2017年2月14日火曜日

[Metal Storm] メタル・ストーム・アワーズ2014(過去記事)

メタル・ストーム・アワーズ2014(過去記事)

メタル・ストーム編集部(2014年)




昨年、俺たちは第10回メタル・ストーム・アワーズを祝い、今年早くには、スペシャル・コンテスト付きの10周年があった。そしてようやく、2014年のアワーズが終わりを迎えようとしている。この間、無数のバンドやユーザーが来ては去ったが、アワーズの精神は変わらない。俺たちがよく言うように、誰が勝つか負けるかではなく、新しいバンドを見つけるためのものだからだ。今年のアワーズは、前回よりも投票者数は少なかったが、2014年はそれでも友好的な競争となった。

従来の大物の絶対的な支配がひっくり返ったという意味で良い年だった。 BEHEMOTH、ARCH ENEMY、そしてOPETHはノミネートさらなかったばかりでなく、投票数も相当少なかった。またメタル・ストーム・アワーズ史上はじめて、AMON AMARTH、DARK TRANQUILITY、あるいはBE'LAKORからのリリースがなかった年ともなったので、メロデスのカテゴリーで新鮮で、健全で、ふさわしい競争が開かれたことになる。言い換えれば、大差でINSOMNIUMが大勝利を収めた。

もちろん、アワーズのどのカテゴリーも確実ということはない。たとえば、AGALLOCHは第2位よりも6倍(!)の票でメロブラック・カテゴリーで勝利した。多くのおなじみの面々も見ることになるだろう。またかわいそうな、誤った方に導かれた連中もいつも通り山のようにいた。ARCH ENEMYを6つのカテゴリーにノミネートした連中から、METALLICA自身の曲をベスト・カバーに投票した紳士まで。

最大の幻滅の議論は、いつも通りたくさん票が集まった。「最大の幻滅」は、少なくとも妥当な品質に対する期待を意味するという者もいるが、IN FLAMESはいずれにせよ3度目の「勝利」を収めた(新記録だ!)。誰か(マルセルだったと思う)がベスト・デビューで、「そんなのはいない—すべてのバンドがダメで、1989年以来ずっとダメだ」と書いた。驚くべき偶然から、4つの例外を除いて、今年の勝者のほぼすべてが1989年以降に結成されている。最大の驚きは、驚くべきことに、本物の驚きに与えられた(そのこと自体が来年のアワーズの最大の驚きにふさわしいかも知れない)。BEHEMOTHのまったく予想通りの新譜が2位になったが、第一は最終的に、まったく訳の分からないBABYMETALに与えられた。BABYMETALは何よりも予想外だった(わかるだろう、驚きのようなものだ)。

そしてWINTERSUNが、お約束の通り何かしらやばいものにノミネートされないわけにはいかない。今年は最大のドラマ賞だったが、4年連続のノミネートと最大の幻滅(2013年は予想通り)のあとで、ジャリをじりじりと追い上げることは、真の飾らない伝統と言える。

じゃあ続けよう。このような文章を読むより、結果に夢中だったろうから、もう君の関心を引き寄せようとはしない—ただ、楽しんでもらえたこと、そして何より、山のような素晴らしい新しいバンドを見つけたことを期待している。

(中略)

最大の驚き

1.     Babymetal - Babymetal     26票
2.     Behemoth - The Satanist     20票
3.     Arch Enemy - War Eternal     18票
4.     Evergrey - Hymns For The Broken     13票
      At The Gates - At War With Reality     13票
6.     Casualties Of Cool - Casualties Of Cool     12票
7.     DragonForce - Maximum Overload     11票
8.     Job For A Cowboy - Sun Eater     10票

攻略

▼元記事
Metal Storm Awards 2014


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