8日 グラスゴー、The SSE Hydro
10日 バーミンガム、Genting Arena
11日バーミンガム、Genting Arena
14日マンチェスター、Arena
15日マンチェスター、Arena

▼元記事
BABYMETAL unveil trailer for ‘Live At Wembley’ album


[Alternative Press] BABYMETALがライブ・アルバムをリリース

BABYMETALがライブ・アルバムをリリース

リンディ・スミス(2016年11月13日)



日本のバンド、BABYMETALが、今年前半にロンドンのウェンブリー・アリーナで録音された「Live at Wembley」と名付けられたライブ・アルバムをリリースすると発表した。BABYMETALは、この伝説の会場ではじめて演奏した日本のバンドとなり、また会場のマーチャンダイズ販売記録を破った。


この13曲入りのアルバムは12月9日に、またデジタル版は12月30日に発売となる。

下のティーザー・ビデオとトラックリストを見てくれ!

[「Live at Wembley」ティーザーへのリンク]

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

▼元記事
Babymetal are releasing a live album


[OKEZONE] 写真:BABYMETALが「Live at Wembely」をリリース

写真:BABYMETALが「Live at Wembely」をリリース

デワント・キロノプトロ(2016年11月14日)



[インドネシア語からの重訳です]

東京発――最も熱心なフォロワーを持つ日本のバンドの一つ、BABYMETALが、新しいライブ・アルバムをリリースする。このアルバムは、2016年4月2日に行われた英国ロンドンのウェンブリーで演奏された曲を含んでいる。

「LIVE AT WEMBLEY: Babymetal WORLD TOURR 2016 Kicks Off at SSE THE ARENA, WEMBLEY」と名付けられたこの新譜は、バンドのツイッター・アカウント、インスタグラムを通じて先日発表された。メディアの中には、「Metal Resistance」と名付けられたセカンド・アルバムのプロモーションのためのツアーで、ウェンブリー公演を、英国におけるBABYMETALの最大のコンサートの一つと呼んでいるものもある。

ロックサウンド誌によれば、「Live at Wembley」は、2016年12月9日にearMusic / EdelからCDとして、2016年12月30日にデジタル形式でリリースされる。このアルバムのトラックリストは以下の通り。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE – English ver. –
13. Road of Resistance

さらに、このアルバムのティーザーがYouTubeのBABYMETALチャンネルにアップロードされており、ウェンブリーのコンサートで熱狂するファンを示している。

▼元記事
FOTO: BABYMETAL Siapkan Album Live Konser Wembley


[TVQC] BABYMETAL今昔(その3):ユイメタル、またの名を水野由結とトマト

BABYMETAL今昔(その3):ユイメタル、またの名を水野由結とトマト

ジャン=フランソワ・クロティエ(2016年11月10日)



[フランス語からの重訳です]

["ちょこっとLOVE"へのリンク]

今週の「BABYMETAL今昔」は、どのようにしてユイメタル、またの名を水野由結が本当によくこの果実、つまりトマトと結び付けられるのかについてのちょっとした説明だ。

まず第一に、この結び付きは、由結がまだアイドル・スクールのさくら学院にいた時期からのものである点に注意が必要だ。これはずいぶん昔の話だし、(一般に長きにわたる)一部のファンが、このほとんど自動的な結び付け、すなわち由結=トマトを気にし始めた理由でもある。

一つ確かなことがあって、由結はトマトが大好きだ。2014年、由結はさくら学院のプロデュース委員長としてインタビューを受け、100の質問をたずねられた(2014年6月30日公開)。由結はその答えのうち2つで、はっきりと自分がトマトが好きであることを次の順番で述べている。

Q28「譲れないこだわりは?」 / 答え:トマトは丸ごと食べる☆ 
Q79「世界の最後、何を食べたい?」 / 答え:フルーツトマトです☆

である。

この質問の少し前、2014年6月3日の日記で、由結はトマトについて触れている。自らの言葉に勝るものはない。「リアル中学校ではこの前体育祭がありました。赤ブロック(紅組)で最優秀応援賞とれました〜。ちなみに応援合戦では「トマトマトーマトーマトマト トマトの力は無限大!って由結の大好きなトマトが出てきたんですよっ(笑) 中学最後の体育祭、最高に楽しかったです」

また、トマトで由結を表すのが好きなファンは別に、さくら学院の由結の友だちも、由結とトマトを結び付けている! 2014年10月13日の日記で大賀咲希は、由結のことを「トマト姫」と呼んでいる!

由結の誕生日である2016年6月20日の山出愛子の日記についても同じだ。彼女はこう述べている。「今日は そう トマトの日♡ いや 水野由結ちゃんの17さいのお誕生日でーす!! だから今日は由結ちゃんが大好きで 愛子はちょっぴり いや かなり苦手なトマトを 朝昼晩 食べて 由結ちゃんの誕生日をお祝いしまーす♡」

さらにもう少し付け加えれば、さくら学院の職員室は、この写真をツイートして「夏がやって参りました。 ゆいちゃんの特技はトマトの丸かじりですw 一滴もトマトを垂らす事なく完食します」と述べている。これもトマトに関する別の証拠だ。このようなことができるには、いつもトマトを食べていなければならない! このようなすべてから、これは信じるに足りると思えるだろうが、由比自身が付け加えている! 説明させてくれ。由結は「二重人格」なのだ。最後に、水野由結とユイメタルが別人格だとすれば、三重人格だ! 俺が話そうとしているのはトマトくんと呼ばれている。

[「由結のトマトくん」の印象へのリンク]

だが、トマトくんとは誰なのだろうか? この人物が何者なのについてかの絶対的な詳細は分からないが、彼がはじめて登場するのは、2015年3月5日にタワー・レコードで行われたさくら学院卒業生インタビューまで遡る。このインタビューの時に、(たぶん少し彼をからかうために)トマトくんとして話すよう急に求められ、結果はなかなか説得力があった。2015年3月7日のさくら学院の書道公開授業で、女の子たちは生で書道を行った(日本のYouTubeに一部がある)。由結が書いたことの意味を説明しているときに、トマトくんが再登場したのだ!

[「さくら学院公開授業」へのリンク]

由結は2015年3月18日の日記で、トマトくんに少し触れており、トマトくんになりきれたこと、そしてさくら学院に対する情熱を語っている。

トマトくんが最後に登場したのは、やはりさくら学院による2015年の「歌の考古学」の公開授業だった。この間に、由結はシンディ・ローパーの曲、"True Colors"をアカペラで歌った。その後で、さくら学院に対する愛情ではなく、「未来の水野由結」について語ることにし、そのためにトマトくん声を使ったが、これは「もし由結自身が何かを話したら、泣いてしまっただろう」からである。

そうだ。これで、どうして由結とトマトの「親密な」関係が生まれたのか分かったろう。すべてには始まりがあり、BABYMETALに関する参照の多くはさくら学院に起源があるのだ。

前回の「ベビメタ今昔」を見逃したら、いつでもこのリンクを追って追いつくことができる。見るのをためらわないでくれ。

BABYMETAL・ファンクラブ・フランスのためにステファン・モルヴァンの許可を得て掲載

▼関連記事
[TVQC] BABYMETAL今昔(その2)Hirokazu Satoのファンアート 

▼元記事
Yuimetal, alias Yui Mizuno, et les tomates


2016年11月14日月曜日

[hikari no Hana] BABYMETALの最新ライブ・アルバム

BABYMETALの最新ライブ・アルバム

[スペイン語からの重訳です]

アクセル・NnH(2016年11月13日)



BABYMETALが、「LIVE AT WEMBLEY BABYMETAL WORLD TOUR 2016 kicks off at SSE ARENA, WEMBLEY」のタイトルで、ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリーで4月2日に録音されたライブ・アルバムのリリースを発表した。

このアルバムは、12月28日に発売され、11月23日にはDVDそれにBlue-Ray形式で発表される。トラックリストは以下の通り。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. いいね!
4. ヤバッ!
5. Akatsuki
6. GJ!
7. Catch me if you can
8. ド・キ・ド・キ☆モーニング
9. META メタ太郎
10. 4の歌
11. Amore
12. メギツネ
13. Karate
14. イジメ、ダメ、ゼッタイ
15. ギミチョコ!!
16. THE ONE (English ver)
17. Road of Resistance

BABYMETALは、12月のRED HOT CHILI PEPPERSの英国ツアーで前座を務める予定だ。確定している日程は以下の通り。

12月5日 ロンドン、The O2
12月6日 ロンドン、The O2
12月8日 グラスゴー、The SSE Hydro
12月10日 バーミンガム、Genting Arena
12月11日バーミンガム、Genting Arena
12月14日マンチェスター、Arena
12月15日マンチェスター、Arena

▼元記事
NUEVO ÁLBUM EN DIRECTO DE BABYMETAL


[TVQC] BABYMETAL今昔(その2)Hirokazu Satoのファンアート

BABYMETAL今昔(その2)Hirokazu Satoのファンアート

[フランス語からの重訳です]



やあ、キツネのみんな!

「BABYMETAL今昔」の2回目は、とても有名なHirokazu Satoのファンアートについて話そう(Hirokazu Satoを知らないなら、こちらからTwitterアカウントへのリンクがある)。

ファンアートの楽しみは、何を参照しているのかが分からないと、ほとんど面白くないということだ。だから一つ選んで、探ってみようと思う。左側のこれを見てくれ。

これを選んだのは、すず香についてのおかしな逸話が含まれていて、ご存じのようにすず香については、俺は三週間なにも食べていないみたいに、その情報をむさぼるんだ。

とにかく、この絵にある要素を観察してみよう。俺たちは右手に剣、左手に秤を持っている像が見える。秤の上には、自転車と靴が片側に、そして「何か」(誰もがこれが最初は何か分からないかも知れない」が反対側にある。実際には、これは東京ドームだ。この像は、スゥが選べるもののバランスを示していて、スゥは東京ドームを選ぶことにしたんだ。

このファンアートは森先生が9月19日に見た東京ドームのコンサートについての最近のインタビューに部分的に触れている。このインタビューの途中で、森先生は、すず香は自転車の乗り方も、マンガの読み方も知らないという事実について、いつもからかっていたという話をしている。ユニークだよな。

[森先生の東京ドームについてのインタビューへのリンク]

先生はまた、すず香が「悪魔と取引」しなければならなかったということについて述べている。すず香は自転車に乗ったり、マンガを読んだりする能力を求めず、むしろ東京ドームで歌うことを選んだのだ。森先生がこのコンサートを観たときに、この記憶が何度も浮かんで、先生はとても感動したので、このことをインタビューで話している。

キャプション:森ハヤシ
森先生、本当の名前は森ハヤシは、アイドルグループのさくら学院の生徒の保護者であり、既にご存じかも知れないが、これを学校として機能させている。

だからSatoは、自転車の代わりに東京ドームを指さしているすず香を描いた。では靴は何だろうか。これについてはさらに追究しなければならない。このインタビューで森先生が述べているように、すず香はあまり靴紐をむすぶのがうまくなくて、気付かずに右と左の靴を逆に履いたりしている。(だから彼女はユニークだと。)それから、ユイやモアと違って、スゥは衣装を着るときに靴紐がないことに、君たちは気付いていないと思う。これは靴紐を結ばないですむようにするためだ。ようやくそこまでたどり着いたな(^-^) すず香のファンは、この話については夢中になって話すんだ。それでも質問することはできる。

靴、自転車、そして東京ドームについては片付いた。残りは像だ。みんなはコバがMETALLICAのファンだということ、女の子たちがMETALLICAがお気に入りのバンドだと述べていることを知っているだろう。単に、この像はMETALLICAのアルバムの一つを参照しているだけだ。そしてこのアルバムは「... And Justice For All」だ。最後にもう一つ。像のドレスには、東京ドームの「Red Night」コンサートですず香の衣装についていたのと同じ三角形がある。これがまさに森先生が見たコンサートなのだ。

佐藤先生はすごい、とてもすごい……

前回の「ベビメタ今昔」を見逃したら、いつでもこのリンクを追って追いつくことができる。見るのをためらわないでくれ。

BABYMETAL・ファンクラブ・フランスのためにステファン・モルヴァンの許可を得て掲載

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[TVQC] BABYMETAL今昔(その3):ユイメタル、またの名を水野由結とトマト 

▼元記事
Il était une fois BABYMETAL #2 : Fan art d’Hirokazu Sato


[Inverse] BABYMETALとロブ・ハルフォードがJUDAS PRIESTの曲を2曲カバー(過去記事)

BABYMETALとロブ・ハルフォードがJUDAS PRIESTの曲を2曲カバー(過去記事)

日本のガール・グループがヘビーメタルの世界を征服し続ける

カトリーナ・デニス(2016年7月19日)



いまメタル・コミュニティーでは歴史が作られているようには思えないかも知れないが、目に見えるものの向こうを見れば、伝説的な力がここ5年ほど、このジャンルを破壊していることがわかる。「〜メタル」で終わるステージネームを持つ3人のメンバーをフィーチャーした日本のガール・バンドが昨晩、JUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードと共にステージにたち、JUDAS PRIESTの定番2曲を演奏して、その鋲の付いたベルトにまた刻み目を加えた。

昨日、オハイオ州コロンバスで、モンスター・エナジー提供のジャーニーズ・オルターナティブ・プレス・ミュージック・アワーズで、あり得ない共演が起こった。どのようにハルフォードとグループが、伝説的なマッチアップのために一緒になったのかを示す経緯をあらかじめ示した、下のフル演奏を見て欲しい。

[APMAsへのリンク]

「メタル・ゴッド」として知られるハルフォードは、この演奏(そしてその人生で)、BABYMETALのスゥメタルと共に、"Painkiller"を演奏するために、その偶像的なハイトーンのヴォーカルで会場を満たした。それからスゥメタルがバンド仲間のモアメタルとユイメタルをステージに迎え、君たちのおばあさんでも知っている、JUDAS PRIESTの曲の一つを燃えるような解釈で演奏するためにステージに迎えた。"Breaking the Law"だ。

演奏はものすごく、ハルフォードのデッドプールのクロゼットから出てきたような赤と黒のレザーコートを含め、いくつもの素晴らしいハイライトがあった。ハルフォードは、BABYMETALのエネルギッシュな演奏に非常に感銘を受け(少なくとも、演奏後のプレスリリースの一つでこの上なく感銘を受け)、メタルの新しいフロンティアであると評価し、演奏を「強烈」だったと評した。スゥメタルはこの夜を「驚くべきもので素晴らしい」とし、ハルフォードを「メタル・ゴッド」と呼び、会うことが夢だったと述べた。

この夜のそれ以外の注目すべき演奏は、BLACK VEIL BRIDESのアンディー・ビアーサックが率いるMY CHEMICAL ROMANCE、GOLDFINGERといったバンドのメンバーからなるスーパー・グループ・スタイルの、みんなの高校時代へのフラッシュバックを含む。

▼元記事
Babymetal and Rob Halford Cover Two Judas Priest Songs


2016年11月13日日曜日

[UPSET] BABYMETALが「Live At Wembley」をリリース

BABYMETALが「Live At Wembley」をリリース

アリ・シャトラー(2016年11月11日)



クリスマスに何が欲しいかを知らせるために、フォックス・ゴッドに手紙を書いていないといいね。なぜならBABYMETALが新しいライブ・アルバムを発表したからだ。

この17曲入りのCD/DVD[原文ママ]は、彼女たちの(同名の新譜をサポートする)Metal Resistanceワールドツアーの最初に、ウェンブリー・アリーナで録画・録音された。おかしなことに、トラックリストはセットリストを以下の通り反映している。

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. いいね!
4. ヤバッ!
5. Akatsuki
6. GJ!
7. Catch me if you can
8. ド・キ・ド・キ☆モーニング
9. META メタ太郎
10. 4の歌
11. Amore
12. メギツネ
13. Karate
14. イジメ、ダメ、ゼッタイ
15. ギミチョコ!!
16. THE ONE (English ver)
17. Road of Resistance

アルバムは12月にリリースされる。

素晴らしいトレイラーを下からチェックし、ギグのレビューを読んで欲しい。

▼元記事
Babymetal to release ‘Live At Wembley'


[Metal Underground] BABYMETALが新しいBlu-ray/DVD、「Live At Wembley」トレイラーをシェア

BABYMETALが新しいBlu-ray/DVD、「Live At Wembley」トレイラーをシェア

ルーガルキエン(2016年11月11日)

BABYMETALが、バンドの新しいライブBlu-Ray/DVD、「Live At Wembley」をシェアした。12月28日に発売となる。これのオーディオ・バージョンはこれよりも早く、12月9日にearMUSIS/Edelから発売となる。この13曲入りのリリースは、英国ロンドンのSSEアリーナで2016年4月2日に行われた公演を記録したものだ。

トレイラーをチェックして欲しい。

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

▼元記事
Babymetal Shares New Blu-ray/DVD "Live At Wembley" Trailer


[mxdwn] BABYMETALが2016年12月に新譜、「Live At Wembley」をリリースと発表

BABYMETALが2016年12月に新譜、「Live At Wembley」をリリースと発表

クリス・ベイカー(2016年11月11日)



英国にある収容人数90,000人のウェンブリー・スタジアム[原文ママ]。これがポップ・メタル・グループ、BABYMETALの歴史的な公演の舞台だった。BABYMETALのファンは、バンドが英国で演奏するのを見る機会を得た。これは単なる通常の公演ではなかった。これはこの会場で単独公演を行うはじめての日本のアーティストとなる公演だった。この公演の成功は単に歴史的だったばかりでなく、会場のマーチャンダイズの販売記録も破った。

ラウドワイヤーによれば、多くのアーティスト同様に、BABYMETALは「Live At Wembley」アルバムをリリースして、これを記録する計画だ。ファンはそれほど待つ必要がない。アルバムは、12月9日にリリースされるので、早いクリスマス・プレゼントになる。このCDは、BABYMETALの英国でのデビュー公演を記録する。

BABYMETALの古来からのファンは、彼女たちがライブ・アルバムをリリースするのはこれがはじめてではないと知っている。BABYMETALは「Live At Budokan」をリリースしているが、これはセカンド・アルバム、「Metal Resistance」からの曲をフィーチャーしたはじめてのコンサートのリリースとなる。

「Live At Wembley」トラックリスト:

1. BABYMETAL DEATH
2. あわだまフィーバー
3. ヤバッ!
4. GJ!
5. ド・キ・ド・キ☆モーニング
6. META メタ太郎
7. Amore
8. メギツネ
9. KARATE
10. イジメ、ダメ、ゼッタイ
11. ギミチョコ!!
12. THE ONE (English Version)
13. Road of Resistance

▼元記事
Babymetal Announces New Album Live At Wembley for December 2016 Release


[Freakin' Geek] BABYMETALの新譜、「Live At Wembley」

BABYMETALの新譜、「Live At Wembley」

[フランス語からの重訳です]

(2016年11月11日)



BABYMETALのトリオが、2016年にウェンブリー・アリーナで行った大きなコンサートのCDを12月にリリースする。

[「Live At Wembley」トレイラーへのリンク]

最初に海外でBABYMETALの才能を認めたのは英国の大衆だった。この踊るJポップとKILLSWITCH ENGAGEのスラッシュやDRAGONFORCEのプログレ・メタルを組み合わせたグループは英国のメタル・ファンをすぐに征服して、同国のスターとなった。BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」は実際、英国の公式チャートで15位にランクインしている。これまでで日本のグループとしては最高位に当たる。

BABYMETALは、2016年4月2日にSSEアリーナ、ウェンブリーで、そのワールドツアーの一環としてコンサートを行ったが、これはこの伝説のアリーナとしてははじめてであり、12,000人のファンが集まった。マーチャンダイズの販売はこれまでで最高を記録した。

12月には、RED HOT CHILI PEPPERSのツアーの前半で英国に戻り、8日間コンサートを行う。このウェンブリー・アリーナのコンサートは2016年12月9日に、Blu-Ray、DVD、それにデジタルは2016年12月30日にリリースされる。このCDには2枚のアルバムから13曲が77分収録される。これは2015年11月にリリースされた「Live In London」に続き、英語圏でリリースされるBABYMETALの2枚目のライブDVDおよびBlu-Rayとなる。

BABYMETAL DEATH
あわだまフィーバー
ヤバッ!
GJ!
ド・キ・ド・キ☆モーニング
META メタ太郎
Amore
メギツネ
KARATE
イジメ、ダメ、ゼッタイ
ギミチョコ!!
THE ONE – English ver. –
Road of Resistance

▼元記事
BABYMETAL, nouvel album LIVE AT WEMBLEY


2016年11月12日土曜日

[Lumeen] BABYMETAL—新しいライブ・アルバムをリリース(ニュース)

BABYMETAL—新しいライブ・アルバムをリリース(ニュース)

[イタリア語からの重訳です]

ルメーン・マスター(2016年11月11日)



以下のステートメントがニュースルームに届いた:

BABYMETALのライブ・アルバム!
まもなくRED HOT CHILI PEPPERSとツアー!

日本のダンス・メタル・バンド、BABYMETALが、ライブ・アルバムのリリースを公表した! この「Live At Wembley」と名付けられたアルバムは13曲を収録し、2016年12月9日にearMUSICからリリースされる。この新しいBABYMETALのライブ版は、4月2日にSSEアリーナ、ウェンブリーで行われた初の英国でのアリーナ・ショーで録音された。このコンサートで、バンドは2つの記録を破った。すなわちアリーナの歴史上、はじめて単独公演を行った日本のバンドとなり、またこの会場で、一晩で最もマーチャンダイズを売ったバンドとなった。

デジタル版は12月30日に入手可能となる。

さらに、バンドは間もなく伝説のRED HOT CHILI PEPPERSと12月に英国ツアーを行う。日程は以下の通りだ。

12月5日(月) ロンドン、The O2
12月6日(火) ロンドン、The O2
12月8日(木) グラスゴー、The SSE Hydro
12月10日(土) バーミンガム、Genting Arena
12月11日(日)バーミンガム、Genting Arena
12月14日(水)マンチェスター、Arena
12月15日(木)マンチェスター、Arena
12月18日(日) ロンドン、The O2

トラックリストは以下の通り:

BABYMETAL DEATH
あわだまフィーバー
ヤバッ!
GJ!
ド・キ・ド・キ☆モーニング
META メタ太郎
Amore
メギツネ
KARATE
イジメ、ダメ、ゼッタイ
ギミチョコ!!
THE ONE – English ver. –
Road of Resistance

▼元記事
BABYMETAL – In arrivo un nuovo live album! (NEWS)