2017年4月29日土曜日

[Tampa Bay Times] RED HOT CHILI PEPPERSはタンパ・アマリー・アリーナで年齢を感じさせないショーを通じて跳ね回り、圧倒した

RED HOT CHILI PEPPERSはタンパ・アマリー・アリーナで年齢を感じさせないショーを通じて跳ね回り、圧倒した

ジェイ・クリドリン(2017年4月27日)




(前略)

本当に奇妙さを持ち込んだのは、組立ラインのガール・グループを白衣のスラッシュ・メタルの悪鬼と組み合わせた日本のポップ・メタルの風雲児である前座、BABYMETALだった。メタルのミュージシャンシップ、そして儀式的な振り付けの規律の面で、技術的にものすごく心を奪い、昔々の汗まみれのロラパルーザ・フェスで、レッチリと同じステージに上がったような、まさにファンタスティックなフリーク・ショーだった。アンセム的な"Karate"で、連中がアリーナを光で満たし、歌わせたんだから。

(後略)

▼元記事
Review: Red Hot Chili Peppers bounce, thrash through age-defying show at Tampa's Amalie Arena




3 件のコメント:

  1. いつも翻訳を楽しく見させていたいています。
    最後の一文を読んでなんか変だなと思ったので原文を読んでみるとThe heck if...とあるので直訳すれば「もし~ならばクソだ」なので、「もしアンセミックなKARATEでアリーナを光で満たし、歌わせなかったらクソだ」となり、日本語的には「アンセミックなKARATEでアリーナを光で満たし、C&Rしたのが凄かった」と成りませんか?

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  2. 『観客たちを本当に熱狂させたのは、前座であるBabymetalのほうだった。女性アイドルグループと白いローブを纏ったスラッシュメタルのバカテクミュージシャン達の組み合わせによる日本のポップメタルの超人気グループだ。その技巧性、つまりメタルならではの演奏力と統制の行き届いた儀式的振り付けの双方で、観客の目を釘付けにする。ある種幻想的なフリークショー(見世物小屋)とでもいうべきもので、ちょうど昔、まだ相当に汗臭かったロラパルーザ(オルタナティブ、パンク系の米国ロックフェス)に出演していたレッチリとの共演を思わせるものだった。もし彼らのアンセム的楽曲「KARATE」で、アリーナの観客がスマホのライトアップやシンガロングをしなければ全てが台無しだっただろう。』

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    1. 有難うございます。"The heck if they didn't"の部分が上手く消化できなかったのでスッキリしました。What the hell if+past tense ~だったのですね。hellを回避したポリコレ代替表現でしょうか。
      さて、an assembly-line girl group の表現ですが面白い記事を見つけましたので長いですが貼り付けます。
      ”In effect, Lee combined his ambitions as a music impresario with his training as an engineer to create the blueprint for what became the K-pop idol assembly line. His stars would be made, not born, according to a sophisticated system of artistic development that would make the star factory that Berry Gordy created at Motown look like a mom-and-pop operation. Lee called his system “cultural technology.” In a 2011 address at Stanford Business School, he explained, “I coined this term about fourteen years ago, when S.M. decided to launch its artists and cultural content throughout Asia. The age of information technology had dominated most of the nineties, and I predicted that the age of cultural technology would come next.” ”
      元記事はThe New Yorkerです。
      http://www.newyorker.com/magazine/2012/10/08/factory-girls-2

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